100回の好きの行方
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「これは、どうゆうこと?」
あかねの瞳は確かに"任せておいて!"と、麻嘉を安堵してくれたため、安心して創立記念パーティーに着ていくものをお願いしていたのだ。
しかし、パーティー当日の今日、初めてドレスを確認すると、目の前には、麻嘉が今までに着たことない、着たいとも思ったことない、ドレスが準備されていた。
1つは、ワインレッドとシャンパンゴールドの総レースのストラップレスの、膝丈ミニマーメイドドレス。
もう1つは、チョコレート色に所々にビューをあしらい、肩紐はあるが胸元も背中もあいた、スリットがザックリ入ったイブニングドレス。
麻嘉は、ドレスを手にしたあかねと千華に早く選べと迫られていた。
「どっちも無理~!」
「任せたあんたが悪いのよ?」
「私はあかねさんにお願いしたのに~!」
「ごめんね、千華ちゃんとショップで会っちゃって。」
飄々と言う千華と申し訳なさそうなあかねを見て、がっくりと肩を落とす。
肩紐がないのは、心なしか不安だが、胸も背中も空いてるのは、絶対無理と思い、苦渋の選択を迫られた結果、あかねのワインレッドのドレスを手に取った。
「これは、どうゆうこと?」
あかねの瞳は確かに"任せておいて!"と、麻嘉を安堵してくれたため、安心して創立記念パーティーに着ていくものをお願いしていたのだ。
しかし、パーティー当日の今日、初めてドレスを確認すると、目の前には、麻嘉が今までに着たことない、着たいとも思ったことない、ドレスが準備されていた。
1つは、ワインレッドとシャンパンゴールドの総レースのストラップレスの、膝丈ミニマーメイドドレス。
もう1つは、チョコレート色に所々にビューをあしらい、肩紐はあるが胸元も背中もあいた、スリットがザックリ入ったイブニングドレス。
麻嘉は、ドレスを手にしたあかねと千華に早く選べと迫られていた。
「どっちも無理~!」
「任せたあんたが悪いのよ?」
「私はあかねさんにお願いしたのに~!」
「ごめんね、千華ちゃんとショップで会っちゃって。」
飄々と言う千華と申し訳なさそうなあかねを見て、がっくりと肩を落とす。
肩紐がないのは、心なしか不安だが、胸も背中も空いてるのは、絶対無理と思い、苦渋の選択を迫られた結果、あかねのワインレッドのドレスを手に取った。