イケメン王子に惚れられました。



え、ちょ、、、


「ねぇ!ねぇってば!!
ねぇだいきくん!?おーい!」



私の手を引きながら前をスタスタと歩いているだいきくんに私がそう声をかけるもむなしく、私の声への返答はなかった、、、、




……ってかっこよく言い表してみたけどさぁ、、、
それただの無視だからね!?


ねぇ、わかってる!?




私はイライラしながらも声をかけ続ける。


……ってゆーか手!そろそろ離してくれてもいいんじゃないっ??




「ねぇだい」ドンッ



「…っったぁぁ……」



くそぅ…急に止まりやがってぇ……


いや、確かに止まって欲しいって言ったのは私だけどさっ!そうだけどさ!!



「急に止まんないでよ!!」


「どこいこっかー?あ、カフェがいいかな?
おまえ、行きたいって言ってただろー?」



え、カフェ!?
え、え、あの駅前のっ!?


行きたいっっ!!!
あのオシャレなカフェ………





………ってちがぁぁーう!!!






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