ON AIR〈オン エアー〉


「ちょっと………普通…真っ先にでてくる難関でしょ!!
よくあんたそれスルーしてこの学校受けたわよねー!!」

「だって…制服とイケメンな笑顔とあのとろけるような…甘い生ボイス……。」


うっとり…と思い出すのは彼と交わしたあの笑顔と素敵な甘い声に…まずぶちぬかれたっていっても過言じゃない。

だから…彼が何年生とかまったく考えもしなかった。

ただ…ま新しい制服きてたからおそらくは出会った当時は…1年生だったみたいにもみえた。

すると…いまの話をまとめるとよーするにあのころは中2だったとしたら…彼は高校一年生…だから……つまり今年私が入学してるから…今年3年生の形跡は強い。
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