道の果て・・
お互い初めてだったから
初めての日は大変だった。

その日は、夏生の両親が
祖父母の家に泊まるとわかっていたので
私は泊まりに行くことにした。
母親に嘘をついた。
友達の家でみんなで遊ぶからと
母には言った。

バレないか緊張したが
うまくごまかせたと思っていた。
でも、それは違った。
母はもぅなにも考えれないように
なっていたのだ。
私は気付かなかった。

初体験に緊張はあったが
夏生にささげれるならば、それだけで
私はうれしかった。

ドキドキしながら2人は
ぎこちない時間を過ごした。

それはいつもは慣れていた手が
触れるだけでも、ドキドキしてしまう
それほど、2人は高ぶっていた。
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