君の世界から恋が消えた日
あって数日なのに
私達は不思議なくらい馴染んだ

幼馴染だったのは本当のようだ


「じゃあ 行ってみたほうが早いのかー
トーマ..一つ教えて欲しいことがあるの」

「何?」

「思い出の写真..とかあったら見せて欲しい

私の家族、私の通ってた
中学とか小学校とか教えてくれないし
卒業アルバムすらも
見してくれないんだもん」

そういうとトーマは呆れた顔で
根回しバッチリってことね..と訳のわからないことを呟いていた
< 325 / 723 >

この作品をシェア

pagetop