久遠の絆
「いいじゃないか、このままくっついちまえば」
シェイルナータは無責任にもまだそんなことを言っているが、カイルの方はもはや聞く耳を持たず、帰り支度を始めている。
それを見てなんとなく笑いが込み上げてきた蘭。
(カイルって、そういう人なんだよね~)
だから、どれだけ利用されているのを知っていても、捨て駒だと知っていても、彼を嫌いにはなれない自分がいる。
この先何が起ころうと、きっと自分はカイルのために頑張るんだろうな。
蘭はそう思い、美貌の青年の背中を見つめるのだった。
シェイルナータは無責任にもまだそんなことを言っているが、カイルの方はもはや聞く耳を持たず、帰り支度を始めている。
それを見てなんとなく笑いが込み上げてきた蘭。
(カイルって、そういう人なんだよね~)
だから、どれだけ利用されているのを知っていても、捨て駒だと知っていても、彼を嫌いにはなれない自分がいる。
この先何が起ころうと、きっと自分はカイルのために頑張るんだろうな。
蘭はそう思い、美貌の青年の背中を見つめるのだった。