道の果て・・
どこかで彼に偶然、
出会えるんじゃないかと
そんな期待をしながらまだ、
私は生きている。

ある日に店にお客として
来た方は、私にこの仕事を
やめさせてあげようかと
申し出てくださった。

でも、私はその人に囲われるわけには
いかなかった。
疲れきってた私には
とても魅力のある話だったか
心の中の夏生が私を止めた。

そして私は22歳になっていた。
それは夏生が大学卒業する年だった。

彼は教師になれたのだろうか?
なっていなければ
私が困ると考えていた。
もぅ私には奈津と彼の夢としか
希望がなかった。

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