道の果て・・
たった1日の過ちで私の
人生はまた、変わってしまった。

愚かな私は、夏生に言い出せずに
ただ日にちが過ぎていった。

病院へは、確認しに行った。
間違いなく妊娠していた。

それから夏生に気付かれないように
2週間は過ごした。
なにも言わずに堕ろすべきか
1人で悩んでいた。

でも隠し通すにも限界があり
ましてや堕ろすならば
タイムリミットが近づいていた。

私は夏生に言うことを決意した。
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