イケメン王子に惚れられました。
「なぁみんなでカラオケいこーぜ??」
「あ、いいねぇ!
私、歌いたい気分だよ〜!」
「おぉ!しえるちゃん乗り気ぃ〜!
だいきは?いくだろ?」
「はぁ…。おまえは俺が行かないって言っても連れてくだろ?笑」
「いや、しえるちゃんと二人っきりだからだいきはこなくていいよ♡」
「え、らいとくんと二人っきりなの?じゃあ行かなーい。」
「えぇっ!?しえるちゃぁーん!!」
なんて3人は楽しそうに話している。
その輪の中に私もいるんだ………。
ごめんなさい。
「じゃありぃちゃんとだいきの初仕事の終了を祝っ「ごめんなさいっ!!!!」
「えっ、?」
さっきまで黙っていた私が急に叫んだことにびっくりしている3人。
「ごめんなさい。
私………今日行けなくなっちゃった…!
だからみんなで楽しんできて……?」
ね?っとそう言うと私は返事も聞かずに教室を飛び出した。
あ、忘れてた。
「あ、あとできればりーこちゃんの方が嬉しかな笑」
なんて無理に笑ってから言うと私は回れ右をして走って走って走った。