君の世界から恋が消えた日
「ここっ!
凄いねこれ
高校生くらいの問題じゃないの?」

無邪気に笑いながらその子が
指差していたのは二次関数の計算式だった

ムッとした
当時小学生三年生だった俺は
自分より頭のいい人なんていないと
思ってたから
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