君の世界から恋が消えた日
そう言うとトーマはふっと微笑んだ

「お前はそう言うと思ったよ
だから協力しようと思ったんだ

あいつはあの記憶から
お前を隠す事で守ろうとしてるみたいだけど俺は向き合うべきだと思う

だから放課後お前に会うとき覚悟した
お前が記憶を取り戻させる覚悟を

だからお前もしろ
お前が忘れ去った記憶は決して幸せなもんなんかじゃない」
< 278 / 723 >

この作品をシェア

pagetop