とりあえず恋人になりますか。
その年のクリスマス。

春と冬馬はデートをする約束をしていた

雪は冬馬の妹と遊びに行く予定だった。

そのため、雪は冬馬の家に来ていた。

「冬馬ー楓(冬馬の妹)は?」

「まだ帰ってきてないわー
1階で待ってて」

「はいはーい」

ガチャ

「あ、楓…
じゃなくて…春。」

「なんであんたがここにいんのよ。」

「冬馬の妹さんと約束してて」

「そんな言い訳聞きたくないわ!
どうせ悔しいんでしょ。
ずっと一緒だったのに冬馬のこと取られて」

「別にそんなこと…」

「信用出来ない!!」

春は雪に馬乗りになって

怒っている。

「おい!なにしてんだよ!」

「冬馬。」

ここで、冬馬はとっさに

雪をかばってしまった。

「やっぱり。雪。
信用出来る訳ないじゃん!」

飛び出して行ってしまった春。
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