100回の好きの行方
*******
昨夜から何も食べずにいた麻嘉と篤人は、ラブマルシェ内の食べ放題ランチバイキングで夕食兼朝・昼食をしていた。
朝から腰が立たなくなるくらい攻められた麻嘉は、体をぷるぷるするのを必死に隠しながら、篤人がお皿に取ってくれたものを食べていた。
「中々進まないなぁ?お腹すいてないとか?」
「お腹はすいてるんだけど……。」
筋肉痛のような痛みが下半身を霞めるため、椅子に座っているのがやっとなことに、気がついてる筈の篤人を、麻嘉は涙目で睨んだ。
「………ちょっと、やり過ぎた……かなぁ?」
「……もう少し、手加減……してよね。」
麻嘉はそう言いながら、モゾモゾと食べ続けた。悪い、悪いと言いながら向かいの席に座る篤人の顔は、デレッとした締まりのない顔だった。
「ご飯食べたら、服見る?着物とスーツじゃデートっぽくないし。」
二人は昨日の格好のままなため、はたから見たらすごく違和感がある格好だった。だが、それよりも、篤人が話した"デート"という単語が、嬉しかった。
「………うん、服見る。」
篤人に負けないくらい、デレッとした顔をしている麻嘉に、篤人も嬉しくなった。
昨夜から何も食べずにいた麻嘉と篤人は、ラブマルシェ内の食べ放題ランチバイキングで夕食兼朝・昼食をしていた。
朝から腰が立たなくなるくらい攻められた麻嘉は、体をぷるぷるするのを必死に隠しながら、篤人がお皿に取ってくれたものを食べていた。
「中々進まないなぁ?お腹すいてないとか?」
「お腹はすいてるんだけど……。」
筋肉痛のような痛みが下半身を霞めるため、椅子に座っているのがやっとなことに、気がついてる筈の篤人を、麻嘉は涙目で睨んだ。
「………ちょっと、やり過ぎた……かなぁ?」
「……もう少し、手加減……してよね。」
麻嘉はそう言いながら、モゾモゾと食べ続けた。悪い、悪いと言いながら向かいの席に座る篤人の顔は、デレッとした締まりのない顔だった。
「ご飯食べたら、服見る?着物とスーツじゃデートっぽくないし。」
二人は昨日の格好のままなため、はたから見たらすごく違和感がある格好だった。だが、それよりも、篤人が話した"デート"という単語が、嬉しかった。
「………うん、服見る。」
篤人に負けないくらい、デレッとした顔をしている麻嘉に、篤人も嬉しくなった。