道の果て・・
その方は、会社社長と言っても
おじぃさんとかではなく
32歳のとても紳士な方だった。
同伴やアフターにも誘ってもらったが
1度だって体を求められたり、
お席に着いているときも、
手を握られたりすることすらなかった。
ただ、話をして帰って行く、
たまには、ご飯にも誘ってもらったが
いつでもおいしいものを
食べさせてもらって、奈津に
お土産まで買っていただいたり、
本当にいい人だった。
きっと夏生との出会いがなければ
彼を好きになっていただろう。
そして結婚もこれほど
良い条件はなく、迷わず
お受けしていたことだろう。
でも、私にはやはりできなかった。
夏生とも思い出は色あせることなく
私のなかで、キラキラと
輝いていた。
夏生はいつまでも私の心を
独り占めしていた。
おじぃさんとかではなく
32歳のとても紳士な方だった。
同伴やアフターにも誘ってもらったが
1度だって体を求められたり、
お席に着いているときも、
手を握られたりすることすらなかった。
ただ、話をして帰って行く、
たまには、ご飯にも誘ってもらったが
いつでもおいしいものを
食べさせてもらって、奈津に
お土産まで買っていただいたり、
本当にいい人だった。
きっと夏生との出会いがなければ
彼を好きになっていただろう。
そして結婚もこれほど
良い条件はなく、迷わず
お受けしていたことだろう。
でも、私にはやはりできなかった。
夏生とも思い出は色あせることなく
私のなかで、キラキラと
輝いていた。
夏生はいつまでも私の心を
独り占めしていた。