とりあえず恋人になりますか。
ぎゅー。
「どうかしましたか?悠。」
「心配かけさせないで。」
無意識で雪を抱き締めていた
「心配させたならすみません。」
「するに決まってるでしょ」
「ありがとうございます。」
ひかるがニヤニヤしながら近づいてきた。
「いやー相田さん聞いてよ。」
「ひかる。余計な事言わなくていいからね。」
「ご飯、ほとんど食べてなかったもんね」
「ひかる!」
余計な事言わなくていいっての!
「まずかったんですか?
好き嫌いはしちゃダメですからね。」
と涼しい顔で言った雪に感謝感謝。