君の世界から恋が消えた日
「まって!!」

私はなんとか彼女を呼び止めようと
無我夢中でもがいた
糸は頑丈でもがけばもがくほど
肉体に食い込んでいく
その激痛に耐えながら
私は訳もない使命感にかられていた
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