君の世界から恋が消えた日
「守る..?」

水樹君は私に問い返す


守る...どうしてそう思ったんだろう
自分の思考に困惑する

それでもこれだけは分かる
水樹君と出会った僅かな時間の中でも

「水樹君はいつも知的で正義感で動いてる
私はそれに何度も助けられたよ
シーちゃんだって、

今だってそう。
水樹君は何かを守ろうとしてる

何度も思案して何かを演じようとしてる」

そう思えてならないのは..どうしてだろう
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