とりあえず恋人になりますか。

「雪っ、」

もうこの際、気まずいとかそーゆーの

関係ない。

好きな女が困ってたらさすがに

放っておけない。

「春。
もうやめろ。」

「冬馬…」

橘くんと知り合いなのか?

「ケホケホ…」

「雪?大丈夫?」

少し咳き込みながら座り込んだ雪。

「悠…
大丈夫ですよ。」

笑ってる…

「無理しないでね」

「わかってます。」

さっきの客と橘くんは教室を出て行った

雪に聞きたいことが山ほどある
< 130 / 174 >

この作品をシェア

pagetop