とりあえず恋人になりますか。
「あ、悠。探しましたよ。
意外と近くにいましたね。」
「雪!!」
考えてている間に雪が俺のことを
探し出してくれたみたいだ。
さすが雪!
「チッ。」
泉麗華は残念そうだけど
あの条件を飲まずに済んだ。
「あーなるほど。
泉麗華さんがいたから写真を送れと
言ったんですね。」
「え?雪なんでわかるの?」
「泉さんのお父様はこの七夕祭りの
主催者の方です。写真さえあれば
私がどこにいるのか分かるんですよね。」
「ムダに鋭くてウザイわ。」
「本性それなんですね。」