君の世界から恋が消えた日
シーちゃんの言葉に呆気にとられた

「すごいねーシーちゃん」

私は素直に口に出た

「なにがよ?」

「シーちゃんが口に出すと何もかもハッピーになりそうな気がする!」

私の記憶は決して幸せになる事は無いと
言われたけど

シーちゃんはそんな事を
関係なしに解釈する様子に

少し救われた気がした
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