久遠の絆
カイゼライトの艦が粒子砲搭載艦に接近する。


そこに砲弾が向かって来た。


カイゼライトの艦をかすめる。


「急げ」


祈るように呟いた。







カイゼライトの艦が粒子砲搭載艦の上に来た。


その通り過ぎる一瞬に、ばらばらと雨のように何かが搭載艦に降った。


それは人だった。





彼らがカイゼライトに指示されたのは、高密度粒子砲の奪取。





それを完璧に遂行するだけの技術を持った、海賊達だった。















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