君の世界から恋が消えた日
「そんなこと..初めて言われた..」

嬉しいな、名を褒められる事は珍しく
素直に喜びを感じたが
やはりずきりと良心が痛んだ

「優しくなんてないよ..今のは偶々じゃなくて
実はシーちゃんの事知り合いだと思って
後をつけてたんだ..
不快な事をしてごめんなさい..」

そういうとシリルは目を瞠った
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