新世界樹の迷宮〜この世界で生きていく〜

ソフィール王国の話し合い

着いたのは夜だった。
「4日目の夜か。」
「明日の朝まで待とうぜ。時間あるしな。」
「マリア。お待たせいたしました。」
「かなりごたついていたんじゃない?」
「はい。話合いでごたついてました。特産品と里に入らないようにするにはとか契約とかどうするかとか話したが決まらずマリアに一任するとの子だそうです。」
「我々は交渉術もないですし、いい方向も無い、ドラゴン語とそちらの言葉だと話ができず通訳者が必要になるかと思うがマリアとお仲間さんなら通訳や会話出来ると思うから頼みたいとの事です。」
「俺らは決定権や、権限は無いのは承知で話はどう出るのか?」
「重々承知致します。我々が追い出したのに手のひら返しでお願いするのはおかしい事は分かっております。マリアからしたら里がなくなっても痛くも痒くもないかもしれないでしょうが、マリアに頼んでなんどかしないと里はなくなってしまうとドラゴンの力を抑えるところか、凶暴化し、この全てのダンジョンに沢山のドラゴンが放たれます皆さんがお困りになるのはマリが良く知ってるはずです。」
「知っているが、里がドラゴンを抑える以外にあらがう以外に何している?里の中での幸せを考えているの摂理しか感じなかったのは違うか?」
「うっ・・・。」
「このままでいいと考えた結果こうなったんだろう。新たな世界を考えるのは遅くなったから今の人竜の民と里が数が減らしたんだろ?他者がらみたら『ざまーみろ』や『そうなっても仕方がないよね。』と言われても仕方がないよね?もっと早く考えや動けばこうにならなかったはずだ。」
「ごもっともすぎて返す言葉はありません。」
「変わろうという物作ってきたんじゃないのか?あるなら見せてみな。」
「はい。」
キラユイとュノンはかんざしと櫛とキーホルダーを何種類か渡した。
「この1セットはマリアにお詫びと感謝の物なんです。受け取ってもらえますか?」
「ナナグナリのかんざしとグリンガーナの櫛か。」
「特産品で初めに作っていた物なんです。」
「最高物じゃないか?ドラゴンアイを入れてることはいいか、貴重なものだろ?」
「なかなか取れるものでは無いものです。色んな宝石がとれます。小さいのを少し入れるのは作る物を少なくしてみようと思います。」
「貴重なものだから、売らずに献上の品にまわしなさい。物は他のところから仕入れ、作ればなんとかなるだろう。腕を上げな。」
「はい。」
「朝に戻るが戻ってすぐに話し合いになるから、一緒にいるか?」
「いさせてください。お願いします。」
夜にキラユイとユノンを含めマリアの過去から現在の話しをした。
「私達の過ちからこんな幸せになって帰ってきてくださると思いませんでした。今後とも幸せでいてくださいね。」
「ありがとう。この2人から幸せを貰っているのにいやいや、マリアがいたから、このように過ごせていたし感謝してんだぞ。」
「ドックシシリアが6頭とドラクトダイガードが6頭とグリフトグリフォンとグリフトヒッポグリフ1頭ずつがいるうちのドックシシリアとドラクトダイガードが全部出ていて見張りしているのか?」
「ええ。なんか、見張りと俺達がいるところは縄張りだから、やりたいようにさせて欲しいと言われて、行っちゃったんだよね。」
「そんなにおられるんですか?」
「ドックシシリアが6頭とドラクトダイガードが6頭とグリフトグリフォンとグリフトヒッポグリフ1頭ずつが家族であり友のような関係で寂しい思いをしていた。マリルナとフラヴィオと付き合いも悩み苦しんでいた。今は普通にできているが、苦しんでいたら支えて貰ってたんだ。」
「ユクリアの里でその子達を紹介してくださいよ。マリアのまさか、『魂契約(リクリネット)』したのか?」
「違うわ。魂から生まれた『魂産(ライナット)』よ。魂契約はかなり負担かかるからしないし、したことないよ。それに2種分離(コンリオネ)は難しいがあるがやり方踏まえれば出来ると思うがな。」
「それはマリアしか出来ないからな。」
「始祖の力と関係あるのか?」
「大いにある。人竜の民は禁忌をできないんだ。使うと命と引き換えに発動条件になるんだ。」
「子供で爆発共に亡くなっている子はいないか?」
「いるが、原因が分からないんだ。」
「禁忌の『花爆破』(ミルクレイツ)使ったんじゃないか?」
「花爆破?」
「ああ。子供の近くに焦げた花か1輪の花はなかったか?」
「・・・。あっ。花が咲かない所に焦げた花と1輪の花があった。それと関係はあるのか?」
「花爆破は力加減間違えると大爆発する。使いこなせればこうゆう花火のような火花になる。」
一輪の青い花が出て線香花火のように綺麗な火花が出た。
その後花が残った。
「こんな花じゃなかったか?」
「そうだこんな花だった。かけついたらこの花のようにキラキラしていた。」
「これが禁忌の花爆破なんだ。」
「なんで禁忌なんですか?」
「兵器なんだ。街で綺麗な花見せて爆発させて沢山の命を奪うんだ。失敗すれば自分に降り掛かって死んでしまうんだ。始祖はそれを嫌がって封印の意味を込めて禁忌にして、封じたんだ。花火と花作りは禁忌してないんだ。花爆破を禁止するよう強く行ってくれないか?やるのは簡単だけど、力加減が難しいんだ。」
「分かりました。私達2人に覚えて実演を見せながら、お話しをしたいのですが、可能でしょうか?」
「実力見たいから、手に花を咲かせるるのと、小さい花火は可能が見せて欲しい。」
「それをですか?なんでですか?」
「それは花火が手を加えれば大爆発・・・。凶器になるからね。それがどれくらい知る目安になるし、それに、あまり教えたくないんだ。2人とも怪我して欲しくないんだよね。」
「優しいんですね。やってみたいです。」
「手に花を咲かせるのと小さい花火を咲かせて見せてから話が進まないよ。」
キラユイとユノンはやってみたがキラユイは花火しかできず、ユノンは花を咲かせることしか出来ずマリアはしばらく考えた。
「両方で来てこその大技であり禁忌なんだよね。」
「難しいのですね。両方はさらに難しいのですね。」
「理解してもらえてよかったが、ユノン、その花をキラユイに渡せ。」
「どうしてですか?」
「その花を花火の力をわずかずつ入れて花爆破と唱えて見ろ。」
「わ、わかった。」
ユノンはキラユイに花を渡し、少し力を入れて花爆破を唱えたら大爆発置きかけた瞬間マリアが拳しながらバキバキとなると同時に花が凍った。
「危な・・・かった。マリアが凍らせてくれたのか?」
「よく見極めて言わないと、こうなるぞ。クリスタルにしたからよく見て見なさい。」
花爆破を見たら、爆発しかけのところで止まっていた。
「それが力加減間違えかけた花爆破の爆発するところだ。身をもって体感したと思うがそれ見せて話すといいよ。」
「貴重な体験させてくれてありがとう。こんなに怖いものだと思わなかったよ。」
「始祖が幸せ願うのもあるし、子供が健康で元気にいて欲しいと願う物だから、きちんと大人と子供にもきちんと大変だぞ。」
「分かりました。マリアがこんなに分かりやすくやってくれたことに感謝しているんです。ありがとうございます。」
「お礼をされる事してないよ。危険性は身体で覚える行かないんだよね。」
「マリアはこうゆう危険行為を含めた事を教えながらやるのは嫌だがやっていたよな。」
「そうだな。嫌なわりには授業で教鞭をとってたんだぞ。マリアは分かりやすさとやりやすさ良いと言われていたのと戦いに向けての戦い方は鬼のように怖かったわ。」
「怪我しないように教えないといないだろうが。しごいてあげてあげようか?」
「辞めときます。鬼のように危ないと言います。ごめんなさい。反省してる。怒らないでください。」
「マリア。そこまでにしとき。」
「マリルナ。」
「フラヴィオのゾンビ見たくないし、した後の処理はめんどくさいから。」
「それな。フラヴィオ、戦いで気緩んだらしごくからな。」
「気を緩まないししないからな。」
「どうだがなあ。」
「皆さんは仲がいいのですね。長いのですか?」
「マリルナとフラヴィオは11年位の付き合いだから幼なじみでよく知っているわけなんだよ。」
「いろいろとあったが今は仲良くなったし何でもできるようになったがな。ん。ありがとうな。マリアの料理を食べな。味は薄いと思うがな。」
キラユイとュノンはマリアから料理を受け取ると驚いていた。
「ヒャルイドルじゃないか。この料理は勝負前に食べる品なんだよ。」
「正式には前夜に食べ当日に戦うだめの勝負飯なんだ。明日の朝くらいには戻るだろう。今日スタミナ着け、明日の朝に戦いに備えなさい。」
「ありがとう。頂きます。・・・。薄味だけど、なんだか心が暖かい。マリアはなんか手を加えたの?」
「ユクリアの里の料理の味はめちゃくちゃだから、修正かけたんだよ。ここまで味を整えるのに苦労したことやら。」
「マリアはルクラレの図書館に来てし数日で味慣れして料理の味つけ数日でマスターしたのに?」
「めちゃくちゃになりかけてたじゃん。周りが根気よく見てもらいながら、料理を教えてくれてたから、できるようになったから皆さんに感謝してるんですよ。」
「そうだったな。苦労したもんだな。苦労した分俺たち3人の胃袋は掴まれたけどな。」
「マリア、お料理も教えてくれますか?」
「構わないよ。料理経験は?」
「無いです。シェフが作ってくれてたんです。私は、お菓子作りで少しし作れないです。」
「作れるようになったら、どうしたい?」
「え、えーと・・・。未来の旦那様に作ってあげたいです。笑顔で美味しいと言ってもらいたいです。後、家族にも私が作ったご飯を食べてもらいはいの。美味しいと言ってもらいたいのですか、私は出来ますか?」
カナリアに頬を顔を赤らめながら話をした。
マリアは何かに気づいてニタニタと笑顔でいた。
「マリア、悪い顔になっているよ。変な事を教えるなよ。」
「えー。ダメなの?」
「俺とフラヴィオはマリアの言葉は善悪は分かるがカナリアは善悪はまだわからないから、しばらく辞めときなさい。」
「分かったよ。ちぇー。」
「マリアはマリルナさんとフラヴィオさんの言う事聞くなんで。」
「幼なじみだと全て分かるし、話せば分かるのもんだと思うがな。マリアはあれはあれで変わり者だけど、話す事に筋が通るし知識や危険範囲が広いから頼れる。そういえば、フラヴィオはなぜ、マリアと結婚したんだ?」
「そ、それを聞くか?」
「おう。聞くわ。知りたいし。」
「初めて会った時にかっこいいとと思ったからだよ。共に過ごしていくうちに恋愛として好きになって結婚までアピールして行ったんだよ。悪いか。」
「フラヴィオの押しに負けた俺。情けない俺。」
「変な事言うな。俺がマリアに強引に結婚求めたいで惨めだろうが。」
「マリアが最終的に折れたのが確かだしな。」
「結局、結婚して数年経つけど、ルクラレの図書館は理想の夫婦とかいうんだよね。」
「マリアはフラヴィオ様のこと愛しておられるんですか?」
マリアはそっぽ向いた。耳まで赤らめていた。
マリルナはカナリアに耳打ちした。
「あれはあれでぞっこんなんだけどね。正直になれないのは仕方がないだよね。俺とフラヴィオと会う前に何があったのか分からないんだ。」
「そういえば、マリア。クヴィール様がマリアに渡して欲しい事だから、手紙を渡しますね。」
「兄さんから?・・・。ああ。ありがとう。生きていてくれてうれしいな。」
「クヴィール様はマリアが里が居なくなってから寂しく長になりマリアを探したいと長に上り詰めたんだ。いつかはマリアを迎えに行きたかったみたいだけど、マリアは結婚しているうえに冒険者として活躍していると伝えつつ血板見せたら、しばらく泣きながら酒を煽りながら、俺の愛しい妹が〜と連語していてめんどくさかったですけど。」
「愛されてる意味で嬉しかったんだけど、妹愛が重かったんだよね。」
「ハハハ。長になっても妹思いは変わらずか。」
「相変わらずだなと思うわ。俺はルクラレの図書館に連れられるときに兄さんはモンスターにやられて死んだと思っていたからから寂しい思いしてたのよね。」
「そうか。傷跡になったが妹が生きているとわかってから、やたら張り切ってるんだよね。たまに手紙書いてやれよ。届けてやるから。」
「ありがとう。助かる。にやけていて仕事支障が出ていたら殴っていいですよ。」
「手厳しね。クヴィール様にも伝えとくな。」
「今夜は誰が当番だっけ?」
「マリア。マリアにお願いできるか?」
「分かりました。カナリア、ちょっといいか?」
「は、はい。何でしょうか?」
マリアはカナリアのおでこに着け、呪文言った後に指は離した。
マリアはカナリアにドラゴン語で話しかけたらビックリしてた。
「話が分かります。話せてますか?」
「話せているよ。ドラゴン語と通常の言葉を使い分けようね。」
「マリア。なにしたんだい?」
「ドラゴン語を話せるように術をかけただけだよ。禁忌じゃないが、通訳するの疲れただけだから。」
「やるなら『マリンズ』の正式なメンバーにしときなよ。」
「ああ。分かった。マリルナとフラヴィオが認めたやつ以外しかやらないから。」
「そうしてくれ。絶対だからな。」
「おう。マリアは緊張しているだろ?」
「な、なんでだ?」
「マリアは緊張すると言い方がきついから、たいていは緊張しているからだろう。緊張しているのは分かるが言い方を気をつけろ。」
「あ、ああ。すまない。」
「マリアが緊張しているが何が緊張しているんだ?話し合いが緊張しているのか?」
「ああ。国と里での話し合いで俺らは参加することに緊張する。」
「国王や官僚が沢山来られると緊張とかで口調が悪くなるからな。」
「その分頭の回転が早く頼りになるし、話で不明や穴があれば急所として付く、バツ悪ければ連続攻撃や援護射撃はしてとことん攻める。その辺のスペシャルリストだからすごいからかっこいいんだよね。味方だろうか敵だろうか関係なくやるから怖いんだよね。」
「納得の結果に行けるか?一方は不服で終われば先はお先真っ暗で割れることは目に見えて分かることだろうに。」
「正しいこと言っていて怖すぎる。」
「間違った道に進んで欲しいとは願う物か?それしないから進むというなら辛い思いで行ってほしくないと思うんだ。」
「クヴィール様がお怪我をなさったあの日の事がいまだに後悔として思っているんどすか?」
「?!・・・。覚えていたのか?」
「はい。クヴィール様とマリア強いモンスターと戦ってる中、私たち逃がしてくれた事今でも覚えております。しかし、私とキラユイは大人を呼んだ時にはクヴィール様とモンスターは倒れており、マリアはいなかった。マリア連れ去られた後だと知ったのはクヴィール様が目を覚まし、話しなさった後なのす。何があったのかも知らないのです。知りたいのです。何があったのかを・・・教えてくれませんか?」
「・・・。キラユイとユノンが去った後・・・兄さんはモンスターの一撃てやられ俺が戦ってる時にルクラレの名のない冒険者に奴らに助けられた。図書館の奴らに俺だけルクラレの図書館に連れていかれた。兄さま助けられなかった。あれから11年の年月日が経ってしまった。兄さんに会いたいな。」
「俺も会いたかったよ。マリア。」
「クヴィール兄さん。」
物影から男性が来た。
「マリア。直ぐに戻ってこれなかった?」
「力を失っていたからだ。戻すのに時間がかかったからだ。」
「いつでも帰っても良いんだぞ。いや、今すぐに帰ってこい。」
「できません。クヴィール兄さん。」
「なんでだ。マリア。もう縛られるものもないんだぞ。俺が守ってやれるのに?なんでだ?」
「俺は老竜王様が俺が始祖の力があり、祈りの儀の選ばれた。と話されていた。こうなる事を見込んでいた。儀式を終わらせてくれると信じ紋章入れ墨が浮き出ている。戦い以外は道はないだとしても俺はこちら、人の世界で儀式が終わっても生きると決めたんだあの日に。歪んだ契約がもうおかしいことが今の時代は手を取り困った時に手を取りあい、合流のあるものしないといけない。歪んだ契約にこだわるのであれば兄さんと突き放す。俺は一匹人竜の民として生きると宣言をする。」
「あの時の可愛く、言うこと聞いてくれていた妹がこんなにたくましくなって。マリアの言うどうり歪んだ契約はもう終止符打たねばならない悩んでいたがマリアの方から儀式を壊してもらいたい。自由生きていいよ。里に帰りたかったら帰っておいでな。」
「ありがとうございます。明日の話し合いに参加するんですか?」
「ああ。参加をするが通訳してくれるのは幼なじみの男性2人と彼女でいいのかな?」
「ええ。そうだよ。俺達4人で通訳しながら指摘やアドバイスをするんだ。実際話合いと決めるのは人竜の民とソフィール王国だからな。俺達は部外者に近いんだ。理解してますか?」
「マリアはこんな子だったか?」
「性格が変わったのは俺達と出会ってしばらくしてからだ。原因はお兄さんではないでしょうか?」
「俺かい?」
「お兄さんから引きなされて1人で生きて行かないといけないと考えたからではないでしょうかね。マリアだってこいつと結婚してるけど、俺らといる時の顔知らないだろう?幸せそうな顔するんだ。」
「今はビリビリしてるがな。普段はビリビリしてないんだ。お兄さんが来てから苛立ちまでているんですよ。」
「キラユイとュノンもマリアは俺のせいなのか?」
「ええ。お礼の手紙を書こうとしてまし、里までの楽しみを奪ってますよ。マリアを思うのであればもう少し考えてくださいよ。」
「すまない。せっかくの機会を奪ってすまない。」
「今回の話し合いの他になんか言ったんじゃないの?」
「ああ。リュウキュウ様が俺が直接この箱と巻物を持っていけと言うんだから持ってきたんだが、分かるか?」
「赤壁の書とブレッチェンか。と言うことは・・・はぁ〜。なるほどリュウキュウ様が未来予知なさったという事か。俺流に持ち運べるようになるには読むのと組み直せということか。最後に役立つものを持たせてくださって心より感謝をしないと行けないな。」
「どういうことだ?」
「『祈りの義が我らの手で終わらせる。』ということだ。すなわち我らの代で祈りの義が終わるってことだ。『全ては我らマリンズに委ねる』との事だ。」
「な・・・んだ・・・と・・・。マリンズってマリアがいるチームに全て託すってどういう事だ。」
「リュウキュウ様は俺が祈りの義を終わらせてくれるなら、全ての権限は託すと仰せつかった事になる。即ちダンジョンは俺に託されたことによって俺の自由の代わりに祈りの義は終わらせる事は決定事項になったということだ。」
「そんな事は俺が許すと思っているのか?」
「いいがけんにしろ。リュウキュウ様を屈辱を値するぞ。リュウキュウ様は俺にお願いすることはもう、仲間の死、追い出す事をしたくないと思いを、流れを変えたい希望を引き受け、明るい未来にする役目を我々がしないで、誰がやる?リュウキュウ様を絶望に叩き落とすことが我々がやるのか?違うだろうか?クヴィール兄さんがなんのダメに長に成り上がった?愚か者めが。幼いことろに俺に話してくれた長になったら明るい未来にしたい、俺みたいな辛い思いをする者を出さないダメに長になるという夢は嘘だったのか?俺が辛い思いしてきた時代の人竜の民と変わらないクヴィール兄さんだ。兄としての夢はそれは夢物語で話してくれたのは嘘だったとして嘘つき兄さんだ。大っ嫌いた。」
マリアはクヴィールの頬を平手打ちをした。
「マリア。言いすぎた。そこまでやる必要はあるのか?」
「はっきり言わないと理解しない兄は兄じゃない。だから、はっきり言わないと気が済まなかったものでしたので。クヴィール兄さんは昔のやり方に固執していて、妹である俺をベタベタされるとウザかった。妹離れしろ。」
「マリルナさんとフラヴィオさん、マリアの言い分は確かですよ。里ではマリアことばっかりだし、マリアの手紙はマリアの事ばっかりで内容がなかっただろうか?」
「キラユイの言うどうりで重要な事は書かれていない。キラユイとュノンの話で初めて知る事が多い。程よい距離でいて欲しかったし、クヴィール兄さんは里の長あり、俺は冒険者であるが2度と会えないわけじゃないからね。」
「入れ墨から連絡できるから、困ったら連絡しろよ。」
「たまには会いたいものね。相談したいし、お食事やお話ししましょうね。」
「たまにはいいわね。」
「あれは放置をしていて良いのか?」
「あんなの兄じゃない。他人だから。」
「ははは。クヴィール様は昔はたくましく、かっこいい方だったわね。」
「マリアぁ。昔のようにたくましく、かっこいい兄さんだったら、仲良くしてくれるぅ?」
「今のクヴィール兄さんは大嫌いです。顔も見たくもない。」
「2コンボ決まったな。そしてクヴィール様はノックダウンだわ。」
「今の現状ちゃんと理解した方がいいんじゃないか?今のクヴィール様は醜態さらけ出している事分かってない醜いにもいいどころじゃないか?」
「こんな醜い方とは交際も婚姻もしたくないわ。」
「3人で俺を罵らないで欲しい。」
「いつまで醜態をさらけ出してるわけ?本来の実力、かっこいい姿見せやがれ。昔の頼りになる兄様になりがれ。クソが。」
「マリアはこんなに口悪くなるんですか?」
「無いね。説教や、叱責でもこんなのないから、相当醜いから、罵ってるんだろうな。ああなるなよ。」
「え、ええ。分かりました。私はあのような罵る姿初めてなので怖いですわ。」
「そろそろ止めないと悪化するぞ。」
「そうだ・・・な。マリア、カナリアが怖がってるからそこまでにしとけ。」
「チッ。」
「その箱と巻物は解読しなくていいのか?」
「赤壁の書とブレッチェンに事?解読はかかると思うが決戦後に発動すると思うが、あまり使いたくないな。」
「使わざるえない時が来ると思うがリュウキュウ様の贈り物だ。家宝にしときなさい。」
「目が覚めましたか?クヴィール兄さん。」
「マリアの平手打ちで目が覚めたとも苦労かけたな。はっきり言って反省している。マリアの幸せを壊すところだったこのどう謝らせてくれ。すみませんでした。」
「分かってくれれば良いです。赤壁の書とブレッチェンを解読させてもらおうかな。」
「マリア、すぐにできますの?」
「難しいものではないですよ。・・・。赤壁の書はなるほど。ある遺跡の一部だから重大な物だから大切にしないと。ブレッチェンはこうして、ああしてと。二重の腕輪の出来上がり。最古の遺産として珍しいな。」
「そうなのか?」
「ああ。最後の戦い後の必須な物だ。そん時伝える。どれで良いかな?」
「分かった。マリアはなんで、リーダーやらないんですか?」
「仲間をまとめる力がないからだよ。それに力や知識ガあっても、指示やまとめる力ないじゃ意味が無いんだ。リーダーよりも、サポートの方が向いてるからね。」
「マリアは戦略や策士や参謀としての軍師が必用なんだ。サポート兼副リーダーを一任してもらうことで納得してもらっている。マリア、理解でいいんだな?」
「ああ。それでいいと伝えたんだ。適当な事言ったわけじゃないでしょ?」
「マリアはリーダー気質あると思うが皆をまとめたりするのも輪に入るのも好まない感じだからマリアには戦略や策士や参謀としての軍師としてサポート兼副リーダーを一任してもらう事にしたんだ。フラヴィオはリーダーとして頼りない。何かあった時はパニックなるし、すぐに諦めかける癖がある。」
「言い返したいところはあるが俺もリーダー質がないがマリルナの言うどうりだな。マリルナの言うどうり情けないらな。マリルナ、マリア今後ともリーダー、副リーダーとしてよろしくな。」
「フラヴィオ。ちょっといいか?」
「な、なんだマリア?」
「フラヴィオは木の上から、指示を出したり周りを見る力があるんだから、もっと自信持てよ。フラヴィオは色々できることは多いんだからね。俺が頑張れるのはフラヴィオとマリルナおかけなんだからな。俺なりの恩返しをするから覚悟しろよ。」
「乱れることはお断りだからな。」
「マリルナ。フラヴィオを閉め上げても良いかしら?」
「命を散らさないようにするならいい。」
「わーい。マリルナは分かってる~。フラヴィオ~覚悟するのよ~。」
「待って。変な事言った事を謝るから許してくれ。」
「変な事言うたん日に俺に締め上げでるんだろうんね。本当に反省もこりもしないから孤立するんですよ。」
「もう言わないし、やらないから許してくれ。」
「マリア。そこまでにしとけ。」
「分かった。手を汚す訳に行かないからね。」
「賢明な判断だな。ドラゴン化した手をしまうなんでな。」
「そこまで落ちでおらくんから。そんなことして喜ぶ奴はいないだろうに。」
「ごもっともすぎて反論ができないな。マリア。どうした?」
「変な音しないか?機械のような音がするのは気のせいか?」
「いや、聞こえるつうか近ついている。モンスターが分からないが構えろ。」
「この音のモンスター最強モンスターだぞ。戦えるわけが無いだろ。無理だ。」
「大丈夫だ。マリア今回だけ指揮を取れ。勝利を導け。」
「おおう。任せとけ。」
出てきたモンスターは中くらいの機械モンスターだった。
マリアは見覚えがあり戦い方覚えていた。
マリアが『ドラゴンファイヤーアロー』でレンズの下の火炎放射口を壊した。
「マリルナ、フラヴィオ。足関節の電線を切れ。体制が崩したら腕関節の電線切れ。カナリアは俺が隙を作るので『ブリュウレ』を放ってください。」
「了解。マリアは?」
「俺はレンズに『レンリオン』を放ちます。そうすれば多少見えなくなるが暴れるから気をつけてください。喉の火炎放射器みたいなホースと首の電線を切る。みなさん行けますか?」
「いつでも行けるぞ。」
「行くぞ。」
マリアは、『スピリオン』でスピードアップをした。
モンスターは襲ってきたか、マリアが回避をしモンスターのレンズに『レンリオン』を発動したら、モンスターは、動かなくなった。
「マリルナ、フラヴィオ、やれ。」
「おう。」
マリルナは『ヴェルステガンナ』という鋼の刃を飛ばして両足の電線を切り落とした。
フラヴィオは『ウォールナット・スピアー』と言う太い矢が両手の電線を蜂のように確実に早く、切り落とした。
マリアは『ドラゴンテール・アクテリオン』でマリアは竜の尻尾をムチのようにモンスターの喉にある火炎放射器のホースを切ったが電線まで切り落とせなかった。
モンスターが体勢を崩してマリルナとフラヴィオとマリアは回避した。
「カナリア、やれ。」
「はい。スゥ~・・・『ブリュウレ』。いっけ~。」
カナリアは杖を掲げながながら『ブリュウレ』を唱えると2つの隕石が落ちてきてモンスターにあたり、モンスターは倒した。
皆は息が上がりつつも集まった。
「みな、大丈夫か?」
「大量に力を持っていかれたが、何とか生きてるよ。」
「マリア。『ウォールナット・スピアー』の修正かけてくれてありがとう。助かった。」
「マリア。マリア。『ブリュウレ』を初めて使いました。大丈夫ですか?」
「かなりは大丈夫だったけど。2つ出せたのはすごいけど、一ヶ所に当てられるように戦いながら学びましょうね。」
「はーい。マリアは力も能力とか体力はがっつりやられていたみたいだけど大丈夫?」
「かなり使ってしまって空っぽに近いかな。身体も動くのしんどいがダブル回復薬を飲めばなんどかなるけどね。」
「マリア。ユクリアの里の秘宝の丸薬が5つある。飲みなさい。」
「あの丸薬か?勝手にやっていいものではないはずだ。」
「初めて空中都市あたりにいるモンスターを倒したうえに俺らは何もできなかった。お詫びとして受け取って貰えないだろうか?」
「マリア、ユクリアの里の秘宝の丸薬ってなんだ?」
「ユクリアの里しか作られていない、他のものが知らない秘宝の丸薬なんだ。効果は力も体力は戻るし、病気も治るし能力が上がるからね。だから、知られては行けないものなんだ。」
「あまり作れないんだ。材料はどれも貴重なものだらけだから。今回はたまたま5個作れたのだが、次はいくつ作れるか分からないんだ。」
「理解してくれたかな。他言無用でお願いします。」
「わかった。約束しよう。」
遠くから兵士が慌ただしくやってきた。
「大丈夫ですか?」
「今さっき、これ倒しました。」
「どうしてこのモンスターがいるんだ。」
「マリア、このモンスター知ってるのか?」
「アルクラストと言うモンスターだ。このモンスターは、かなり上の階層のモンスターなんだか、ここにいないはずだが、十数年1回は落ちてきてもこうして生きてるのは無いはずなんだかな。なぜか理由が謎が多いんだ。」
「はい。お薬を飲んでください。」
「ありがとう。」
クヴィールはマリルナとフラヴィオとカナリアとマリアに渡してくれたのを飲んだら、元気になった。
「そこの兵士、角が生えていて、鱗がある者は重客だから丁重に扱え。」
「えっ?ハッ。」
後ろから鎧着た女性が来た。
「アンドレアさん?」
「おや?私を知ってるとは。誰なのかね?」
「幼い頃に俺を連れて行ったマリア・ナーシャ・ソレイユと申します。お久しぶりと言うよりはじめましてになったかしら?」
「・・・。あの時の幼子か。兄と離れ離れにしてしまいすまないと思っている。この通りだ。」
アンドレアは頭を下げた。
「頭をあげてください。来たということはこれと別の2件で来たということですか?」
「ええ。これは最近悩まされている。王が人竜の民と話したいとの事で来た
。冒険者は人竜の民を襲っているというおぞましい事をなんとかしたい、寄り良い関係で痛いのであろうと考えている。人竜の民言葉は分からないがあなたは分かるみたいだから、通訳頼みたい。」
「でしたら、こちらの冒険者・・・俺はこちらの冒険者とチームを組ませていただいており、人竜の民の言葉は、分かります。通訳できるかと思います。」
「3人は分かるのか?」
「分かります。話と文字も分かります。事前に同席いや、通訳を頼めないかと相談されてましたので同席させていただきたいと所存です。」
「あなたも独りだと大変だが、3人をいてくれると心強く、安心だな。テスト終わり次第に案内させていただく。いいですね。」
「お願いします。こちらは色んなもの貰ってもいいですか?」
「構わない。ちゃんと片付けてくれればいいから。 」
「分かりました。」
マリアは勝利品を取りつつ、調べていたら、なにかに気づいた。
「十数年に1回か数ヶ月に1回か分からないがこの階層に落ちるようにして、冒険者に襲うようにプログラミングしてある感じた。次は5年前後に落ちるように手続きしてある。」
「嘘だろ?どうして分かる?」
「モニターみたいなのがあって調べたら、そのように設定があった。独特の文字がわかるとはいえ、さすがに危険だな。」
「その場で書き換えは可能か?」
「もうやってます。・・・。出来ました。落ちてきて襲うようにはしてません。分解も終わってるので、これはもう動きません。」
「なんでそのような事になったんだ?」
「最上階の遺跡はありそこには人が文明があったと憶測しております。なにがあったか分かりませんが恨みから来るものでしょう。」
「遺跡と言いたら文明は終わってるって事か?」
「そうなる。攻撃は鈍かったし、電線も古くこの国のもじゃないだろう。それにここら辺にない植物もある。」
「この機械もモンスターしかいない階層あるのか?」
「ないない。生き物のモンスターは種類は少ながれいるはずだから。」
「そうなのか?強いのが多いが実力と経験をつけていけば良いだけの話だろ?」
「気が緩んだら死ぬからね。」
「おっかないことを言うなー。」
「今回は上手く勝てたけど、次回は勝てるか分からないよ。反省しなさい。」
「お、おう。マリア、怒っている?」
「別に怒ってないわ。ただ疲れただけよ。久しぶりに疲かなりれたのはいつぶりかしら。」
「マリアが余裕そうに戦ってたのにこんなにげっそりしたの初めて見た。」
「俺と共に戦ったから、十数年ぶりじゃないのか?」
「多分。うまい具合に戦っていたから、余裕ぶっていのもあるかな。」
「気を抜いていたせいで手の豆が潰れて血が滲んでるぞ。」
「大丈夫。ほっとけば治るから。」
「ダメだ。大丈夫はとこ隠してる時だからどこ隠してる。」
「最初の攻撃で足をやられている。深い傷では無いから大丈夫だ。」
皆マリアの足を見たら、左側の脹脛を切られていて、流血していた。
「お前なぁ。なんで隠していた。」
「もう少ししたら治るから、気にしてなかった。」
「いやいや、気にしろよ。俺らは心配出来になるだろう。」
「すまない。人竜の民は回復は早いから・・・それで黙っていた。」
「それでも言わないとダメだろうが。」
「以後・・・気をつけます。」
「信用出来ないよ。隠し事多いと言うか怪我を隠されてもたまったもんじゃないから。てへぺろじゃないからな。この怪我の深さは最初に出したレイザーポインターの攻撃で足を貫通してるじゃないか。相当痛いはずだが、だいぶ塞がってるな。怪我の治りは早いな。」
「毎回、放置して治してたのか?」
「まぁ・・・な。治療してくれる人もいなかったし、昔、里にいた時は弱みを見つけると攻撃してくる人が居るから誰も知られたくなかったのが現実で・・・。」
「今はマリアを虐める奴はもういないし、居たら俺らが守るからな。」
「・・・。ありがとう。」
まりあはボソッと言った。
「なんでい言ったんだ?」
「何にも言ってないわ。耳も頭が悪くなったんじゃないの?フッ。元から悪かったわね。」
「マ~リ~ア~。・・・。口の悪さは元からとはいえ、素直じゃないマリアは嫌いじゃないけどな。」
「お、おう。そうかい。分かっているならいいんだけど。」
「マリアとフラヴィオは顔は赤いのはなんでですか?」
「2人ともツンデレ状態でラブラブモードに入りやがった。マリアは素直じゃないのは昔からだけど、マリアはかなりツンが強めだな。珍しく両方がこうなるのは久しぶりだ。」
「そうなんですか?マリアはツンとしていて、サバサバ系なのは分かりましたが、こうなるのは初めて見ました。」
「ラブラブしてねーぞ。マリルナ、勝手なこと言うな。」
「顔が赤いのはなんでた?鏡を見てから言いやがれだ。」
「悪かったな。マリルナもカナリアを大切にしやがれ。」
「ははは。当たり前だよ。マリアも怖ーことを言うなぁ。」
「八つ当たりしてごめんね。」
「別に良いよ。俺達より結構、働いてるから問題ない。改善できるように話し合い『マリンズ』のものにしていこうな。」
「おう。不束者ですがよろしくお願いします。」
「改まってどうした驚くわ。こちらこそよろしくな。」
「新たまた話しは終わりにして朝まで休もうぜ。」
「お前が仕切るなよ。」
「マリアとマリルナ〜。揃って怒るなよ。」
「誰が夜番する?」
「私達がしよう。マリンズはあのモンスターを倒してくれたお礼としてだ。」
「アンドレアさん、よろしいんですか?」
「もちろんだ。明日は話し合いがあるんだろう。そのダメに休んで欲しい。」
「ありがとうございます。感謝します。」
夜はみんなは寝ていたがマリアは木に寄りかかったまま仮眠をとっていた。
「マリアは熟睡しないのか?」
「・・・。信頼はできてない訳では無いんですよ。だた・・・深い眠ることができない立ちでしてね。」
「昔からの癖か。・・・しっかり寝ろとは言えないが、寝れる時は寝なさいよ。」
「ありがとうございます。アンドレアさんは幼い頃の俺を覚えてましたか?」
「ええ。傷だらけで1人で戦ってた記憶はあるわ。兄は飛ばされていた事は知らず、助けられなかった事や引き離した事を今でも悔いていた。マリアは人竜の民だと知らず、赤子を生き抜いてきたのたと思わずに言葉で何を言っているのか分からずにいたが、なぜ、人竜の民を隠していたのだい?」
「角と鱗と歯が生え変わる時期だった。助けたした時期と被っていたのであろう。明日の昼間にでも抜け変わる時期に入るだろうと思う。鱗も剥がれるし、角も取れるから、人と同じに見えるが生え変わる時期は痒くてたまらないんだよね。」
「生え変わりの時期はどれくらいだ?」
「十数年に1度くらいですよ。は永久歯に変わるくらいかな・・・。今回のは別なんですよ。」
「そうなのか?」
「大人になるってことなんだ。分かりやすく言えば歯が乳歯から永久歯に生え変わりの時期なんだ。人竜の民は角と鱗は1週間で立派なものに生え変わるんです。激痛なんですよ。」
「生え変わったものはどうなるんだ?」
「鱗と歯は装飾品になりますし、角は飾りにもなり、薬にもなるんです。どれも貴重な物なので里に冒険者が来て乱獲されてます。」
「それは問題だな。」
「ええ。角は薬になるのによく乾燥させてからじゃないと薬はできませんし、効果も発揮されないんですよ。」
「ドラゴン薬は万能薬とされて有名で高高値で売買されてるとされていたな。密売はその値の5倍でされてるな。」
「よくご存知ですね。そのせいで我々の数が減ってる理由なんです。ドラゴン薬も欲しければ王国と制約及び、その正規ルートなら、角の薬同様の色んな薬を流通はできます。そうだよね?クヴィール兄様?」
「あまり大きな声で話すものではないよ。大領生産はできませんが、一定の物流ができればいいと思っている。密猟がいなければより良い物作り効率の上がるのだが、いるかぎりそれは叶わないのが現実なんだ。」
「かなりきついものなんだな。話し合いで対策を考えないといけないな話し合いで言わないとダメな案件だな。マリアさん通訳ありがとう。」
「たいしたことしてません。人竜の民事どう思っているのか知りたいです。お聞かせ願えますか?」
「昔の本では人間が危険で話が違う。孤立する種族だと記載されていた。周りの大人は知らないとしているが俺はマリアみたいな話が通じると信じでいた。マリアと話して分かった事は通じるし、手を取り合って合流関係を深め良き隣人であることをしていかないと考えている。双方の考え方を改め、合流していきたい。王には私の力とマリア達の力が必用だ。あなたの力が特に必要と思っている。マリアの力を貸してくれないか?」
「・・・。孤立していたとは言え、人竜の民で里のことも人の世界を知ってるからこそできることは分かっているつもりです。しかし、俺は1人の冒険者であることがあります。どうすればいいのが今、葛藤しております。」
「私は冒険者ギルドの長であり又、冒険者だ。お互いが話し合う機会が多くない。だが、街で滞在期間時間がある時は話し合う機会をこまめに取れればいい。私とマリアが掛け持ちをすることになるが相当の覚悟が必要になるだろう。負担もマリアが大きく、苦難に当たるだろうが、我々は友人にもなれるだろう。お互い、同じ女には変わらん。相談し合える中で入るとありがたい。」
「そうですね。朝に答えを出させて頂こう。それでいいか?」
「構わん。マリアが来てる事だ。」
「ありがとうございます。」
「敬語は要らん。とにかく休め。」
「ああ。わかった。とりあえず、寝るわ。おやすみなさい。」
「ああ。おやすみ。」
夜が明ける頃にマリアは目を覚まし、朝食を作り始めた。
「マリア。おはよう。朝、早いんだな。」
「ああ。アンドレアか。おはよう。眠りが浅い上にこいつらには食事でもして話合いまでバランスのいい朝食をとってもらいたいものでな。」
「優しいんだな。我らも取らせてもらおうかな。」
「分かりました。少し大きめの鍋で12人分より多めに作るか。」
「なんで多めに作るのだ?」
「おかわりしたい人が居るだろうしね。」
「何を作るつもりだ?」
「人竜の民式のお粥だ。朝から重いのはきついのは無理なことは分かるし、パンは時間がかかる。人竜の民の粥はは楽なうえに栄養バランスも良い。後、漬物も付ける。まあ、漬物はマリンズのみなが美味しいと言ってたのを用意するつもりだ。アンドレアや兵士達が気に入ってくれるといいんだか。」
「見ていてもいいか。」
「どうぞ。」
朝食を作りまじめ、完成する頃にみんなは目を覚ました。
「おはよう。マリア。この香りはバインニュールンって言うのかい?」
「おはようさん。ははは。正解だ。よくわかったな。顔洗ってこい。」
「はーい。」
マリアはテーブルにバインニュールンを並べた。
皿に盛られた料理は湯気が出ていた。
「ご飯に白いスープをかけて、肉と千切りのしょうがとクルミンが乗っている?」
「ユクリアの里の伝統料理の1つじゃないか。美味しそう。」
「クヴィール兄さん。汚い。早く行って。」
「すみません。急いで手と顔を洗ってきます。」
クヴィールはそそくさと行った。
「マリアさんは口汚い発言だな。・・・。我々が話してしまったのが原因だから仕方が無いが。もっと寄り添える、仲良くなれないのか?」
「兄さんは本当の兄じゃないから、今更どう向き合えばいいのか分からないし、その距離でいいと思っている。俺の性格も治す気にもならない。アンドレアさんもその性格治す気にならないでしょ?」
「そうだな。気になれないな。1度離れたものは戻すのは気になれないが、もしかしてだが、異母兄妹か、異父兄妹なのか?」
「異父兄妹だ。兄は知らないだろうな。両親言われて捨てられた身だから、兄とは話してないし、関わるなと言われたんだから関わり持てなかったんだ。兄妹の関係としてどうなのか分からないんだ。」
「マリア、それは本当なのか?」
「クヴィール兄さん・・・。」
「なんで・・・言わなかったんだ?」
「クヴィール兄さんは俺と関わるな、妹ではないと言われてた理由はちゃんと聞かなかったんだろ。」
「ああ。知らない。マリアは母さんの子であり父さんの子では無い。汚れた子だとしか言われなかったんだ。マリアは知ってるんだろう?教えてくれ。母さんと誰の子なのかも知らないんだ。教えてくれ。」
「母さんの兄のカヴェルンと母さんの子なんだ。」
「兄妹で交わって産まれた・・・事・・・言う・・・事なのか・・・?」
「ええ・・・そうよ。ガヴェルン叔父さんはそうはっきり言ったわ。ある程度大きくなるまでは基本の事は教えるが、育てる事は出来ないとはっきり言われた。兄妹で交わる事はタブーな事くらいは知ってるでしょ?なんで、クヴィール兄さんに言わなかったのは知ってる?」
「分から・・・ない。」
「それは時期ユクリアの里の長であり、実の家族だからであることには変わらなく、決定していたからだ。兄妹で交わって産まれた子は気持ち悪いという事で消されていたんだ。俺が今回の『祈りの儀』で俺が選ばれたとは決まった途端に手のひらを返されても困るだけ。仲間でも家族でもないと縁切りされた身で家族はここにいる『マリンズ』だけだと思っていた。それだけの事だった。」
「そんな・・・。マリアにあんなひどい仕打ちしていたのはそんな理由だったなんで知らずに助けてやれずすまなかった。謝っても許されないことだと分かっている。だけど、俺はマリアのだったひとりの家族で痛いと思う。綺麗事なのわかっているが、兄弟としてやって行けるようにしていけないだろうか?」
「いきなりは無理だね。十年位はクヴィール兄さんと離れていたし、ユクリアの里との関係はどうすればいいのかは知らないからね。」
「マリア、少しつず歩めって行ったら良いんじゃないか?」
「歳上の野郎ともと癒着してるんだろうし。どう、和解しろと言うんだい?信用ならんだけだ。」
「マリア。ちょっと待ってくれ。最近は変わり始めてるんだ。」
「どういうことだ?」
「若造層たちは、デモを起こしてるんだ。」
「マリアを反逆外暮らしと虐待していた事を皆は見ていたでも里長とマリア、クヴィール様以外のお家族がグルでやっていた。あの時は出来ませんだがマリアが消えた瞬間に内争が起きてマリアとクヴィール様のご両親と村長は反逆外暮らしと虐待した後に処刑された。里の再建に苦労しているんです。マリアに信じてと口約束しても雲みたいなものだとしても動きで信頼してもらってるの。お願い。信じてください。」
「俺らから質問してもいいか?」
「どうぞ。」
「マリアがこのダンジョンに来てからちょこちょこ来ているが、それは信頼を取り戻そうとして、やってる行為か?そうであればマリアだけではなく、俺らは道具としてみていたと捉えても仕方がないと思うが。」
「違います。マリアの信頼取り戻そうとして、やる行為は無理なのはわかっております。先ほどお伝えしましたが、ユクリアの里の再建を図りたいのです。マリアがくれた知恵は再建の一部になるって事になりますが、マリアの友人として協力して行きたいのです。私達を嫌いになってしまったのであれば仕方がないと思います。」
「友人として再建に手伝って欲しいとの事?」
「そうなってします。マリアに第2の故郷と思えるようにしてもらうには、マリアのちえと実力を貸してほしいのです。」
「マリア。儀式でユクリアの里で必要なものもあるだろう?マリア、行動でのチャンスを与えたらどうだ?」
「はぁ〜。乗り気じゃないんですよね。・・・取引としますか。再建した里、再建中でもいいがいい里にして見せな。もし、昔と同じくユクリアのままなら、クヴィール兄さん事見捨てるからりそれでいい?話はそこからになる。できる?」
「わかった。貴重なお時間ありがとう。朝食後でいいんだが、物産の一部を見てもらえるか?」
「分かった。ご飯を盛るから、手伝ってくれる?」
「分かった。」
ご飯用意して、みんなで食べようとしてたら、アンドレアと兵士の皆は、不思議そうに見ていた。
「どうしました?」
「白濁で香りも食欲そそるいい香りだけど、粥とは似てるか違うのか?」
「雑炊に近いかもしれないですね。モンスターの肉を使用してるのですが、コッテリ系見えるが、さっぱりしてますよ。別に肉を煮込んだあとのスープに野菜を入れたスープを用意しました。気に入ってくださるといいんですけど。」
「少なくしてるのは、お腹に負担かけないようにしてる感じですか?」
「そうですよ。仕事に影響与えないようにしてるので。」
「そこまでの気配りに感謝してます。いただきます。」
しばらく食べた後にアンドレアと兵士が驚きとほほえましい笑顔になった。
「マリア。お腹に優しく身体が温まる料理だな。これはモンスターのお肉を使った料理と思えない味だ。我々も教わりたいところだ。本当に美味しい。」
「お口にあってよかった。クヴィール兄さんはお口に合いますか?」
「とっても美味しい。マリアが努力した結果なんだな。マリアに負けずに何事にも打ち勝たねばならんな。」
「沢山食べて太りやがれ。」
「マリアの毒舌はすごいな。あの可愛かったマリアはどこへ行ってしまったやら。」
「うるさい。黙って食べろ。」
「まぁまぁ。マリアもあまり食べてないだろ。食べな。」
「マリルナ言われたら仕方がないな。いただきます。・・・。俺の味としてはまだまだだな。」
「あの頃に比べたら、最高のシェフだよ。」
「そうだな。あの頃は美味しいかったがさらに美味しくなった。どうしたら美味しいくなるのか知りたいくらいだ。」
「マリアは我が国のシェフより美味しく、栄養バランスのいいですし、食べれないものを食べれるようにする工夫をして、味付けの濃さも薄くていい。野菜とお肉の素材を生かした料理はプロでもできませんよね。」
「プロじゃなくてすみませんでした〜。ルクラレの図書館はチビともがいたし、食わず嫌いいたから、学んだかいあっただけの事だからな。」
「マリア。いい加減にしないと怒るぞ。」
「すみませんでした。」
「マリルナ様とフラヴィオ様は食わず嫌いあるんですか?」
「2人答えな。俺が言うと、嫌がらせしか聞こえんだろうから。」
「言わない。」
「俺も。」
「そんなぁ。聞きたかったのに。」
「カナリアをいじめて泣かせたから、俺が耳打ちしちゃおう。・・・実は野菜類が好まなくて、工夫してやっと食べれた感じなんだ。」
「昔は食べなかったんですか?」
「ああ。食べなかったね。残すことが多くて、みんな苦労してたが、俺が作ったのを食べてやっと野菜も食べれるようになったんだが、俺が作ったのしか食べなくなったんだよね。」
「うわぁ〜。マリア。それ言わなくてもいいだろう。」
「カナリアの顔みて言えるのか?カナリアも俺と同じような料理が食べれたら幸せじゃないのか?」
マリルナとフラヴィオはカナリアの顔みてやばと思った。
「すまなかった。マリアも苦手なのはあるよ。」
「あるのですか?」
「辛いのと貝類や、フルーツが食えないんだ。」
「あとキノコは食えん。1人で苦しい暮らしをしてたとしき毒キノコの胞子で死にかけたことあるし食べて死にかけたかけたから、余計に食えんだけだけどな。」
「マリアは出た時は嫌な顔してたのは嫌いなものだったからですか?」
「いやでも食べでるけどな。」
「無理に食べなくてもいいんですよ。」
「みんなに迷惑をかけないようにしてるのとマリルナとフラヴィオに嫌いな物を食べれるように無理に作って、俺は作らない、食べないのはおかしいんじゃないのか?って話だよ。だから、食べてるわけだ。」
「あの時、キノコあんかけチャーハン出した時にいい顔しなかったのはそう理由だったのですね。」
「食べなくともないが、食べたくないだけな。カナリアは食べれないのはあるのか?」
「私は、フルーツが苦手なんです。マリアが料理をする時にフルーツを使うところはあまり見た事がないんで少し安心してます。」
「昔、腐ったフルーツが食事で出されたことで食えなくなったのか?」
「えっ?なんで知ってるんですか?」
「カナリアの兄、姉である王子や姫から聞いていたから知っていたが克服できなくで同然だ。だから出さなかった。」
「マリアは知っていて黙っていたのか?」
「同然。一応把握してるから、料理は工夫してるつもりだかな。美味しく食べて幸せの一時を感じて欲しいものだからな。」
「副リーダーは万能だな。リーダーになると大変だから、副リーダーになってよかったんじゃないか?我々は戻るが、パーティーの手続きしたら、王の面会の準備をしよう。」
「ありがとうございます。アンドレアさん始め、皆さん、ありがとうございます。」
「食事もありがとう。助かった。助け合いをし合おう。」
「はい。」
そう言って颯爽と戻って行った。
「・・・マリア。」
「なに?クヴィール兄さん。」
「何も気づいてやれず、守りきれなかったことを後悔している。すまなかった。」
「成り立ちに対して謝っているのか?それとも、たより無い兄として謝っているのか?分からないんだけど。」
「マリアの出生の事も連れ去られて、生きてきた所の話も知らないんだ。守ってやれなかったことを食いている。謝罪をしたところでも許されれないことも分かっている。許してくれとは言わない。・・・結婚した男性と幸せになって欲しいと願っている。」
「・・・フラヴィオ。自分が言われたみたいになって顔が赤いぞ。」
「俺の妻なんだから、幸せを祈っているって言われたら、赤くなるだろう。」
「お前なぁ。」
「クヴィールさん。いや、クヴィール義兄さん。マリアの旦那であるフラヴィオ・リア・ソレインです。マリア・ナーシャ・ソレイユを生涯愛し、守り抜くと誓った身なので安心してください。」
マリアはフラヴィオの背中を『バン』と叩いた。
「お前なぁ。なに、サラッとカッコイイことを言ってるんだよ。」
「義兄弟になってるのに挨拶しないのはおかしいだろ。」
「異父兄妹とはいえ家族に認められてなくてクヴィール兄さんは兄とみられなくて・・・。」
「尊敬できる人しか見れなかったのか?」
「そうなるね。物心着いた頃に言われたから、血の繋がりあっても兄妹って見れなかったから、兄として今も見れなくて。兄妹仲良くって言われても受け付けられなくて。」
「なんか、距離あると言うか、他人行儀だったのはそういう事か。あの時言った『赤の他人なんだら関わらないで欲しい。』と言いたのは両親がマリアに何かしたのは実の子じゃない、実の兄ではないと言われたからか?」
「そうだよ。さっさと消えてと消されかけたし、俺達引き離された時は無かったものにされたんじゃないの?」
「あ・・・ああ・・・あああ。そういう事だったのか。俺を裏切りとこか行ったのは嘘だったのか?家族も仲間もいなかったのか。」
「キラユイとュノンは俺の事どう思った?」
「仲間であり親友でしたよ」
「私もでしたよ。私がキラユイと婚約できたのはマリアのおかげだと思ってるくらいですよ。」
「俺の唯一の理解者達で味方で人竜の民の親友だったんだ。1人ぼっちじゃなかったんだ。勘違いしないでもらいたい。」
「キラユイとユノン、人竜の民の親友でいてくれ。」
「分かってますが、マリアの兄だろ?しっかりしてくださいよ。人竜の民の大人達がマリアに最低なことしたんですから、本当の家族になれるように歩み寄れるようになればいいんですよ。マリアも努力を無駄にしないで下さいよ。」
「そうなのか?」
「足りない脳みそを考えれば?」
「マリアの態度はふてぶてしいけど努力を無駄にする姿は最低でしか見えませんよ。」
「ヴッ。・・・。毒づきはマリアに似たんじゃないか?」
「余計なお世話ですよ。マリアにカッコイイ姿を見せれるかな・・・。」
マリアはクヴィール尻を蹴り入れた。
「情けねぇ―なぁ。おい。」
「マ、マリア?」
「幼いころの俺様気質はどこへ行ってしまったんだよ。」
「は、はい?」
「忘れる事はさらに質が悪すぎるだろーが。皆が困っていたら引っ張ってくれていたんだろうが。それが信頼と魅力だったのに今じゃだらしねーな。」
「すみません。」
「すみませんじゃねーよ。クヴィール兄さんが俺に行ってくれた言葉でここまでやってこれたんだよ。」
「お、俺は言ったか?」
マリアはさらにカチンと来てクヴィールの脇腹に蹴りを入れた。
「最後まで頑張るんだ。だって自分がどうなりたいかなりたい自分は笑顔でいたいんだろ?泣いて終わるのは後悔の一滴でしかないことだってことだ。負けるな。これからの自分にかけた賭けなんだろうが。と言ってくれたんでしょうが。だからここまで頑張ってこれた。最後まで頑張れたし、最後まで頑張るんだ。だって自分がどうなりたいかなりたい自分は皆で笑顔でいたいんだ。泣いて終わるのは後悔の一滴でしかないことだってことだって事だろう?負ける事はない。みんなで戦うんだから。これからの自分が選んだ道なんだから。最後までやりきって見せるわ。俺の兄だというなら証を見せてみよ。腑抜け者が。」
「すまない。マリアにフルボッコにされてやっと気づくなんで、情けない所見せて悪かった。マリアの兄であり仲間だと認識してもらえるように努力するから覚悟してな。」
「もちろんだ。昔のクヴィール兄さん以上に生まれ変わりましたね。」
「マリアが叩き開けてして、強い姿にしたんだろうが。今のクヴィール様がガッコ良くなり、好きですね。」
「私も、今のクヴィール様がたくましくなりましたね。マリア、感謝してます。」
「大したことはしておらん。産まれたての赤子から最強の戦士になるのは一瞬だからね。これからのユクリアの里は頼みましたよ。クヴィール兄さん。」
「任せとけ。それより、マリアの言葉と蹴りが痛い。」
「男の子なら、愛のムチで強くならないとダメだろう。」
「マリルナ様、フラヴィオ様、マリアは幼い頃に急に戦う姿勢をとると言いますか、勝気な性格になったんですか?」
「いや、目的として、ここに戻って暮らす事を強く望んでいたから、必死に学んで来たんだろう。時期的に『祈りの義』で人竜の民も選ばれたから、自分はさらに目的が増えたんだろう。マリアは、誰も死なさせない、儀式を二度と行わせないだめの頭の中であるんだろう。」
「説明されても分からないが、徐々に教わりながら、やっていくしかないだろう。」
「マリアは謎が多いんですね。」
「人竜の民も謎が多い種族の1つでマリアは特に謎が多い分解するのに時間が助けてもらいっぱなしなんだ。聞いても教えてもらったけど、難しかったと思う。」
「幼かったからだと思うよ。すぐに助けられたのは未来予知がたまたまあったからだと言うことだ。ミステリアスですまないな。」
「じゃあ、人竜の民も謎が多いのは?」
「解明されていない、謎の多いからだということだな。古いしきたりや文明も謎が多いのも、人竜の民の特徴が受け継がれてきたのもそうだな。」
「人竜の民同士で結婚と子供産まれるのも人竜の子として生まれる可能は大だけど、マリアはフラヴィオと結婚したと言いますが、子供はどのように生まれるのかわからないんですか?」
「分からないわね。我が子は可愛いに決まってるでしょうに。」
フラヴィオはニヤけた瞬間にマリアはフラヴィオを引っ張叩いた。
「変態フラヴィオになりやがって。」
「生まれた子供も幸せになってもいいんですよね?まずは儀式を終わらせないと行けませんとね。マリア。協力をお願いいたします。」
「わかったが、みんなでやらないと話しにならないよ。」
「そうですね。」
「片付け終わったし、いつでも行けるわよ。」
「あいよ。話し合いのだめに行くか。」
「おう。」
皆でソフィール王国に戻り、アンドレアの所で冒険者の手続きをした後に城の応接室に案内された。
「待たせてしまって申し訳ありません。人竜の民の方に襲う事件を聞き全て失ってしまっまたと思ってしまいました。生き残りがいて、お見えになられてなんと感謝をしていいのやら。」
話しながら入って生きたのはソフィール王国の姫様が入ってきた。
「初めまして。ソフィール王国のナドリアと申します。よろしくお願いいたします。」
「俺は人竜の民のマリア・ナーシャ・ソレイユと申します。こちらの3名と冒険を始めたものです。」
「アンドレアから全て聞きました。苦労しましたね。名をたずねてもよろしいでしょうか?」
皆は自己紹介か終わり、話し合いが始まった。
「俺は人の言葉話せますが、彼ら3人は話せないので、カナリア、マリルナ、フラヴィオガ迅竜の民の言葉や、人の話もできますので、通訳できますので同席してもよろしいでしょうか?」
「お願いいたします。早速なんですが、なぜ冒険者が里に襲うようになったが我々は分からないのですが、そちらは分かりますか?」
「・・・分からないとの事です。しかし、マリアは可能性は見いだしております。」
「マリアさん、教えてもらえますか?」
「はい。」
マリアは返事をした瞬間マリアの角が取れた。
「マ、マリア。大丈夫?」
「大丈夫だ。生え替わりで取れただけど、タイミングは良いかも知れませんが、この角が薬になったり、鱗は・・・ッ。装飾品になるから、狙われます。鱗も角も高高値で売買されてします。そのせいで死者も出ています。対策としては扉や塀で籠い守ってる状態です。対策しても襲うようでは意味が無いのです。」
「初心者の冒険者が地図の完成図を売買するのもいるように、人竜の民襲って奪った物を売買するとは大問題ですね。対策をねらないと行けませんね。」
マリアは取れた角と鱗は片付け、クヴィールとキラユイとユノンに頷きました。
「物産を考えてますが、さらに狙われる確実でそこも対策してもらえるでしょうか?」
「物産ですか?それも作ってるのですか?」
「はい。薬は人間では万能薬と同等の力を持ちます。しかし、数が限りがあり大量生産は出来ないのです。先程見せた鱗はある程度あるので魔よけができますがそれを使った装飾品はこちらになりますか、まだ試作段階ですが、ご覧になりますか?」
「お見せ下さい。」
「お願いいたします。」
「はい。」
キラユイとユノンは出した。
「お守りや杖や、角の形をした作品ですか、色んな作品を作り話し合い、どうするかを決めてゆく段階です。マリルナ、フラヴィオカナリアの防具や武器は俺が作ったものになりますが、いずれば凄いものを作ると信じております。手をとり見てみますか?」
「よろしいのでしょうか?」
「こちらはどうぞ。カナリア、マリルナ、フラヴィオはどうする?」
「構わん。」
「いいぜ。」
「マリアに作ってもらったのは武器なのでどうぞ。」
「ありがとうございます。」
「ソフィール様直接確認するのは・・・。」
「アンドレア。私は今後に関わることなので一緒に確認するのです。新たな合流、守り合う友好を築き合う関係でなくては行けないのですよ。わかっておりますか?父上は新たな関係は我々に託されましたので、本気でやり合わなくては意味が無いのですよ。」
「ソフィール様の慈悲深きお方で心より感謝をさせていただきます。」
「良いのです。マリアさんは人竜の民なのに我々の言葉は分かるのですね。」
「10年位は人里で暮らしておりましたので人里の暮らしも出来ます。」
「人竜の民としての誇りも人としての誇りも持ち合わせているわけで心構えも素晴らしいですね。見習いたいものです。」
「ありがとうございます。」
「しかし、なぜ、人里で暮らしておりましたか?」
「人竜の里で色々ありまして、人里で暮らしておりましたので御配慮ください。」
「まぁ、深くは聞かないが、今後とも人里で暮らすのか?」
「はい。『マリンズ』と言う、彼ら3人のチームでいる限り暮らすことには変わりません。良き仲間、良き家族がいますので。」
「仲間を見つけて良かったな。・・・家族?」
「はい。人間の方と・・・フラヴィオと夫婦なので。」
マリアはほほを赤らめらせながら言った。
「恥ずかしそうに言うなら、口滑らせないようにしろよ。」
「てへぺろ。」
「本当に人間の方と婚約したのは確かなのか?」
「リーダーであり、幼なじみ俺から言わせていただきますが、こいつと結婚したのは確かです。マリアにぞっこんなのは本当ですよ。」
「チームで恋愛は大丈夫なのか?」
「恋愛の禁止とかないですが、やる時はやる、ラブラブ、イチャイチャする時はしていいと話し合っているので理解しております。破れば外すと決めています。マリアには色々とお願いすることが多いので特に理解しているかと思います。」
「理解しています。それに副リーダーに任された以上最後までやりきる所存です。」
「副リーダーに任されたのですね。かなり信頼されており、経験があるのですね。」
「はい。ルクラレの図書館で経験色んな経験を積み出した。ダンジョンの中で暮らしていたのもいかせているのも大きいかと思います。」
「確か、追い出された身と話しておりましたが、人竜の里での話でいいのですね。」
「そうなります。訳ありで省かせていただきますが経験を最大にこちらのチームに活かせるようにしていきます。」
「大いに期待しております。そしてマリアにとって最高の幸せが訪れがある事を祈っております。」
「お優しいお言葉に感謝と幸福感を感じます。」
「しかし、言葉に壁があるのもきついものだが仕方がないものだ。」
「それはそれで仕方がないのだと思います。始祖は遠い地方の小さな田舎町で生まれ育った幼子達がソフィール王国の近くで倒れ、助けたのを助けたのは人の言葉を話すドラゴンだった。助けられた子達はドラゴンの力を借りて育ち、里を開いたとされ、各階層に里を作り暮らし始めたと言われている。」
「待て待て。それはそれで事実なのか?」
「壁画に記録があるから確かだろう。ルクラレの図書館でもその田舎町は記録があった。」
「その田舎町の名はなんというのだ?」
「『ブルーグル』と言う田舎町だが、もうなくなってしまったが語源と田舎町の事深く調べることは出来なかった。」
「調べられなかった理由は?」
「滅んで数百年荒れていて書物も何もかもがない状態だったからできなかったのだから。多少あればできたのだが残念だった。」
「今は立ち入り禁止エリアに行ったのか?」
「そうだよ。今は立ち入り禁止エリアになったあそこが『ブルーグル』の田舎町だよ。」
「なんでなくなったのかは分からないんだよな。」
「神の雷により燃え尽き全て灰になった。と言われている。」
「神の雷って落雷によって火災が起きたんだね。全てが失ったってこと?」
「失ったのは家や家の物ではなく、人や家畜の命まで失った。一晩で灰になった田舎町として有名なったんだ。触らぬ神に祟りなしってことわざピッタリだしね。」
「おっかねーな。マリアはやろうとしてるのは神に触ろうとしてないか?」
「アホ抜かせ。神に頼まれれば快くやるわ。やろうとすることは目をつぶるとか言ってくれてるから、やるべき事をなせと約束したので自由貰ったから、やる事をこなさないといけないだけてさなのですよ。」
「やるべきことは何?」
「それは『マリアの禁忌を死ぬまで許す代わりにとある儀式を終わらせろ。』って言われたさ。」
「もしかして、祈りの義のことか?」
「はい。祈りの義を終わらせろと仰せつかった。」
「俺達を巻き込んだのか?」
「3人は選ばれたかどうかなんで知らなかったのは本当だ。聞いた時は驚いてるのは確かだ。関係の無い人を巻き込んで儀式を終わらようと考えてなかったけど、言えなかったんだ。」
「なんでですか?」
「信用してもらえる話では無かったし、どう話せば信じてもらえるか分からないし、また・・・俺は捨てられると思ったから。」
「問おう。みんなで儀式がやることなかったらどうなっていましたか?」
「・・・。みんなが儀式を参加しなければ俺の命引き換えに終わらせる気でいました。皆が参加するんであればわずかでもいい。みんなで生きる道を探し、儀式を終わらせたい。みんなと一緒に行きたいと切実な希望も持ってしまったのは・・・本当の気持ちなんだ。」
「マリアは生きたいと願うのは俺らはマリアのこと死んで欲しくないと思っている。みんなで儀式を終わらよう。なっ。」
「ん。・・・うん。・・・みんなを巻き込むことはしたくないと考えてたことを許してくれる?」
マリアは涙を流しながら、問いかけると、『当たり前だろ?』、『家族であり仲間なんだからな。』と言葉にマリアは大泣きをした。
「マリア。追い詰めて、全てを話させてしまってすまなかったな。マリアがいないと儀式を終わらせる事できないところが次の儀式が行われる。カナリアの希望も失われるし、俺らの関係は安々と崩れるものでは無いからな。」
「ありがとう。」
「俺の妹でありユクリアの里の住民であり、人竜の民の誇りだ。自信持てよ。」
「バカ兄。情けない長のくせによくもう・・・まぁ軽口叩けたもんだね。情けない人。」
「人竜の民の親友だ。架け橋になると言ったんだ。お互い頑張ろうぜ。」
「もちろんだ。この話し合いではきっちり決めていきましょう。」
「そうだな。角や鱗は沢山取れるわけではないですから、本当に困ってる時しか出せませんしね。」
「角は数が限られているうえに鱗は里でも装飾品で使用することはあるので出せるのは数はありますね。」
「街に出せるとしても無理は分かります。偽物を出回らないようにしないと行けませんね。」
「出せないのであればこの人竜の民が作った作品に入れられますか?」
「少し入れられますが。・・・物産の物にすることで人竜の民の物産物できるが本物と判別ができないのでは?」
「鱗には力をため込むことができるのだけど、ため込むのと技使う時に鱗が光る。力も増すという貴重な品物であります。」
「そればいい案ですがマリンズに鱗の着いた武具は回らないのではないでしょうか?」
「マリンズに武具は俺の鱗で作り上げます。家族や仲間と言った信頼関係が厚い関係の場合は力がかなり増します。だから、マリンズは、俺の鱗と武具作りで守りと攻撃が両方アップするので問題は無いです。」
「マリアに信頼していいんだな?」
「マリンズは俺の大切な仲間だから、心配はいらないよ。」
「マリア、何か必要なものがあれば言えよ。こちらでもできることはするから。」
「ありがとうございます。最初は沢山の用意はできなくてもいいです。何作るかを明確なものにしてください。」
「了解。姫様は何を守るかを話し合いましょうか?」
「人竜の民今の守りだと不安ですよね・・・。現状を教えて貰えますか?」
「二重の壁として最初の壁で見えない壁で守りをし、我々の方の里の近くでは策を張っている状態です。」
「マリアさんは何か策はありますか?」
「ユクリアの里は現状維持をし里の近くで兵士の警備を増やせそうですか?」
「とこを中心ですか?」
「第2階層を・・・中心って言えば分かりますか?」
「・・・。分かりました。あそこは悪いことをしている冒険者をしている冒険者を何とかしないと行けませんね。一緒に守りをしましょう。時間がかかってしまいますが許してくださいね。」
「・・・ユクリアの里は納品するようのを作る、ソフィール王国は警備でしばらく様子を見せてもらいます。いいでしょうか?ユクリアの里から、警備の様子を報告してくれるか?」
「分かりました。進展がありましたら報告します。」
「ユクリアの里も逐一報告をします。」
「お願いいたします。マリルナ。しばらく、ダンジョンの方は・・・。」
「分かっている。しばらくは潜らない。やることもあるから、マリアも大変だろうが思う存分やってくれ。」
「ありがとう。頑張るさ。」
「もう一つお願いがあるんだか、いいか?」
「なんでしょうか?」
「様子みて、話すが、レストランを頼むと思う。どうだろうか?」
「うーん。マリア。意見を聞かせてくれ。」
「はい。スタートたったばっかりでまだ右と左にも分からないと言うのと、何をやるのかも分からないと言う理由なので答えは保留するべきだと思います。両立ができるようになれば具体的な話を聞き、どうするべきかを話し合えばいいかと思います。」
「今は・・・保留するべきってことか?」
「はい。答えを早急に決める必要性は無く、ソフィール王国と我々の様子を見て、話し合い、考えて答え出すのがいいということだと、俺の考えです。」
「・・・。ここはマリアの意見を飲み込もう。まだ分からないことが多いからな。マリア。ありがとうな。」
「いいえ。大したことはしておりません。最終決定したのはリーダーであるマリルナなのだから、反対しませんよ。」
「マリアは先の事を読んで言ったり、動けるんですね。」
「たいした事はないですよ。やる事してるだけですよ。」
「ナドリア姫は話合いや業務は初めてなのかしら?」
「業務も話合いは全て初めてでどうした良いのか分からない事が多いのです。」
「ベルセル国王様は最初は教育として教えるんだが教えて無いとはどういうことだ。」
「もうしわ訳ありません。私が経験しないといけないのに。」
「謝り必要はありませんよ。ナドリア様は必死になってやろうとしている事は分かっていますから。」
「あの、私が初めてなのはいつ、分かりましたの?」
「最初からに自己紹介でおぼつかない話し始めたころだよ。」
「話の内容は大丈夫でしたか?」
「初めてでキョロキョロしちゃうのは分かりますが堂々と懸命に経験努めなさい。」
「ありがとうございます。なんでお礼を伝えればよいのやら。」
「業務必死に励めよ。」
「はい。」
「マリアは全て見抜いたのですか?」
「いろんな経験をすりゃあ分かるさ。カナリア。カナリアもいずれは家族にカナリアの気持ちを伝えなきゃいけなくなる日が来るだろう。勇気と経験積んで、話せるようにしてても、話すのは難しいがカナリアは俺たちがついてるから、大丈夫だからな。」
「ありがとうございます。とこから、自信が湧くのですか?」
「経験からだよ。カナリアの兄さん姉さん達が経験で急に成長したから、カナリアもきっかけがあれば急成長するから、カナリア少しすつ成長する可能性がある大丈夫。できるようになるだろうと見ている。」
「マリアは沢山の人見ているから、色んなことわかることが多いんだろうな。」
「長い間、経験と関わりがあるから、言える事、確信があるんですね。」
「大したことは無いし、当たり前なことだから。」
「マリアさん、交渉は初めてなので、マリアさんに経験と教わりたいのですがよろしいでしょうか?」
「可能ですか、今日は初で緊張していらっしゃるでしょうから、後日に教えられることは教えますね。」
「王国の業務もやれそうですね。」
「王室教務はやった事は無いけど普通に業務はやれることはやっていたから、出来ると思いますよ。」
「マリアは色んな業務やっていたよな。」
「こんな話は終わり。クヴィール兄さんの方は月、いくつ作れるか教えてくださいね。ナドレア様も初めてのことは大変ですが、よろしくお願いいたします。何かあれば、力添えしますので。」
「ありがとう。頼らせてもらいますね。父上にも報告してまいりますね。」
「行ってらっしゃい。我々は宿を取りましょうか。」
「場所は決まってますか?」
「どうしようか悩んでますが、マリアは何か知ってるか?」
「レイランの宿を話そうと思ってました。」
「あそこは紹介しようと思っていた宿なんですよ。」
「あそこはかなり腕が良くて評判がいいとよくお聞きします。」
「マリアさんはこの街の事知りつくしているんですね。」
「アンドレアさんがいろいろと教えていただいたから理解しているだけです。話聞いただけで街の事理解してないですからね。」
「アンドレア。マリアさんにいろいろ話したのですか?」
「キャンプの時に話して̪しまいました。申し訳ありません。」
「責めてはいないから安心しなさい。お昼まで話をしてしまった。時間をかけて申し訳ありません。お昼は用意しましょう。」
「ナドリア。どれだけ時間はかかっているんだい。」
話ながら国王陛下がは入って来た。
「怒鳴りながら入るのはどうかと思いますよグフルク国王陛下。」
「なんだね。お前は。」
「お久しぶりですね。グフルク国王陛下。俺が幼子で遠くの場所に追いやった記憶がありますよ。」
「追いやった?」
「これを見て思い出すのでは?」
マリアはオッドアイと古傷を見せたら、グフルク国王陛下は思い出した。
「あの時の幼子。・・・。あの時はすまなかった。先代の国王は人竜の民のことをよく思っていなかったことくらいはわかっていたはずよな?」
「ええ。人竜の民イコール、モンスターと考えられていたからなぁ。」
「そうなんだよな。急死したから私の代になった。いい事態にしたい。」
「だとしたら、ランチ前に聞かせてもらいたいが、いいですか?」
「なんなりと。」
「先代は人竜の民の事をモンスターと見なし襲撃かける事を認めてたのは知ってますか?」
「・・・。書類ではありましたが何故でしょうか?」
「やはりそうでしたか。」
「やはりとは?」
「先代の王の決定した事のせいで人竜の民の里に襲撃ががあり、人竜の里が1つ残され、残りは潰されました。残っているのは一つだけなのです。今でも襲撃があり、人竜の民も脅かされ戦っております。ナドリアに聞いたところでも分からず終いなので直接、グフルク国王陛下に聞いた方が早いと思いました。」
「なんと残酷な事だ。今から手続きで襲撃を破棄及びに保護下にしましょう。そなた方にご迷惑をかけたことやら。謝罪では許される事はないのはわかっておりますが、我々から謝罪
させていただきます。申し訳ありませんでした。」
グルフルク国王陛下とナドリア王女は頭を下げた。
「頭をあげてください。大切なのは今。今なのです。交友関係を築きたいのであればこれからやっていけば良いのです。しかし、やる事なす事をしないと話が進まないですよね。」
「そうですね。顔合わせになりますが、次回は報告できるようにしましょう。お昼後にやる事をしましょう。お昼は食べて行ってください。」
「ありがとうございます。」
「嫌、良いんだよ。人竜の民と我々の中立を頼みたい。可能だろうが?」
「分かりました。俺がやれることをします。」
「マリアは大役を任されると思わななかったな。」
「フラヴィオは嫉妬丸出ししないでくれない?俺は好きでやりたいとか考えていなかったんだからね?マリルナだってリーダーやりたくてやったわけじゃないでしょ?」
「そうだな。誰かがやらないといけなかったしな。まぁ、やりがいあるからいいかと思ってるからいいんだかな。」
「フラヴィオはサポートをちゃんとしてくれよ。」
「お、おう。了解した。」
「マリアさんはいい仲間を持ちましたね。人竜の民は中々人との合流を苦手な方が多いと思いますが、マリアさんはフレンドリーな感じですよね。」
「俺はあまり人とは仲良くするのは好きでは無いが、マリルナとフラヴィオといる時間が長いから、頼りきっちゃますね。」
「そうだな。マリアとカナリアに距離はあるよな。話はしていても警戒しているな。」
「一人でいる方が楽な感じだよね。人間が嫌いだからですか?」
「嫌い・・・。でもマリルナとフラヴィオは信頼出来る家族であり、仲間だから、別にいい。顔に出やすいし、何考えているかわかるから分かる。カナリアは初めて会って数日だから、信頼していいのか分からない。」
「そうだよなぁ。人前に出ることは無い里もんだから合流は難しいとは言ったもんだが、マリアは大きなドラゴンの様な大きく空を飛べる子になるだろう。我々は信頼して貰えるように努力を努めよう。」
「マリア。落ち着け。イラつくのはわかるか、期待して言ってるんだからな。」
「はぁ〜。分かってるけど、慣れないとキツイ・・・。」
「マ〜リア。少し、外の空気を吸いに行こうか〜。」
「おめぇは乙女か?」
「痛え。逆に言うと、マリアは男勝りだから。・・・そこが好きなんだよな。」
周りはフラヴィオのこと引いていた。
「疲れただろう。外の空気をってリフレッシュしようか?」
「マリア。頑張り過ぎたんだから、空気を吸ってこい。終わったら、宿でゆっくりしよう。フラヴィオは付き添ってやってくれ。」
「おう。任せろ。行こうか。」
「ああ。行ってくる。」
「眺めもいい場所かあります。案内させてください。」
「あそこを使用許可するが大切な客人だから、悪いことしたら許さないぞ。」
「仰せのままに。こちらどうぞ。」
マリアとフラヴィオは席を外した。
「マリアさんとフラヴィオさんはなんか夫婦見えるのは気のせいでしょうか?」
「2人は夫婦だ。最近、籍を半年くらい入れたばっかりだ。幼なじみだから、結婚してもしなくても変わらないのがな。」
「マリルナさんとフラヴィオさんとマリアさんは幼なじみなのか?」
「マリアは6つの時に追い出されて、俺らがお世話になっている、ルクラレの図書館に来てからずっと居たから結構な付き合いですよ。マリアは性格はあんな酷くなったのは仕方が無いと思っている。」
「笑顔は見えなく、トゲのある言い方もそのせいは我々のせいでもあるのか?」
「大いにあると思います。時より見せる笑顔は可愛いと思いますよ。」
「見てみたいものだな。しかし、資格はあるのだろうが。」
「それは皆さん次第だと思います。マリアは何かと笑顔は見れるものでは無いですしね。」
「見た事ありますか?」
「年に12回は見れたかな。」
「ひと月で一回見れるかどうかって話か。」
「それだけマリアは辛い思いをし、笑顔を乏しくなってしまったからな。これからは喜怒哀楽の表現を出して欲しいものだ。」
「マリアなりに頑張ってるんだから、私達で見守るしかないですよね。私はマリアのこと沢山知りたいですし、知れるかもしれませんよね。」
「そうだな。1時間位で戻ってくるだろうし、それまで料理をお願いしますします。」
「任せてください。コック達の腕を振るわせます。」
マリアとフラヴィオは1時間位で戻ってきた。
「戻りました。」
「落ち着いたか?」
「ええまぁ・・・。ご迷惑をかけました。」
「大丈夫だ。装飾品身に着けるのは珍しいな。」
「一昨日の晩に作ったものだ。似たものは複数あるわよ。まあこれも、力を抑える物の1つなんだよね。」
「力を抑えないと物壊しやすく竜の睨みで周りを恐怖を与えるようじゃだめだと思うんだよな。」
「1つでも抑えきれなくて複数着けてるが気休めにしかならんのよね。」
「苦労かけるな。これからもよろしくな。」
「ああ。ももちろんだ。・・・いつまで頭を撫でる・・・。」
「良いじゃないか。妹みたいなものだし。」
マリルナはマリアの頭を撫でていた。
カナリアは膨れているとマリアはカナリアの手を取りマリアの鱗がある左側を触らせた。
皆は驚いていた。
「カナリア。マリアは左顔を触らせることはないんだよ。触らせることはマリアは受け入れている事なんだよ。カナリア?カナリア、どうした?」
「人竜の民の頬を触るのは初めてなのですごいと思うのと急なので驚きました。」
「そうか。マリアは急にやったら驚くだろ。」
「すまない。カナリア。マリアのは肌は細かい鱗でザラザラしているだろう?大きいドラゴンは見た事は無いがなったらかなり大きいんだろうなぁと思う。」
「おいおい。なって欲しいなぁと言う発言はどうなんだよ。ダメだろうが。バレたら、襲ってくるだろうが。マリアは姿隠しするのは得意だろうがって言うの姿隠しで飛んできたんじゃないよな・・。やったのかい。早く来たなと思ったがそういう事が。仕方がないか。早く来て欲しかったし。多めにやるが、3度は無いからな。」
「ラストチャンスはあるってことか?」
「終わったら、挨拶しに行くのにドラゴンの力を借りてやらないといけないんだろうから。それ以外は許さないからな。」
「ありがとう。気をつけます。」
「当たり前だ。俺やマリルナは慣れているがマリアがドラゴンになったらモンスターとして怖がられるんだぞ。」
「モンスターと人竜の民って見分けつかなくなるんだよなぁ。」
「ドラゴンになったら、戻らなくなるって有り得るのか?」
「普通の人竜民は暴走した時後は戻らなくなるし、人がなった場合も戻らなくなるから、禁止にされている。マリアは始祖の力があるから問題はなさそうだが、実際はどうなんだ?」
「俺はできるんです。ドラゴンになってここに来ましたが直ぐに戻れました。翼くらいならクルンの実を煎じて飲めば戻れるが、クルンの木はあまり生えてないと思うか?」
「クルンの木はいくつも生えてますが、煎じて飲めば戻れるのか?」
「戻通りできるようになるよ。大人は出し入れはできるようにならないといけないというか、感じだな。」
「子供は出し入れも、飛べずにいます。教えないと行けないな。」
「そうですね。俺も自由に空は飛べるようになってるからなぁ。」
「そういえばマリアは翼は見たことはないなぁ。」
「俺は翼は出したことは無いので、どのような翼なのか知らないんで、見せて貰えますか?」
マリアはマリルナの顔見て頷いた後、翼を出した。
マリアは翼を出した瞬間にしっぽが出てきて、鱗の色と腕まで広がり髪の毛の色がキラキラと光る白銀になり長い髪の毛になった。
「これでいいかしら?」
「うぁ〜。大きいですね。鱗も髪の色も長さも変わりましたね。」
「宙に浮いているな。」
「すげ〜。どうして、浮いてられるんだ?」
「翼が大きいから、地面に着けられないから。直ぐに空飛びたいから。それにこんな姿は誰も見せたくなかったんだよね。」
「なんでた?」
「長髪キラキラ光る白銀の髪に漆黒の鱗なんて、みっともなくて嫌だわ。」
「ドラゴンの力を借りた姿でかっこいいですわぁ。」
「その姿は2度目とはいえ、相変わらずかっこいいな。」
「本来の姿で空を飛べるのは良いが、その姿もなかなかだな。」
「あの、マリアさん。」
「ナドリア王女はどうなさいましたか?」
「ダンジョンでその姿でモンスターから助けていただいたことあるのです。」
「・・・。2階層で泣いていた幼子?」
「マリア。その言い方。」
「いいのです。あの時はかなり泣いていたかなり小さかった私はモンスターに襲われたのです。その時にその姿のマリアさんに助けていただいたうえに手を差し伸べてくれたのは紛れもなくまりあさんだったのです。兵士のいる所まで導いてくれたのも昨日のように覚えてます。お礼もできずに申し訳ありませんでした。なんてい言えばいいのやらです。」
「別に大したことはしていない。今は元気にしていればいいのです。」
「ツンとした姿も変わらないですね。父上。わがままになってしまいますが、マリアさん・・・いえ、我が友のサポートしたい、交友を深めたいのでこの件は私に任せていただけないでしょうか?」
グルフルク国王陛下はナドリア王女の発言に驚いた後、話し始めた。
「ナドレア。わがまま言うのは初めてだったな。それにマリアさんが我が娘の命の恩人だったとは思わなかったよ。」
「10年近くの昔の話です。お礼をされるようなことはしておりませんよ。歳は対して変わらないでしょうし。」
「マリアさんはおいくつですか?」
「17です。マリンズより年上だけどな。」
「私と2つしか変わらない・・。私は15になりました。当時は私が5歳で、マリアさんは7歳なんですか?」
「マリアは昔あっていたのか?」
「まあね。この姿になってまもない頃に会っている。あの時はナドリア王女は泣きながら帰りたかっていたし。泣かれるとモンスターを呼び込むからああするしかなかったけどね。」
「それでも私は嬉しかったです。ありがとうございます。」
「ナドリア。」
「はい。父上。なんでしょうか?」
「今回のわがままはあまり賛成はしたくないが、ナドリアのサポートや友好関係は許そう。友人を作らせなかった私の責任でもあるからな。思う存分やっておいで。母さんは私から言おう」
ナドリアは急に明るくなって喜んだ。
「父上。ありがとうございます。マリアさん。よろしくお願いします。」
「ええ。こちらこそ、よろしくお願いします。」
「堅苦しいのにはナシしましょう。」
「急ですね。」
「えっ。す、すみません。初めてできた友人でしたので近づきましたか?」
「近い近くない以前に確認というのをしてですね。大丈夫ですか?」
「は、はい。急すぎて申し訳ありません。」
「怒ってはいないから安心してください。堅苦しい言葉や呼び捨てしたい気持ちはありますか、友人として最初は仲良くなれるようにしていきましょう。・・・あ、あの~。翼をしまっても良いですか?」
「そうだな。これから邪魔になるな。しまっていいぞ。」
「ありがとう。肩がこってしまってしまってしんどかったのよね。」
「部屋が狭いとしんどいよな。痛。」
マリアはマリルナにげんこつした。
「失礼きまわりない。すみません。うちのもんが失礼キマワリこと言いました。」
「謝らないでください。マリアさんはしっかりしてますね。」
「そうでも無いですよ。なんのどりえもないのでどうしようもないんです。」
「マリアさんはいずれは後ろから支援した陰の立役者になることは間違いないのですから。」
「そう言って貰えると心強いです。」
「失礼します。御料理のご用意出来ましたので皆様を案内させていただきます。」
「ありがとう。皆様、案内させていただきます。こちらへどうぞ。」
「ありがとうございます。」
食堂に案内され、みんなが席に着席した時に出された料理は珍しい料理があった。
「こちらの料理は何でしょうか?」
「タコライスです。この国では流行しています。皆さんのお口が会えばいいんですが。」
「お店によって味も変わりますし、国によってその文化が味わえるからいいんだすよね。頂きますか?」
「そうだな。頂きます。」
皆、一口を食べて『美味しい』と連語してしまった。
食べ終えた後にデザートが出た。
「こちらは献上をしていただくバウムクーヘンです。プレーン、紅茶、バナナの三種類を用意をさせて頂きました。皆さんのお口に合うと良いのですが・・・。」
「タコライスは美味しかったです。こちらも美味しそうですね。」
「我が国では昔からあります。食べ方は自由なんですよ。」
みんなが困っているとマリアが手を取り、小さくちぎって口にして食べていた。
「あら。どれも美味しいです。」
みんなはマリアの真似して食べた。
「本当に美味しい。色んな味があるのかな?気になるわね。」
「今回はシンプルなのをご用意させていただきました。場所によってはオリジナルなの置いてあるので召し上がってください。」
「情報を教えていただきありがとうございます。ゆっくりと巡り回ります。」
「はい。お互いが素敵な話になるようにしたいです。」
「急ぐものでは無いのでゆっくりと深めていけば良いのですよ。」
「そうだぞ。今回はナドリアにとって初めてなんだから、慌てる必要は無いのだから。マリアさんを初め皆さんににお手数かけますがよろしくお願いします。」
「わかりました。」
「大臣の娘がリニューアル前に喫茶店やっておりまして『夢のカナリア』を経営をしておりますから喫茶店でゆっくりした後にレイランの宿にでもどうでしょうか?」
「夢のカナリアですか?」
「はい。各地で喫茶店やお料理やで学んでおりましたので結構やれますよ。」
「マリア?どういうことだ?」
「経験積んだので美味しいと思うから、いかがですか?ということらしい。1度はよってみますか?」
「よってみます。 美味しいお料理、心より感謝申し上げます。」
「喜んでもらえてうれしいわ。これからもよろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
「失礼します。」
「また、よってくださいね。」
「分かりました。」
マリア達は夢のカナリアに寄った。
「古い店で良いですね。」
「いらっしゃいませ。」
「ここが大臣の娘の店と聞いたがここで良いのか?」
「間違いではないが誰から聞いたんだ?」
「国王陛下から聞きました。我々は『マリンズ』です。俺の名はマリア・ナーシャ・ソレイユと申し上げます。無礼なことを言ってしまいお許しください。」
「4人は人間やモンスターと違うな。」
「良く分かりましたね。人竜の民のと言えば分かりますか?」
「?!民芸品や特別な薬など作るすごい種族だよな?冒険者によって数が減ってしまったよな?」
「前の国王陛下に指示のもとやったことが分かりまして、今は手を取り会う準備をしてるところです。」
「前国王は人竜の民はモンスターであり、道具と考えで必死に足掻いたがダメだったが今は、違う。平和主義の者が多いから、いい方向へ行く事を祈ってるよ。」
「感謝を申しあげます。お茶をしても良いでしょうか?」
「とうそ。席を自由にお座りください。お冷とメニューをお持ちいたします。」
「ありがとうございます。」
メニューを見てマリア以外は紅茶とクッキー、マリアはコーヒーとクッキーを頼んだ。
「マリアはコーヒーを飲めるんですか?」
「好みかな。苦味と酸味が美味しいんだよね。」
「後で、1口下さい。」
「俺らもいいか?」
「どうぞ。」
マリア以外コーヒーを1口飲んで苦いと言ってびっくりしてた。
「砂糖やミルクを少し入れると飲みやすくなるよ。」
「そうなのですか?今度試してみよう。」
みんなで和気あいあいした後、マリア以外の人竜の民の3人は里に帰って行き、レイランの宿に行った。
「いらっしゃい。おや?始めてみる顔だね。」
「冒険者なったばっかりなのでこれからお世話になります。」
「そうかい。私はこのレイランの宿の女将のアマンダだよ。よろしくね。」
マリンズは自己紹介をした。
夜、マリアはこっそり酒を飲みに行っていた。
こっそりと帰る時にマリルナに見つかった。
「マリア。どこに行っていったんだいって酒臭い。酒に飲みに行ってたのか?」
「お、おおう。美味しく頂きました。ダメだったか?」
「いや、ダメではないが、俺らにも誘ってもらいたかったな。」
「ああ。すまなかった。次回は誘うから、見逃してくれないか?」
「色々聞きたいが、疲れているだろうからゆっくり休んでくれ。」
「お、おやすみなさい。」
「おう。おやすみ。」
翌日の昼にマリルナが酒場に誘われた。
マリアが行った酒場に行くことになった。
「これから行こうとしている酒場はどこなんだい?」
「カルリン居酒屋。あそこは美味しいから行く。」
「そこ美味しいのか?」
「街も人に聞いたのと、実際飲んだから間違いない。あそこは依頼が集まる場所とあるんだ。店主は豪快で珍しい料理を出すんだ。」
「ほえー。マリアは飲むんですか?」
「飲むよ。マリルナとフラヴィオもこっそり飲んでるよ。」
「マリアほどでもないよ。」
「2樽開けてしまう位酒豪だからな。」
「そんなに飲まれるんですか?」
「昨日はどれくらい飲んだんだい?」
「・・・エール5杯、赤ワイン2杯、白ワイン2杯は・・・飲みました・・・。」
「そんなに飲んだんですか?」
「少ない方だよ。人竜の民は最低、大きい樽2つ3つ飲むのはザラでもないよ。」
「あの大きいのですか?すごいんですね。」
「昨日は飲んでいたが、ほろ酔いで帰ってきていたけどな。」
「飲み過ぎたと思うけどな。」
「自覚あるんだな。少し足りない状態で帰ってきたんでしょう?」
「まあね。用潰れた事が無いからしたいんだよな。」
「それダメだろうが。ほろ酔いで良かったと思うよ。」
「マリルナとフラヴィオがいる時にやってみたいものだわ。」
「考えとく。この店か。昼間は我慢しなよ。」
「わーてる。」
「わーてる?なんですか?」
「わーかってるって言ってるんだけどマリアはなまって言ってるだけだから。ドラゴン語も分かるのか?」
「はい。昨晩酒場に行く前に話ができるくらいのことをやって頂きました。」
「マリア・・・報告忘れてたな?」
「うっかりミス。すまない。」
「まあいいか。最初は話がわかるようになっていたから。」
「大目に見てもらってすまないな。」
「別にいい。今後の期待しているから。期待を裏切らないてくれよ。」
「期待してくれてどーも。言われると恥ずかしいじゃねーかよ。」
「マリアってかなり期待されているんですね。」
「こいつはムダに知識や戦い強いんだわ。料理も上手いし。いないと困るんだわ。」
「無駄なほめ殺しはやめろ。」
「ツンデレも可愛いなぁ。このやろう。」
「一発、あの世行きにしてやろうか?」
「やだらおっかないこと言うな。」
「完全にフラヴィオの悪ふざけし過ぎだ。」
「そんなこと言われたら、気持ち悪すぎて嫌になります。マリアの行動取るかもしれません。」
「みんなそんなこと言うのかよ。」
「俺が変なこと言ったら、どう思う?」
「嫌かも・・・。知れないです。」
「それくらい・・・いや、それ以上、嫌だったんだよ。反省しなさい。」
「マリアは相当ご立腹ですね。」
「マリアはフラヴィオはトリガーに過ぎないかもしれん。今回は取引をすると思わなかったから少しイラついていたんだから、フラヴィオノアの言動がぁれる感じになってしまった。マリア。酒飲むか?」
「マリルナ、いきなり何?」
「最近飲めてなかった、昨日は一人で飲んでても寂しかっただろ?たまには飲もうぜ。って話だ。」
「良いの?かなり飲むけど?」
「構わない。かなり軍資金を隠し持っているだろ?今回の回復や武器作りに戦いや勝利品を交換してるのはマリアがせっせとやってるからあるのバレてるぞ。」
「ッチ。バレてたか。教えてもらう代わりに飲んでいいと交渉してきた訳ね。わーた。細々と教えるから堪忍してよね。」
「マリアってすごいんですね。入りましょう。」
カルリン居酒屋に入ると店主が豪快に出迎えてくれた。
「いらっしゃい。って昨日の豪快に飲んでくれた娘じゃねーか。」
「アーロン。昨日は美味しいお酒とお料理、ご馳走様でした。冒険仲間と一緒に来ました。」
「そうかい。ゆっくりしていけ。」
「ありがとうございます。この人はアーロン。ここカルリン居酒屋の店主だよ。ここが有名な美味しい店なんだよ。俺はここに気に入っちゃってさ。」
マリアは笑顔で話してた。
みんなはマリアの笑顔見てびっくりしてた。
「みんなは、なんでびっくりしてるの?びっくりすることないじゃないのか?」
「マリアは笑顔で話すのが久しぶりに見るから。」
「マリアって笑顔が可愛いなんて知らなかったんです。真面目な顔で見た事なかったので見れるなんて。」
「カナリアは色んなこと知っていけばいいよ。マリルナ、フラヴィオ。贅沢は滅多にできないからいいじゃない。」
「そりゃあ・・・そうだな。美味しい顔見せてもらうからな。」
「やだなぁ。見ないで欲しいものだわ。」
「マリア。ちょっといいか?」
「どうしたんだい?」
「マリア、回復薬や復活薬や解毒薬の準備はするのか?」
「・・・そうだなぁ。ダンジョンに潜ると戻れないし、潜っても作れるが、王様方とあいつらに話しをする際にに必要なると思うから、明日の朝から作ります。」
「マリアって作れるんですか?」
「マリアはクリアンスセルでドクトルマグスの知識も実力もある。マリア。作業工程をあまり見せたくないのは分かるが、見ていいか?」
「あまり見せたくないのよね。伝統であるし。」
「ダメ・・・でしょうか?」
「仕方かありませんね。薬のニンギルを試飲もらうが良いかしら?」
「に、ニンギルだと。」
マリルナとフラヴィオが顔か青くなっていた。
「マリルナ様とフラヴィオ様はなぜ顔が青くなっておられんですか?」
「飲めば分かるわ。」
「ニンギルの効果はどんなんでしょうか?」
「ダンジョンで戦いでやられて倒れた時に飲むと元気になると技使う力もパワーアップする。・・・あっ。いっけな。」
「どうした?ニッキル草とヤビルクス草をつんでないや。」
「そこら辺で買えないのか?」
「薬草は売ってないよ。人竜の里でしか栽培されてないんだ。取り寄せするのも癪なんだよなぁ。」
「え〜。作れないんですか?」
「朝早くに取りに行くよ。いくつか足りないものがあるがあるから作れないな。作ってあげられなくてごめんな。」
「取りに行くって里までどうやって行くんだい?」
「1人でダンジョン内を探索しながら行くのはみんな許さないでしょう?今は待機期間だし。取り寄せしてもちゃんとしたのか来るか分からないし、自分の目で品質確かめたい。だから、テレポート使わざる得ないでしょう。欲しいのが揃えば作れるんだけどな。」
「そっか。あまり行って欲しくは無いものだけどな。そろそろ戻るか?」
「そうだね。マスターご馳走様でした。」
「おう。美味しかったか?」
「最高に美味しかったです。また来ますね。」
会計をして宿に戻るとフートを深くかぶっている人が居た。
「戻りました。アマンダさんどうされました?」
「マリアさんにお客さんだよ。」
「俺にですか?・・・クヴィール兄さん。なんでここに?」
「ここでは話すもなんだ、お部屋で見せたいものがあるのと話がある。良いか?」
「分かりました。俺も話したい事がありますし。」
「マリア。お酒を飲んだのか?」
「ええ。お酒は飲んでますよ。里では禁止はされてないですよね。」
「まあな。お酒飲めるなんでな。仲間とお酒は美味しかったか?」
「誰かと飲むのも良いと思うよ。1人で飲むのも悪くないなと思ったわ。ここが借りているお部屋です。」
お部屋に入りアルコールランプに火を灯した。
「クヴィール兄さん、話って何でしょうか?」
「マリアが冒険者になったのから、これらの品々が必用かなと思ったから持ってきた。確認してくれ。」
マリアは袋の中身を見たらニッキル草とヤビルクス草と大量の水袋と複数の薬草かあった。
マリアはビックリしてた。
「俺が欲しかった品々。ありがとうございます。ニンギル薬作りが最初に作れる。」
「誰も作れなくなった、誰も知らないレシピ。なぜ知っている?」
「遺跡に記載されて、俺なり道具作ってニンギル薬を作ったらできた。明日の朝に作るので、その時に来てください。」
「良いのか?」
「あまり教えたくはないが、キラユイとュノンにも来てもらっても良いですよ。」
「本当にありがとう。いつ頃伺えば良い?」
「明日の朝に来てください。ニッキル草が3種類混ぜられてるから、仕分けするところからやらないと行けないみたいですし。」
「仕分け?」
「葉っぱ見てください。色も違いますよね?木によって色が違うんです。作るとその色が出るんです。以前作ったニンギル薬です。」
ニンギル薬を色が3種類、出した。
「ピンク、黄色、緑の3種類になるけど、どれも濁らず透き通ったニンギル薬なるんだけど、濁ると見た目も汚いし、苦いすぎて薬飲まないと意味無いですよね?」
「そうだな。しかし、こんなにきれいに作れるんだな。」
「仕分けと検品してみないことには分からないがより良いものを作れるか分からない。」
「まてまて、検品って俺ら悪いみたいじゃないのか?」
「悪いとかじゃないよ。小さいのを別の薬に回さないだといないだけだ。」ヤビルクス草を混ぜて作る回復薬や解毒を回せるからな。」
「回復薬のミンガルと万能薬のバンガルの事か?」
「ええ。そうよ。少量だけど使われているわよ。」
「まてまてニンギル薬と共にレシピが無くて困ってるんだぞ。」
「俺は薬と遺跡の事は知ってるから教えようかと思ったが、追い出されたので教えられなかったから、俺しか知らないのも仕方がないと思います。」
「マリアは嫌われいたんですね。」
「嫌われてたんじゃなく、異物であり力があったから脅威になるから排除しようとしていたんだ。」
「そんなことしていたから、里は襲われ、いずれは里がなくなるんではと危惧しているんだ。」
「昔は戦えた者が多かったが、徐々に戦う必要も無い平和ボケになったんだろう?そのせいで前王は人竜たみまは脅威だと認識され、襲撃かけられたんじゃないたですか?戦えるようにしないと危ないと俺はなしていたはずだが?」
「マリア。それ言ってはいけない言葉だぞ。」
「良いんです。マリアはこうなる事を危惧をして進言してくれていたのに聞く耳を持たなかった我々は悪いのです。マリアは賢者と同じ力の持ち主なのは確かなのです。少しでも聞けばこうならなかったはずです。申し訳ないです。」
「マリアは賢者と同じ持ち主?」
「先祖の知恵を持ったものだ。薬を作るのに知恵も機能も衰えている。」
「マリアは不思議な器具持ち合わせてるよな?」
「俺が考えて作って貰った特注品物だからな。2台持ちでも俺しか使いこなせないから意味もないんだ。明日の朝から忙しくなるな。」
「色分けしてあるから問題ないよな?」
「問題はない・・・たが、確認してから作るから明日の朝に来てくれ。」
「わかった。一旦帰らせてもらうな」
くヴィール兄さんは帰った後、フラヴィオは聞いた。
「なぁ、マリアは里の人達のこと嫌いか?」
「嫌な思いし、裏切られた里を簡単に許せるものではない。関わりたくもない、そこを避けて進みたいものだ。」
「目的が終わるまでは仕方がなくやらないと考えているのか?」
「ああ。同じ事を行うことは有り得るからだ。復活薬のニンギル薬と回復薬のミンガルと万能薬のバンガルは教えてないが最後は『カストロール』という技使うんだが、普通にできないんだ。」
「なんでだ?」
「巫女技でも力が5、6人の力が必要になるうえに命がなくなるくらいの危機がある。」
「それは問題だな。使い道、使い方、使える人が居ないと危ないんじゃないか?」
「マリルナに言うどうりだ。復活も回復も万能薬をも飲ましても効果発揮しないんじゃ意味がない所か悪化する事になりかけない。俺が作っているのは本来の薬を薄めて改良してあるんだ。」
「薄めたり改良してあるんですか?」
「人間と人竜の民の身体の構造上に問題あるんだ。特異体質なんだ。人間の不治の病と人竜の民も不治の病が大きく異なるんだ。人竜の民はヤマンブル病なんだ。」
「ヤマンブル病はなんですか?」
「ヤマンブル病は身体がドラゴンの鱗覆われて進めばドラコンになってしまうんだ。」
「治る方法はあるのでしょうか?」
「あるわよ。ニンギル薬を手を加えた物を与えれば元る̪し治るよ。」
「マリアしか作れないんですか?」
「もちろん。ニンギル薬がベースで作ればいい。俺の作る薬は匙加減で作り上げちゃうのよね。」
「完成度は最高なんだよな。明日の朝から大変だから解散しよう。マリアは保管をきちんとしろよ。」
「はぁ。分かりました。」
マリアは状態を確認をした後に布を被せ一眠り着いた。
朝早くにマリアはニッキル草をし分けてしてる中、フラヴィオが入ってきた。
「おはよう。マリア、入るよ。」
「おはようフラヴィオ。どうしたの?」
「朝食の時間になっても降りてこないから、来たんだけど、仕分けしてたのか?」
「朝早くにやらないと、終わらないからやっていた。もう、その時間なのか?」
「ああ。朝食の時間だ。どれくらいで終わる?」
「2時間はかかるかな。」
「結構かかるな。一休みで朝食はどうだい?」
「・・・。分かったわ。グチグチ言われても嫌だし。食べるよ。布かけさせてくれ。」
マリアは布をかけ下に降りたらみんながいた。
「マリアおはよう。」
「おはようさん。」
「降りてこないから、作業してたのか?」
「仕分けをしていた。」
「仕分けと、チェックしないと、次の工程ができないんだよね。」
「でも、夢中になりすぎに注意だぞ。」
「夢中になるとご飯は食べないんですか?」
「そうだな。ご飯だけではなく、周り見えなくなるからね。」
「量も量だから仕方が無いのよね。くヴィール兄さんとキラユイとユノンは来てたの?」
「おはようございます。マリア、よろしくお願いします。」
「ん。ご飯食べたら、戻って作業に戻ります。」
「集中力が凄いな。」
「マリアの好きなのは研究と開発なんだ。夢中になるのはいいんじゃないかと思う。助けて貰ってることが多いからな。」
「クヴィール兄さん。植物に手入れきちんとしてください。」
「ど、どうした?」
「人竜の民の里にある薬草は最古の薬草と最古の薬なんだよ。薬草が無くなれば無くなれば薬も作れなくなるわよ。そうなれば人竜の民は終わりの運命を辿るわよ。」
「すみません。」
「クンヌルクモや、マユルスも大切できてないようじゃ未来は暗黒時代へまっしぐらよ。」
「いつもまして、毒吐き・・・。きつい。」
「16年くらい、怠けているんだろ?俺らが行くまでは本気で手入れしろ。」
「どうしてですか?」
「それも分からぬのかよ。」
「そこまで言うのか分からないです。」
「良薬や上質の煙草を造り手だけだじゃより良いもの作れない。育ても最高品質でつくり、作る側もより良いもの作ってこそ最高な品物ができる。ご馳走様でした。後できていいからね。さて水大量必要になるな。」
「我々も手伝うよ。」
「ありがとう。助かるよ。先に戻ってるね。」
「了解。」
みんなで水を運んだり、葉っぱを仕分け終わった後の洗いで落ち着いた。
「マリア、この使った水はどうするの?」
「洗って来て。空っぽの状態にして持ってきて欲しい。俺は次の工程の準備しないといけないから。」
「了解。」
マリア以外桶を綺麗にし、からにして持ってくると大きな装置が置いてあり見マズに火をかけていた。
「みんな、お疲れ様。一休みしてて。俺は作っちゃうから。」
「へーい。」
マリアはニンギル薬を2種類の液体に別れてた。
「これを覚ましてる間に休憩しよう。お昼持ってきてもらえる?これを片付けときたいから。」
「わかった。」
お昼を食べて、後片付けした後、仕上げ入った。
「これは甘いんだが、薬としては弱い。こっちは苦いんだが、薬としては強すぎる。味見してごらん。」
みんな、飲んでみたら、びっくりしていた。
「これを合わせるんだ。合わせると、完成なんだが、難しいんだ。まぁ、見ときなさい。」
マリアはニンギル薬を完成させ、術をかけました。
「これは完成だよ。」
みんな味見して、さらにびっくりしてた。
「これが完成したやつか苦い。」
「余った甘いのは回復薬のミンガルと万能薬のバンクルに使います。これを瓶に詰めたら、次の薬つくりますね。」
ニンギル薬を瓶に詰めたら、復活薬と回復薬をすり潰し、ニンギル薬の甘いので薄めてしばらくつけた後、こして、瓶に詰めた。
「マリア。3種類の薬で余ったのはどうするんだ?」
「瓶に詰めたのはダンジョンで使用するが余ったのはどうするかなんだか、城にいる達は文化だけではなく、これらを隠している事を話せと言うだろう。出して試飲させるが出回らせる気は無い。何しろ扱いつらい品物なうえに作れる者がいないのが現状だからな。」
「そんなに難しいんですか?」
「ああ。甦らせるには街の物を使った方が効率が良く、生産性が特化しておる。マリルナとフラヴィオは薬が効かない体質だから俺が作る薬が効くから最後まで見るけど、この薬らは原材料や作り手も使いかたも簡単じゃないんだ。」
「難しいんですね。私も薬は効かない体質なんです。マリアは気づいてました?」
マリアはカナリアの腕を取り、洋服をまくり上げた。
腕に注射の跡が残っていた。
「初めて会った時から気づいてたよ。家族から愛されていた事、病気になりやすい事、色々聞いていたが薬は聞かない事は知ってたが、言うタイミングはいくらでもあったはずだ。なぜ言わなかった。」
「マリア。言いずらいこともあるだろう。だから言い出せなかったんだろう。」
「病気で薬効かなければ色んな薬を処方されたり、最悪、死に至ることもある。沢山の人々見てきたからわかるが、黙ってるやつがムカつくんだよ。」
「ごめんなさい。ご迷惑をかけます。」
「このルクイス茶と体調回復と一緒に作った新しく作ったルックラクスル薬でをしばらく飲みなさい。」
「えっ、は、はい。」
「この怪我治し、体調良くしなさい。」
「分かりました。」
「治療法見つかるならやれるだけやってみな。」
「分かりました。」
「カナリアは最初に会った時は顔色悪かったのが今は体調はどうだい?」
「だいぶ良くなりました。マリアは何したんですか?」
「しばらく薬服用やら何やら見てました。問診してした際に聞きましたよね?おぼえてますか?」
「はい。薬は飲んでも体調は良くならないのですか?体調はどのような状態なのか?と聞きましたし、体触ってましたよね。なんでですか?」
「腕に模様出てませんか?」
左腕をまぐって模様あった。
「これですか?」
「マリルナとフラヴィオと同じ薬効きにくい体質で、貧血と戦いの向上は間違いなくウルビアナの紋章のせいでしょう。」
「ウルビアナですか?数年しか生きられないじゃないですか。」
「儀式を行われる前に死んだら終わりなるだろうが。」
「おいおい。勝手に死ぬ前提として話してるんだい。」
「祈りの巫女に選ばれると同時に出ると30歳になる歳までに死んじゃう話なんですもの。」
「選ばれだ人竜の民がウルビアナの紋章にある印を入れれは早く死ぬことは無いし、能力や力が上がる。祈りの儀式で重要になってくるんだ。」
「マリアは知ってるんですか?」
「知ってるも何も選ばれだ者同士の契約書みたいな物だから。呪禁を使わなないといけないけど、カナリアが体力が持たないと思うけど。それに私の胸も出ているんだ。」
マリアは服を脱ぎし下着になると左胸にカナリアと同じ紋章が出ていた。
みんなびっくりしていた。
「マリア。私と同じ紋章が出ているんですか?」
「クリアンスセルに選ばれると同時に出るように細工されており、俺の場合、職がクリアンスセルに固定されてしまう。カナリアと契約すれば全てが向上するか・・・。」
「私と契約した場合、私も全て向上し、体調は改善するんですか?」
「するが、契約中が・・・」
「なんだね?はっきりと言ってくれないか?」
「契約を結ぶ時にカナリアは熱と激痛がしばらく続く。俺は熱は出ないが激痛と竜の姿に変貌する。俺の場合、竜の姿が数ヶ月はかかるか、生涯その姿になるかもしれないわね。」
「酷い姿になるってことなの?」
「そうなるね。マリルナとフラヴィオは見たことがあるからどんな姿だろうが見飽きてるだろうしね。」
「あの姿になるのを1度、見せた方かいいんじゃないか?」
「今日から2日くらい変貌する日で我慢してるんじゃないのか?脂汗すごいからよ。」
「あまり見せたくなかったけど仕方ないな。」
マリアは全身をドラゴンの鱗が出て尻尾と口が大きく出てきて、角がもう一本出てきた。
カナリアは絶句した。
「これか本来の姿だ。気持ち悪いだろ。はぁ。牙もはっきり生えてるし。やれやれ。」
「初めて見た時よりかっこよくなっているよ。カナリアはマリアの異様の姿に来失っているな。」
「仕方ないだろう。この姿になるのは怖いし、気持ち悪がられてきたから慣たがまさか気を失うとはな。ほらそこ時な。数時間で目が覚めるでしょう。これ洗ってくるから。行ってくるな。」
マリアは洗い物行って数時間後にカナリアが目を覚ました。
「おはようカナリア。」
「マリ・・・ルナ・・・さま。カナリアは?」
「洗い物行ったよ。どうしたの?」
「マリアってあの姿でお辛い経験してきたんですか?」
「あの姿はたまになるが、俺らはかっこいい姿たと感じたが周りはモンスターのような姿で恐れられてきた。本当は良いやつで優秀な奴なんだが、姿で怖がられ避けられてきたんだ。」
「本当に優しく、色々と教えてくださる良い方なのは分かっておりますか、私はびっくりのあまり気を失ってしまいました。気を失った事に謝りたいです。」
「気にしないから大丈夫だよ。マリアは明後日には人の姿には戻るから、その時に文書に印を入れるがそれまで見慣れればいいよ。おっ。戻ってきたな。」
マリアが入ってきた。
「戻りました。」
「おかえり。」
「ん。・・・マリルナ、フラヴィオ。ニタニタしてるけど、何?」
「カナリア。マリアに話したい事があるんじゃない?」
「そうなのか?」
マリアは洗い終わった荷物を置いた後、カナリアの顔を覗いた。
「あ、あの、その・・・びっくりして気を失ってしまって申し訳ありませんでした。」
「それなら気にしていない。こんな姿を見て引いてしまうのは仕方が無い事だ。」
「マリア。人竜の民は昔からいる種族だと聞いており、知ってました。しかし、どのような種族なのかどんな生き方なのか知られておりません。私はマリアは知る必要は無いとか言うかもしれませんか、私はマリアの事を知りたいです。仲を深めたいたです。」
「・・・勝手にしろ。それと、これを持っていろ。」
「これは?」
「龍石と角のお守りだ。身につけてな。体調は多少マシになるだろうから。」
龍石と竜の角でできたネックレスをカナリアに渡した。
「普通のネックレスと違うが体調良くなる以外にも付与したんじゃないのか?」
「一時的付与を1つ下だけ。」
「どんなのですか?」
「バラバラになっても見つかるように付与しただけだ。」
「ちゃんとした付与しないのか?」
「ちゃんとしたのを作ってないから、できるまではそれでいいと思っていた。俺らのはあるのか?」
「マリルナはピヤスと剣とベルトに付与でフラヴィオは腰巻きにピヤスと弓に付与しているけど。」
「そうだっけ?」
「話したけど忘れてみたいね。まあいいんだけど。」
「私も付与していただけるんですか?」
「リーダーのマリルナとカナリア次第かな。」
「もちろん。着けてもらいたいから作ってくれるか?」
「作る事は可能なんですか?」
「希望があればそのれなりには作れるけど、時間はかかってもいいなら作るよ?」
「マリア、苛立ってますか?」
「なんで?」
「なんて言うか、その姿で嫌な思いしたから、誰も見せたくないって感じがします。」
「マリルナとフラヴィオから聞いたんでしょ?嫌な事。俺は見せると嫌われるの嫌なんでね。」
「・・・た・・い・・・。」
「ん?何か言ったか?」
「マリアの顔とか手とか尻尾とか触りたいです。」
マリアは片付けてたがびっくりした。
「なんでだ?こんな化け物を触りたいと思うんだ?気持ち悪くて関わりたくないはずだ。」
「なんでですか?なんで、自分を嫌うんでしょうか?初めて見るとびっくりしますか、私は今のマリアがかっこよく、青と桜色が混ざった綺麗な鱗で淡い水色にストロベリーブロンドの髪色で綺麗。」
「褒めても何も無いぞ。」
「本当に素敵なんですもん。戦いも強くて、知識も豊富で綺麗な女性からかっこいい女性になったもん。」
「くどい。嫌われてきたから、信用出来ない。」
「マリア。大丈夫だ。カナリアはマリアの事を知り、共に生きたい、仲間として背中を預けて戦うんだ。絆を深め合わないか?」
「マリアも嫌がる、心の傷のも分かるが、カナリアを信じてみたら?」
「・・・。わかった。優しく触っていいよ。」
カナリアはマリアの肌を触った。
「かっこいい。マリアのお肌って綺麗に手入れしてますよね。私は人竜の民のこと知らなかったのと友人がいなかったので、友人も作りたいですし、人竜の民のことを知りたいです。」
「気持ち悪くないのか?」
「全然。むしろ大好きですよ。」
「あっそ。気が済むまで触れば。」
「ありがとうございます。」
カナリアはマリアの肌を触り続けて気が済んだ後、喜んでいた。
「マリア。ありがとう。」
兵士が来て、面接の話をした後立ち去った。
「明日、応接か。」
「話をしましょうね。」
「ふん。」
翌朝、みんなは準備と朝食を食べて話し合いに臨んだ。
「集まりいただきありがとうございます。マリアさんは異様な姿ですね。」
「月1回の生え替わりです。2、3日出戻るのでオキニなさに。」
「かっこいいのでそのままでいてもらいたいものです。」
「そう言っていただけるのは感謝してますが、醜い姿で申し訳ないと思います。」
「気にしないでください。お好きな姿なので。マリアさんはマリアさんしか作れないお薬を説明をお願いします。」
復活薬のニンギル薬と回復薬のミンガルと万能薬のバンガルを説明をし、サンプルを出した。
「味見はいかがですか?」
「いいのですか?」
「はい。」
サンプルで出したニンギル薬を飲んだ。
「特独の臭いと味ですね。飲めないことは無いですが。これが扱いつらい品なんでびっくりです。」
「これが無くても通常の薬で回復するので自分しか使えないようにしてます。」
「冒険者用の薬はこの国で作って販売しているので良いという事か?」
「はい。国の薬や武器や防具等々は進化をし、優秀な品も腕利きの職人や販売している方々いるから俺の薬は必要ないですし販売したら、皆さんの反感を買うだけですからね。」
「その薬を作ったり使用はどうするんですか?」
「リーダーである、マリルナに確認次第ですけどね。」
「ナドリア姫様はこのような薬を出回るのはどうなのかお聞かせ願えないでしょうか?」
「効果や使い方か難しいのを市場に出回らせるわけに行きません。」
「育てるのも作るのも一苦労します。作り手はマリアしかできません。これらの薬を作り手や使うのはマリア以外使う禁じるのはどうでしょうか?」
「マリア様にお子様が生まれて同じように使えるようになられたらどうお考えでしょうか?」
「きちんとした教育をしたうえでどうするか話し合いたいものです。これらの薬らはマリアだけの特権にしても良いですかな?」
「その方が良いですね。マリア様、も良いですね?」
「かしこまりました。」
「ところで、そちらの人竜の民の方とは話はまだでしたね。」
「はい。まだ高度な物も作れてませんが、高度な品作りつつ、信頼関係を築く事が出来たらいいと思ってます。」
「我々もそう思うが、出来次第、マリア。確認できるか?」
「俺ですか?」
「ええ。マリルナ様、フラヴィオ様の武器や装飾を作り上げた。見る限り何年間も使いこなせていると見えます。マリア様の職人の目利きに頼らざる得ないと思います。頼んでもいいですか?」
「・・・最善を尽くします。」
「あら?困り事ですか?」
「いいえ、なんでもございません。」
「カナリア様の武器や防具はやってあげないんですか?」
「武器はもう少し手を加えるところです。防具は話し合い中でして、決まり次第に着手します。」
「仲間はずれは可愛そうですからね。」
「分かっております。」
「眉間に皺を寄せては綺麗な顔が台無しですよ。話しが変わりますが、こちらは分かりますか?」
兵士が持ってきたのは大きい宝石が持ってこられ真ん中に置かれた。
「ドラゴンストーンですね。随分前に効力切れてるようですね。」
「マリアはご存知でしたか?」
「マリア、ドラゴンストーンって、人竜の民にも飾られていたあれか?」
「ええ。人竜の巫女さんが数百年おきに力を込めないといけない物なんだが、久しぶりに入った時には守りを感じなかったがそういう事か。」
「10年前に切れたみたいで、父が体調悪くしております。何とかなりますか?」
「このストーンと体調の関係はあまりないと思いますか、王様は見ないと分かりませんが、このストーンは巫女の力がある私が力を込めます。その後に王様の見しましょうか?」
「お願いしてもよろしいんでしょうか?」
「後ほど、お医者様に見てもらった話もお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「最初にこちらのドラゴンストーンを終わらせますね。」
マリアは白い手袋をはめて、抱え込んだあと、呪文を唱えた瞬間から、輝き始めた。
「終わりました。大切にしてくださいね。」
「あの、マリア様。」
宝石を宝石用よ座布団にそっと置いた。
「なんでしょうか?」
「無礼承知なんですか、父上の治療は出来ないでしょうか?お医者様は手の施しようがない感じなのです。マリア様のクリアランスセルはドクトルマグスやメデイックの職業も含まれているとお聞きしました。無理承知なのは分かっております。見て頂けないでしょうか?お願いします。」
ナドリア姫様は立ち上がり、頭を下げた。
「マリア。見てやってもらえないでしょうか?」
「・・・。いくつか聞かせてもらえるか?」
「マ~リ~ア~。」
「問診だ。見るだけなら、見落としや誤診はあってはならないでしょう。嫌な事も些細な事でもお答え頂けますか?」
「父上が助かるなら話します。」
「いつ頃体調悪くされましたか?」
「5年前です。10年前に水晶があの様になってからどうしたらいいのか悩んでおられたかと思います。」
「5年前か。体調悪くなった際、どのような症状出てましたか?」
「食事をあまり取らなくなり、頭痛と吐き気と胃のむかつきふらつき始めました。ブツブツと何か言ってました。」
「何を言って居られたか覚えておられますか?」
「龍神様が龍神様がと世界が終わる夢を見る言っておられたのですが、何か関係あられますか?」
「もしかして。」
「なにか分かったのか?」
「見ないと分からないがこの水晶に竜人様がいるんだがこの国に危機を知らせたかったんだろうが、悪い結果になってる可能性がある。見てみないといけませんね。」
「見てくれるんですね?ありがとうございます。」
「この水晶を持って行くのが条件です。よろしいでしょうか?」
「分かりました。よろしくお願いいたします。」
ナドレア姫様に案内され、王は弱々しく寝ていた。
マリアはすぐに診察した後薬を調合して飲ませ、王の胸に手を乗せて呪文唱えるとみるみる良くなって行った。
「王様、体調はいかがでしょうか?」
「随分と良くなった。そなたは?」
「自分は人竜の民のマリア・ナーシャ・ソレイユと申します。冒険者でクリアランスセルをしてます。」
「祈りの儀式の選ばれし者でしたか。龍石の呪いで悪いことになっていましたか。」
「いいえ、違います。予知夢を見せられていました。」
「どういうことでしょうか?」
「数十年後、いや、数年後に起きる可能性のある物を見せていたのでしょう。」
「人竜の民からクリアランスセルが出るのを夢出ていましたが、マリアさんでしたか。」
「俺がクリアランスセルと言う事は証拠を出さずに理解頂けてると思っておりますか、どうなんでしょうか?」
「その水晶の輝きとわしの身体が良くなったことを見りゃ分かる。マリアさんは人竜の月の物姿のも関わらず、我らの言葉を理解と話が出来るのが何よりの証拠じゃろ?」
「父上。人竜の民は・・・。」
「知っておる。言葉の壁や文化の壁があったうえに先代の父が行ったせいで、交渉が出来んかったのじゃ。」
「兄さん。俺が勝手にやることを許してくれますか?」
「合流の話はお前にやってみせな。」
「ありがとうございます。」
「2人は仲良さそうな会話しておられますね。」
「こちらの3人の紹介来てないですね。3人とも私と同じ人竜の民です。こちらは俺の兄であり村長を務めてます。こちらは夫婦で短い間助けてくれていた大親友です。」
「マリア。嬉しいこと言ってくれるじゃないか。」
「当たり前でしょ。命の恩人だもん。」
「短い間というのはどういうことでしょうか?」
「・・・まぁ、10年前の話ですけど、第2階層の荒木道樹林(あらきどうじゅうかい)の1か所にある人竜の里がある。そこで産まれ、6つ位まで育った。産まれた時には双子の兄を可愛いかられ、俺は暴言暴力は日常で生きるダメに外で色々してたけどバレて、刀で切られて道に捨てられて冒険者に助けられてルクラレの図書館の人に助けてもらい冒険者キルトのアンドレアさんの助言で、ルクラレの図書館に行くことになったのです。体の傷も顔の傷もその時に人にやられました。兄とそちらの友人とも離れ離れになりました。お世話になったルクラレ図書館では幼馴染2人に助けて頂いてますし、旦那もいますし。」
「結婚しておるのか?」
「彼が幼馴染であり、俺の旦那ですが、問題がありますか?」
「いや、人竜の民の方と人と婚約はする事ビックリしてます。人竜の民は人の事を恨んでいるのだと思っていました。」
「それは婚約を認めたくないと言いたいのですか?」
「逆です。我々は人竜の民を大量虐殺をしてきました。謝罪や罪滅ぼしなぞ、簡単できないのは分かっております。マリアさんとその方の結婚を祝福をし、人竜の民と交流を良き中を深め会いたいのです。マリアさんにおんぶに抱っこをしては荷が重過ぎるのです。お互いが話し合い交流できるように手を借りたいのです。」
「本音ですか?」
「本音であり、本気で話しております。」
マリルナとフラヴィオはマリアの肩に手を乗せた。
「今回は信じてもいいんじゃないか?」
「これから先の話し合いは人竜の民とそちらの話し合いでナドリア姫任せるのであれば継続したいと考えています。」
「娘ですか?」
「ええ。国王陛下が寝込んでいた間の業務はナドリア姫が果敢に挑んだ功績を考慮をし、我々、人竜の民と話し合いでスムーズできてます。しかし、経験もない何も分からない蝶よ花よの様に大切にしてくるより、経験豊富な蝶よ花よの方が素敵な姫君になられると思いますし、成長したナドリア姫様が喜ばしいことでは無いでしょうか?」
「そうじゃな。箱入り娘にし過ぎた。娘を成長見たくなってきたな。色々と頼むことが多いうえに迷惑がかかるがよろしいでしょうか?」
「私、この仕事をして良いんですか?」
「もちろんだよ。あまり先は長くなさそうだし。」
「これをお飲みください。」
「ニンギル薬とミンガルとバンガルに似ているな。」
「その薬を作っている工程でできた上薬で作った薬なんだ。効果は一般の薬より効果は少し強いくらいの効き目ですが、効果は疲労回復や食欲回復を主に作りましたお早い回復をお待ちしております。」
「人竜の民でクリアランスセルの薬は大丈夫なのだろうか?」
「大丈夫ですよ。マリアは人間用に処方箋作っては人々に飲ませてましたから。」
「私の国でも薬を調合して、飲ませてくださった皆さんは元気になったと報告が来てましたから。問題ないですよ。」
「父上。父上の薬を調合して飲ませて良くなったんですよ。兵士も見てましたから間違いないですよ。私も飲みましたが、効果はあると信じてます。」
「はい。見てましたが、皆さん良くなってましたよ。」
「国王陛下の早い復帰を希望を心待ちしております。」
「わ、分かった。飲もう。」
マリアは渡した薬を飲んだ。
「苦いが良くなるなら仕方が無いか。」
しばらくしたら国王陛下は良くなった。
「調子が良くなった。継続して飲まないと行けないのか?」
「明日1回飲んで数日、経過観察しましょう。悪ければ見ますので。」
「恩に着ます。人竜の民の事や、儂の病を直してくださったマリア・ナーシャ・ソレイユ様に感謝してもしきれず施しの女神と崇めたいくらいじゃ。」
「そこまでしなくともいいのですが・・・。」
「マリアが困っております。マリアは女神と拝められては嫌がられますから、やめて頂けますか?」
王様はマリアの顔見たら、マリアが困った顔していた。
「嬉しさのあまり大変失礼なこと言って済まない。わしの命の恩人なの忘れないでいて欲しい。」
「分かりました。この件は広める事をしないでください。お願いします。」
「分かりました。名の知らぬ者か治して立ち去ったと公にしても大丈夫だろうか?」
「大丈夫ですか、俺自身がバレるとかなり面倒な事になるからバレたくないんだよな。」
「壮絶な過去があったんでしょう。捜索や検索せぬよう釘を出しましょう。相手が嫌がる事は嫌だからな。」
「お痛み入ります。ナドリア姫と良き交友関係が結べそうですね。」
「娘のナドリアを良い評価をしてくださってるようですから、ナドリアの事をよろしくお願いいたします。」
「マリア様を初め皆さん、よろしくお願いします。」
国王陛下とナドリア姫が頭を下げた。
「俺達に頭下げたところでどうしたらいいという困り事しかないのです。今後は話し合いで対等かつ、誠実な話し合いをしたいと考えております。お願いします。」
「分かりました。ナドリアお願いしますね。」
「分かりました。ところでマリアさん、一つ一つの言葉といい、態度が良いのですが、どこで身につけたの出ましょうか?かっこよくて憧れてしまいます。」
「誰とも教わることはありません。色んな経験が生かされているとしか言えません。ナドリア姫君はこれからいろんな経験を積むと思いますか、そのままのナドリア姫でいれば良いのです。」
「そうですか。」
「落ち込む必要はありません。ナドリア姫はいい姫様になると思っております。自分の努力で掴んだ結果であるんですから今後の成長が楽しみなんです。しかし、悪に染まりきらないとは断言出来ませんが、今後、ゆっくりと築き上げたいと思っております。よろしくお願いします。」
顔色がパァと明るくなり、笑顔で二つ返事した。
「マリアさん達に医療と数日滞在させてしまった費用を出させていただいと思います。」
「えーと、簡単に受け取るのも申し訳ないんですが。」
「マリア。マリアの功績でいい結果になったんだ。マリアが受け取って何か困った時に使いな。」
「・・・。分かりました。ありがとうございます。」
「私は、マリアさんみたいに立派な人に慣れるように精進しますね。」
「こんなひねくれまくった俺を目指す必要は無いはずです。」
「そんな事はありません。話の内容や話し方はちゃんとしたいて憧れる所は多いですし、冒険者の経験者として、皆さんを導き手や副リーダー的にサポートしてはる姿はかっこいいです。」
「俺ら3人は初めて冒険者をやるから何かと助かることから、できるまでの間はお世話になるし、この先もサポートをお願いしたいと考えている。」
「かなり信頼されてるんですね。」
「そこまで信頼されるようなことしてない。」
「マリア。俺とフラヴィオの信頼しあってる、幼なじみなんだから、俺らを信じてくれぬか?」
「・・・。分かったさらに信頼して貰えるように努力します。」
「ありがとう。王様、ナドリア姫。何かありましたら、我々に話してください。」
「分かりました。もう、ダンジョンに潜られるんですか?」
「話をしてからしようと思います。」
「またお会いできる日をお待ちしておりますね。」
「分かりました。」
一礼して、宿に戻った。
「カナリア。」
「はい。なんでしょうか?」
「武器以外の防具とか、つけていないな。」
「は、はい。まずいんでしょうか?」
「マリア、何が言いたいんだ?」
「マリルナは腕に、フラヴィオは胸当てや腕につけているがカナリアはつけてないから、作ってあげたいが、一から作るとなると時間がかかるしな。」
「マリア、作りかけあったよな?合わせられぬか?」
「合うかわからんがやってみよう。」
マリアはリュックに着いていた作りかけの胸当てと手甲を取り出しカナリアに合わせにから作り上げた。
「できたよ。カナリア。はめてみて。」
「はい。カラフルな石が埋め込まれていて、、素敵な模様が埋め込まれてますね。」
「その石はドラゴンストーン」
カナリアは手甲と胸当てをはめたらビッタリだった。
「ビッタリです。手甲や胸当てに素敵な模様が入ってます。」
「その石はドラゴンストーンだね。模様は色んな祈りを込めた品物だよ。気に入ってくれたらなら、なによりだ。」
「モンスターにバレるんじゃないか?」
「ご心配なく。モンスターにはそこら辺に落ちている石ころのようにしか見えないのさ。」
「どんな祈りをかけたんですか?」
「それを話してしまうと効果は無くなってしまいます。だから、秘密です。後はお守りや祈りを込めると発動するプレスレットとウェストポーチをあげるよ。新品だから安心して。」
「ポーチとプレスレットを頂いていいんでしょうか?」
「使ってください。壊れたら、新しいのを作って使うだけなので。」
「プレスレットを2つ貰っていいんですか?」
「もちろんですよ。いずれは不思議な力が発動しますから。」
「不思議な力ですか?教えてください。」
「だーめ。不思議な力が発揮しなくなるから。」
「ダメなんですか?」
「カナリアを守ってくれる、大切なお守りなんだ。色んな祈りを込めたのはカナリアのダメだと思ってくれ。」
「俺達には付与してくれないのか?」
「とうの昔にしてるけど。」
「どこにたい?」
「腰巻の布に付与済みだけど。」
「いつの間にやったんだ?」
「俺が出る前に渡しただろ?」
「そん時に付与してたのか?」
「当たり。時間がかかったけと、使ってくれてうれしいよ。」
「マリアの目がいつもと違います。」
「ああ~。マリア。ドラコンアイになってるぞ。」
「あらまぁ。視界が変わってきた。」
「防具作りに魔力込めすぎただろう。戻るまで力を抑えろよ。」
「了解。久しぶりになると思ってなかった。」
「久しぶりになったのですか?」
「武具に力を込めたり、戦いでかなり力を使うと、こうなる。しばらくこのままになるから嫌なんだよね。」
「腕や顔に顔に鱗まで出てます。ドラゴンになりやすいんですか?」
「この状態の事かしら?なりやすいかな。気を付けてるんだけどなっちゃうんだよね。怖い思いさせてごめんね。」
マリアは困った顔で話をした。
「マリアは大変な思いでお過ごしなられたんですね。私は一般教養しか教わらなかったなかったせいで色々と申し訳ないわ。」
「そんなの・・・どうでもいい。」
「マリア。」
「過去は変えられないが、未来は変えられるしなんとでもなる。過去はしょせん経験でしかならんのさ。」
「マリア・・・。」
「どころでマリアは何を作っているんだい?」
「ギジリライント。ライトにもなるど身代わり人形になる。」
「作っても作っても壊してるよね?」
「仕上げて魔力を込めてるんだが魔力の力加減が難しく壊れるんだよね。今日は、魔力を込めずに人形作りに没頭してるか。」
「今日は作らずにエール飲んで、カナリアの手甲と胸当てに魔力を込めたの少し教えてもらいたいし。」
フラヴィオは戻ってきたと思えばエールを持ってきた。
「何時の間に持って来たの。まあいいでしょう。それを聞いてどうする気?」
「チームに内緒は無しだ。教えてくれ。」
マリアは嫌な顔しながらエールを飲み始めた。
「マリア。ダメか?」
「・・・攻撃、守りの底上げと追加スキル1つ守り脱出だけだよ。今はそれだけで良いかと思っている。場合によっては増やして良いかと思っている。」
「俺とフラヴィオは?」
「攻撃と守りの底上げしかしてない。」
「今後、場合によって付与を増やす予定かい?」
「話し合いで決めていくんだろ?」
「ギジリライントはライトにもなるけど身代わり人形になるというがいろんなものを入れて無いよな?」
「お守り・・・。祈りを込めれば叶うと言うのを付与使用しているが力加減が難しくてな。・・・お飾り人形で止めている。」
「持っていても効果はないんですか?」
「まだない。お飾り人形でしかない。仕上げをしたら、最高な品物になるんだよね。」
「だが、悪用されるのもありえるからあまり話したがらなかったのか?」
「ええ。俺自身も狙われる確率も有ったから言いたくなかったんだ。・・・あっ。やっちゃった。」
「どうした?」
「ギジリライントのスペル間違えてカラシアンダを作ってしまった。」
「それってまずいのか?」
「まずいもないも持ってる人に呪いが降りかかる。力を注いてないから発動しないと思うけど、壊さないと行けないかな。」
「スペルが違うってどう違うんだ?」
「4つ花を彫らないといけないんだげど、鎌とドクロが入っているでしょう。こういうのをカラシアンダと言うんだ。」
「これをどうするんだ?処理をするのは難しいんじゃないか?」
「鎌とドクロが心臓になるから心臓を燃やすと人形時代が勝手に燃えるんだ。今から処理をするから。良いか?」
「おお。見せてくれ。」
人形を持ち、刻まれた鎌とドクロの所に指を置いて呪文を唱えると燃えて灰になって消えた。
「ごめんなさいね。君を生んでしまった俺の責任だ。・・・ああ~。そこに置いてある人形に魂が宿ってしまった。ああ。処理不可・・・失敗してしまった。いや、書き出すか・・・」
「マリア。大丈夫か?」
「何があったかしら?」
「黒い煙がマリアにまとわりついたと思ったら右腕が黒くなったんだけど。」
「人形の呪いが右腕に移っただけよ。書き換えれば支障はないけどね。」
「マリア。使いようでは悪用もできるんだよな?」
「できるわ。・・・できるが命を削る感じなるから使わないけどね。」
「これからは使わないようにな。」
「これだけ書き直すわ。」
「なぜだ?」
「呪いは命を吸われてしまうんだ。死を避けたいからな。すぐに終わるしな。」
修正をかけた。
「大丈夫か?」
「大丈夫よ。生と死、モンスターの作りとは剝がしできるようになったわ。」
「マリア、生と死をあやつたり、モンスター作ったりしないでくれよな。」
「モンスターから剥がすってどういうことですか?」
「人間がモンスターに書き換えられることがあるんだ。ん?誰だろう?」
「どうした?」
マリアはドアを開けた。
「そこにいるのは分かっている。出てこい。」
スゥーと姿を表した。
杏色の髪の毛の女性とモンスターになりかけの男の子がいた。
「入りなさい。」
みんなはびっくりしていたがマリアは話しかけた。
「アプリコットン、久しいな。弟のグリアンダはどうした?」
「お久しぶりです。グリアンダは分からないんです。気づいたら、その人形を持ったままこの姿になってたんです。」
「グリアンダルを発動させただろ?そのせいでモンスターになりかけているぞ。」
「弟を・・・弟を助けてください。お願い。弟を助けてください。」
「入れたての腕なら、ある程度はできるけど、アプリコットン、グリアンダルの腕に跡が構わないか?」
「どういうことでしょうか?」
「取り除く事ができるが、俺がやることが全て新しい事だらけで跡が残ってしまう。跡が残ってしまうが、生活に支障出ないくらいにしかできないそこを了承してくれるか?」
「弟がモンスターにするくらいなら、支障が残るくらいでいい。お願いします。」
「やれるだけやります。握っていた人形を渡してくれるか?」
「わかりました。」
マリアは人形を受け取ると右手に人形、左手はモンスターになりかけの腕を触れ、呪文を唱えた。
唱えるとモンスター化は止まり、みるみると人の姿に戻ってきた。
「治療は終わり。経過観察すればいいだけ。」
「弟は大丈夫何でしょうか?」
「跡が・・・傷痕になりますが、もう、大丈夫ですよ。」
「ありがとうございます。感謝をしてもしきれません。」
「聞きたい事があるんですか良いですか?」
「誰に聞いてここに来た?」
「クヴィール様です。」
「これを作ったのはアプリコットンかい?」
「はい。親が作ったのを見よう見まねで作り上げ渡してしました。」
「なぜ教わらなかった?」
「どういうことでしょうか?」
「1つの文字間違えて呪いになっている。」
「ウソ~。」
「ここは花のマークなのにこれは蛇になっている。ちゃんと習わないからこうなるんだからな。」
「すみません。」
「明日の朝に帰りなさい。」
「分かりました。」
「マリルナとフラヴィオ、カナリア、モンスターから引き離す一例を見せると思わなかったよ。」
「モンスターを引き離す方法は沢山あるんですか?」
「あるわよ。危険も伴うし、気を使うし、大変だからやらないだけ。」
「マリア。本当にすみませんでした。」
「クヴィール兄さんに『馬鹿だれ』と伝えと言て。」
「クヴィール様に馬鹿だれとはどういうことでしょうか?村長への屈辱は許さないですよ。妹が失って今でもお辛いはずなのに。」
「クヴィール兄さんは俺の実の兄だ。クヴィール兄さんとキラユイとユノンに聞いてみりゃあいい。キラユイとユノンは俺とクヴィール兄さんの事情や真実は知ってるやつらだ。クヴィール兄さんが来るだろう。そいつに聞きなさい。」
マリアはドアを開けると酒とお菓子を持ったクヴィール、キラユイ、ユノンが立っていた。
「3人はここで何しているわけ?」
「アプリコットンとグリアンダルがどうなったか気になってな。」
「入りな。説明する。」
クヴィール、キラユイ、ユノンにアプリコットンとグリアンダルに現状を話した。
「って訳なのよ。兄さん。どうなってるわけ?」
「グリアンダルを助けてくれた事を心から感謝しているよ。マリア、ありがとう。アプリコットン。マリアの事なんだが、いなくなってからの事を知ってくれて心配してくれたことを感謝している。彼女、マリア・ナーシャ・ソレイユはまさしく俺の実の妹なんだ。」
「しかし、妹と言う確証は無いのでは?」
「血板では確証は無かったが、戦闘用魔術や顔に着いた傷痕で確証は持てたんだ。」
「顔の傷痕?まさかあの人達が着けた傷痕は・・・顔と身体とお聞きしましたがマリアにないですか?」
「化粧しているから分からんだろうが、マリア。メイクをしているんだ?」
「メイクだが、嫌な思いしたくないから隠していた。」
マリアはメイクをふき取ると傷痕が出てきた。
「醜い姿は見せたくないんだよね。これでいい?」
「クヴィール様と一緒に居た、傷だらけのマリー。クヴィール様の実の妹なの?」
「そうだと言ってるだろ。1人でモンスターに戦っていたし、みんなに嫌われていたからな。」
「確かに嫌われてましたか、クヴィール様に『兄様、兄様』ってまとわりついていた強い子でしたが今のマリアは人間と仲良くしており、性格が変わっております。本当にマリアなのでしょうか?」
「人間に連れていかれ育てられたせいで性格が変わってしまったんだ。」
「人里に育てられるとな、人竜の民の効力はなくなるし、クリアランスセルと言う職種もなれないんだ。」
「なれた理由は?」
「初代の棺への祈りと希望と言えば分かって下さるかな?」
「初代の棺に行ってたの?」
「元々は、遺跡と初代の棺が1つになっていたし、声に導かれ、力や知識を引き継がれましたからね。」
「人里にいたとはいえ、力は途中出なくなるのでは無いの?」
「腕の刺青のおかけです。これがあれば消えることも無く、沢山の知識と経験では問題は無いです。」
マリアは両腕の刺青を見せたら、みんなは驚いていた。
「初代の腕章。なんでマリアの腕に刺青に入れたんですか?」
「自分で入れてないですよ。元々薄かった模様なんだが、ルクラレの図書館で、ギジリライントを作れないかやっていて失敗した際にこれが左腕に濃く刻まれてね。さっき、カラシアンダを壊した際に呪いが右腕に入り込んでこのような刻まれたんだ。」
「刻まれただけじゃ力や能力発揮されないのじゃないのかしら?」
「グリアンダルの腕は初代様の同等の力の巫女術使わないとモンスターになってたよ。」
「だから何?」
「実力を見たら文句はないですよね?マリルナ。ダメかな?」
「何をする気?」
「明日の朝にモンスターを狩る都合があってな。クヴィール兄さん、キラユイとユノン立ち会もと、モンスターをやる姿を見ればわかる思います。」
「初代様のお力を頂いてるならそのお力を見せてもらえるのかしら?」
「初代様と戦いかたは違うが技は大体同じなんだが、連続技しちゃうことが多いんだよね。」
「確かに俺らにサポートする際に連続技で攻撃してることが多いな。」
「隙がないと言うか、無駄が無い攻撃だな。マリア、同じ技を連続して出してる?」
「してる時があるな。技名言わないでボンボン出す方が早いと思考より身体が動いちゃう感じ。」
「分かりやすく言えば危機感?危険察知能力が優れてるんじゃないか?」
「そうかも。自分の危険察知能って歩いてる時の襲撃や攻撃の探知や察知が敏感になってるかも。」
「幼い頃にダンジョン生活してた頃から敏感で助かってたよ。」
「マリア、ここら辺のモンスターを倒せるか?」
「どこら辺?・・・良いよ。そこに初代様の約束と言うかお願いされたのが入ってるか確認したいから。」
「初代様の約束?なんですか?」
「初代様はある遺跡のところで絶命した場所が約束の丘なんだ。約束というのがマリルナが指定したこの場所に約束の品が入ってるから取って洞窟に持ってきて欲しいと言われたんだ。加工して約束の丘に持ってきて欲しいと願ってるんだろうが、その指定した場所はモンスターが守ってる場所なんだろうな。」
「なんで分かるのですか?」
「この場所の近くに行ったが、襲撃が無かったから、守ってるんだろうしか言えんが、マリルナ、フラヴィオ、カナリアの意見を聞かせてもらえるか?」
「確かに石のブロックでできた箱の近くにモンスターがいたが襲撃が無かった。石の箱を守っているようだった。マリアは知っているんだろう?箱の中身は初代様から聞いているんだろう?何が入っているのかを教えてくれないか?」
「聞いた話だと竜石が着いた刀と婚約指輪が入っていると聞いたな。」
「何で知ってるんですか?」
「初代様から過去や婚姻や約束は聞たうえに記録もある。」
「嘘よ。だって初代様の発言も記録は無かったわ。どこにあるわけ?」
「初代様の文字は分かるよね?」
「台の裏に記載されていたのと沢山の血石版が発見された。一部だがここにある。初代様の文字は読めたよね?」
「読めます。お願いします。読ませてください。初代様はなぜその事を教えていただけなかったのか知りたい。なぜマリアを
こだわるのか分かりません。」
「この責務は重大で危険なんだ。」
「何が言いたいんですか?」
「クリアランスセルは祈りの儀式に参加する決まりなんだが、グループで動くから儀式が終わるまで里に帰れないが今回は2度と儀式が行われないように根本的な物まで壊す、初代者勇者様と初代様と天国へ導きの責務を任されたんだ。壊す事と、導きはできるの?」
「儀式を壊したら、皆の幸せが壊れるわ。初代勇者様と初代様を導くってどういうことなの?」
「落ち着きなさい。1つつず説明しますから。」
「落ち着いてられますか。皆の幸せを考えられなければクリアランスセルを辞めなさい。」
「ソフィール王国とユクリア里の書物を紐解いてしらべたんだが、皆が幸せになっておらん。」
「どういうことなの?」
「選ばれたループクレアルとクリアランスセルの者達は帰ってきてない。死んだと記載されている。街は幸せになっておらん。変わらないままなんだ。」
「待った。街が変わらないってどういう事だ?」
「第2階層から進んでないからだろう。」
「どういうことでしょうか?」
「まだそこまで行ってないが何とも言えませんが、憶測でしか言えないが各階層にbossと言える強いモンスターが各階層にいるが第2階層いるモンスターは確かに強いが別の問題があると考えている。」
「別の問題ですか?」
「ああ。bossのモンスタ―の前に冒険者が妨害しているんだろう。」
「根拠があるんですか?」
「ダンジョンに暮らしていた頃に冒険者達は大怪我して戻って来るんだ。冒険者を治療する代わりに情報を教えて貰ってるんだが第2階層のボス戦前にエスパーニャと言う冒険者チームに襲われたと言うんだ。」
「そんなことはありえるのか?」
「審議は確かめないと分からんが、今できるのは初代様が恋人だったのか、今後の課題だね。初代様の血板の一部だ。」
マリアは血板を渡してアプリコットンは読んでいるが首を傾げた。
「これは何文字?読めないわ。」
「そりぁ原初の文字だからなあ。現・ドラゴン語になある前の文字だから読めれるのは選ばれしループクレアルだと思うよ。」
「マリア。血板ってなんだ?」
「血を水で培養しで、それを粘土に捏ね上げて粘土板にしたのが血板なんだ。どれが自分の血板が分かる。」
「マリアの血板を見た瞬間は喜んださ。」
「マリア。聞いてくれ。クヴィール様は泣きまくっていたんだ。」
「そうね。泣き止まないから苦労したわ。」
「こ、こら。言わないでくれ。」
「ほぅ。俺と会った時に俺がクヴィール兄さんの事を覚えているか不安そうにしていたわね。」
「恥ずかしいから止めてくれ。」
「かっこつけているけど可愛がりたいし、抱きしめたいだろうが、俺は愛する旦那様がいるから諦めてね。クヴィール兄様。」
クヴィールは凹んでいるところにアプリコットンは聞いてきた。
「この血板が読めない。私はループクレアルになりたかった。古代文字も読めるように努力もしたのに・・・。冒険者になって戦いもあって家にかえれないのは儀式が終わるまでって何十年もかかるのも無理・・・。マリアは家族も里も離れるのに耐えれるわね。」
「里に嫌われていたし、クヴィール兄さんは会おうと思えば思えるし。それに・・・そうね。旦那もいて、仲間がいるから、幸せでループクレアルは仲間のダメに知恵と力を振るうわ。クヴィール兄さんもは初代様同様に儀式を終わらせたい。固執した歴史を変えたいのですよね?」
「ああ。人竜の民は長い歴史の中で人間に阻害され、数も減っているの確かだ。仲間や人竜の民の数を増やし、共存した世界したいんだ。夢物語と言わても仕方がないが、マリアが苦労して共存を叶えて見せた。我々も変わらなければ滅びの道をたどるだろう。」
「里を滅ぼしたくない。」
「立て直すダメに力を貸してくれ。」
「私は出来ますか?」
「不安事があるのかい?」
「マリアみたいに導きも戦いもできないし、血板も読めないし、マリアみたいに出来ないの。不安なの。」
「最初からできる人はいないわよ。俺だって先輩から教わってやっとできるようになったし、そこにいる褐色の人なんで俺らのチームのリーダーなんだが初めてやっているぞ。」
「マリアがいるから大丈夫でしょう?」
「俺がサポートできるけど頼れるのは仲間だけどその仲間も成長するからサポートはあまりできないと思うが、アプリコットンは手伝ってくれる人が多いから頼れる人に頼りなさい。」
「ちゃんと答えるのも、できるか分からりないけど、時間がかかってもマリアみたいに導く人になります。」
「やり方も進む道も違うが導き手として頑張りましょう。」
「明日は、やることやらないとな。」
「マリア。いや、マリアさん。」
「な、何?」
「マリアさんの冒険者の実力は知る素敵なチャンスだと思ってるので、見せてください。」
「見世物じゃないんだよなぁ。それに見られると緊張して本領発揮できなるから、やめてほしいものだ。」
「まぁまぁ。俺達は居ないものとしてちゃちゃっと片付けてくれよ。」
「努力して見ますよ〜だ。」
「明日に備えて戻るぞ。」
「ウェーイ。」
クヴィールとアプリコットン姉弟は帰った。
「・・・。ところでマリア?」
「敵一体で強いと思うが、大丈夫か?」
「ある。」
「ん?」
「勝てるよ。」
「どうして勝てると言えるんだ?経験からか?」
「経験からというのもあるけど、ダンジョンに進むにすれ抑えていた力を解放しようとしてた。今回の取りに行くのは力は抑えずに本気で行くわ。」
「ダンジョンの中で違和感を感じていたのは力を抑えていたのか。1人である程度できていたのはラフィル王国の経験か?」
「まぁね。ラフィル王国で単独任務だったし。でもパーティーは久しぶりだけどね。」
「俺が謝ってダンジョン以来か?」
「それもあるけど、あのダンジョンにちょこちょこ新人研修で組まされていたわ。」
「パーティーを組んでタンジョンに潜るのは好かないのに頑張ってたな。」
「パーティーを組むのは好まないが教授の指示だから仕方がなかったんだ。慣れない事をやると疲れるわぁ。」
「っで?俺らは嫌なのか?」
「気を使わないし、気楽と言うか本当の自分でいられていいと思っている。」
「幼い頃から疑問があるんだが良いか?」
「何かな?」
「本来の姿を隠しているというか、いつまでその姿をしているんだ?本来の姿になっていいんじゃないか?」
「マリアの本来の姿?マリアは本来の姿を隠してるんですか?」
「昔、2人には見せたことがあったな。怖がられ、避けられていったけ。」
「初めて見た時にはモンスターだと思って避けたかもしれない。今は姿は変わってるかもしれない。見せてくれないか?」
「傷つきたくないし嫌われたくないから、見せたくはない。」
「頑なに見せたくないのは分かるが、見せてくれないと困る事があるんだ。戦闘中にいきなり本来の姿を見たら俺らがビックリしちゃうし、本来の姿だと今の姿より攻撃や、スビートやスタミナが格段上がるんじゃないか?それじゃあ態様に困るんだ。前もって知っといても今後困る事はないと思うんだ。1度、ちらっと見た事はあるんだがかっこいいと思った。嫌いになる事も避ける事もない。見せて欲しい。お願いします。」
「ッチ。あまり見せたくない。見世物じゃないんだからな。」
「分かっている。他言無用の約束をしよう。」
「特別だからな。」
「ああ。ありがとう。」
マリアの角が太く大きくなり、髪は銀髪は変わらず、青い鱗が沢山出て竜のような口と尻尾が出た。
マリアは目を開けると赤い瞳のドラゴンアイになっていた。
「これが本来の姿だ。この姿だと本来の力は取り戻せてないがな。」
「マリアは人間の姿だと角が生えていて、片方に鱗があって銀髪に目も青い色で高身長だげと、身長さらに高くて、がたいがさらによくて素敵です。」
「初めて見た時よりかっこいいな。」
「見た目がかっこよくたくましいが、本来の力が出せないのは何故なんだ?」
「封印されてるんだ。細かく言えばカナリアの俺やマリルナの選ばれし紋章は何の効力もないんだ。」
「どういうことでしょうか?」
マリアは人の姿に戻った。
「効力が発揮するのは最終決戦に発動しないと記載されており、どういう事なのか良く分かってないんだ。分かっているのはどれくらいの力が使えるのか限度なんだ。すまないな。」
「力はどれくらいなんだ?教えてくれ。」
「封印されたなければ100%だとして俺が人間の姿が50%に抑えてるが、あの姿だと75%しか出せないんだ。」
「人竜の民はすごいと思っていたが、『原初の巫女』にさせない理由があるんじゃないのか?」
「多分な。・・・『原初の巫女』の事は知っていたか。」
「教授と話を盗み聞きしてしまった。盗み聞きした事は謝る。『原初の巫女』と関係あるんだろう。」
「まあな。あの姿は『原初の巫女』なんだ。俺は戦いに特化しているが、本来はカースメーカーやプリンセスやバードが分類されるんだがな。」
「なるほど戦闘を特化してる身としては全て使いこなすの苦労して来たもんな。」
「全てを使いこせたならこっちのもん。明日は本来の姿で戦いますんでよろしくな。」
「了解。マリア。角が生えてるってことだし、本来の姿は好きだったな。」
「恥ずかしいからやめろ。」
「本来の姿って貴重ですよね。でも、皆さんに見せられないのは残念です。」
「みんながびっくりするからやめとくし、本来の姿は疲れるからあまりやりたくない。」
「そうなんですね。危険な時だけやる感じですか?」
「こっちの方が落ち着くし、他の人に迷惑をかけないしな。」
「初めて会った時かっこよかったですが、私をかばってモンスターを倒してくれた時がかなりドキめいちゃいました。」
「あれでドキめかれても困るけど?」
「っえ?迷惑でしたか?」
「違うぞ。こういうの慣れていないんだ。それでそっけない態度をとっちゃうんだ。顔を見てこらん。顔が赤いはずだから。」
「マ~リ~ル~ナ~。余計な事言うな~。」
マリアは顔を赤くしなからも怒っていた。
「マリア。落ち着きな。恥ずかしくて怒らないでくれ。本来の姿の『原初の巫女』の事なんだがしばらくの間はダンジョン内ではその姿ではいいが、奥に進むにすれ本来の姿になれて行ってくれないか?」
「どうしてだ?」
「この先はどうなるか分からないからこそ、本来の姿のマリアに何かと頼る事になると思うから慣らしといてもらえるとありがたい。ダメか?」
「・・・。改善する。」
「頼む。」
「3人は初心者冒険者だから戦いもキャンプも慣れていないだろう?」
「確かにちゃんと戦いもキャンプできでないかも知れないが、どうするつもりだ?」
「1つのチームとして戦いもキャンプができるようにみんなに教える。よりよいチームになるように最善のサポートするから、よろしく。」
マリアはため息をつき、そっぽ向いた。
「マリアは教えってキツイのですか?」
「慣れるまでキツイけど戦いやキャンプができるようになればそれほどきつくはない。」
「カナリアにとっては初めての経験でキツくお辛い体験だから、やりたくなければ、やらなくても良いんだよ?」
「マリア、フラヴィオ様、マリルナ様におんぶにだっこでお荷物になるのは嫌です。私も戦えるようになりたいです。」
「俺は優しくはない。厳しく教えるがついてこれるのか?」
「私は戦いや一般教養はあまり無いのでマリアは戦いも知識は豊富なのは分かってます。私に教えてください。お願いします。」
カナリアはマリアに向かって頭を下げた。
マリアは頭をボリボリとかきながら考えた後、話し始めた。
「儀式以外に目的があるんじゃないの?」
「なんで、そう思われるんでしょうか?」
「カナリアの兄さんやお姉さんから全て聞いてるから知っているが・・・知っているが、カナリアの気持ちや目的を聞かなきゃ教える事は出来ん。」
「言う必要があるのだ?」
「教えた者達の中で悪に落ちだものがおるのは嫌でも見てきた。見極める必要がる。しかし、カナリアの場合は隠し事はあるのは見抜いておる。」
「嘘ですよね?」
「俺のドラゴンアイは嘘も隠しも何をしようかも誤魔化しは効かぬぞ。」
マリアの目はドラゴンアイになっていた。
「マリア、カナリアを追い詰める必要はないだろう?」
「カナリアは初めて会った時から隠している事くらい分かっていたが俺が話すより自分の口から話したほうが楽だろう。マリルナとフラヴィオは四隅の魔道具から離れてなさい。」
「お、おう。」
「私は・・・特殊な力があり、火、水、雷が出せます。しかし、自分の意思とは関係なく出ちゃうのでずっと悩んでおりました。迷惑ですよね?黙っていてすみません。」
「マリアがかなりの特殊でそんなに驚かないし、『そうなんだ。』位しか思わない。その力をマリアに自分自身のコントロールを教わり、戦いなんかにいかせるといいな。」
「簡単に出来たら苦労しない。」
カナリアは急に雷が出た瞬間マリアが不思議な魔道具出して、雷を吸った。
「カナリア。大丈夫だ。俺も人竜の民で不思議な力持っている。できるようになるのにマリルナとフラヴィオがいて苦労したができるようになった。マリルナ、フラヴィオ、俺もいる。4人でやれば苦ではない。力のコントロールはできるさ。」
「本当ですか?」
「ああ。その前にドラゴン石を持っておけ。」
「ドラゴン石ですか?」
「コントロールできない、力の制御ができて無いものが持つんだ。今渡したドラゴン石はかなりの魔力があるから、何があっても抑えてくれる優れものだ。これを持つのは一時的にしか過ぎない。」
「どういうことでしょうか?」
「魔力使った攻撃ができないだろう?」
「なんでわかったんですか?」
「初めて会った時から気づいていたが打撃攻撃しなかったのと魔力がコントロールできてない理由として魔力の基礎基本じたい、教わらなかったんだろ?」
「教わらないとまずいんですか?」
「魔力がただ漏れで、どんなに攻撃魔法打ってもカスしかでないわけ。自分でも良く分かってるんじゃないの?攻撃魔法が打てないのをさ。」
「マリア。言い方悪いんじゃないか?」
「何言ってる訳?遠まし言うよりちゃんと伝えなきゃダメでしょうか。ここからちゃんと育てることが大事なわけ。儀式所か、現状、足手まといでおしまい。教授にこう理由でできませんでした。すみませんでした。なんで伝えるわけ?教授から叱責食らって周りから笑い物だ。それで言い訳?」
「ヴッ。すみません。俺らはマリアの足手まといになってました。すみません。」
「分かればよし。1日で基礎基本の1つ身体に留ませ、巡回させるところから、覚えてもらう。」
「悔しくて辛いですか、マリアの言い分が正しいと思います。マリアのご指導をお願いします。」
「指導は厳しいがついてきなさい。」
「はい。早速なんですが、どうやるんでしょうか?」
マリアは手の上に硬い丸い種のような物か宙に浮いていた。
「これは魔力の核だ。核の形はどんな形でもいい。この核は溜める、循環させるタンクみたいなものだ。そこから魔力を身体の血流に流れるみたいに循環させるんだ。慣れるまでは苦痛だが、出来れば武器や物に魔力が込めやすく、戦いやすく、魔力は戦いだけじゃなく、硬い瓶を容易く開けることもできるし、自分の武器作りで自分の魔力を込めればそれなりに自分自身が強くなるんだ。」
「メリットはわかりました。しかしデメリットはあるのでしょうか?」
「いいところ着いたな。あるよ。循環させ続けなければ核は壊れる。使わないの問題だが、だからと言って魔力の限界まで酷使すると壊れる。核って脆く、大事に成長させないと行けないんだ。人生と同じ成長させるいいものなんだ。」
「そうなんですね。種みたいなのか核なら金色の蠢いているのは魔力ですか?」
「そうだ。この核は俺の3つあるうちの1つにしか過ぎん。」
「どういうことだ?」
「俺は生まれつき人竜の民だか魔力が上手い具合に混ざり合わずに分離していたんだ。人とドラゴンで核を作って2つを合わせる核を作った。人とドラゴンは相性悪かったのは仕方がなかった。初代様と同じやり方がしょうに合っていたんだよね。情けないだろ。」
「そんなことはありません。マリアの努力でここまで来たんですよね。マリルナ様やフラヴィオ様がよく知ってます。私は数ヶ月の仲ですが、かなりの努力をなされていることは私なりに見てきました。自信を持ってください。マリア。何か難しい顔してますかどうしたんですか?」
「仮染めの心臓だときつくないか?」
「なに言っているんですか?」
「仮染めの心臓とはなんだ?」
「核は第二の心臓と呼ばれている。カナリアの核はいつ壊れるかは分からないボロボロ状態だ。それにな、かなりの場合は特殊の魔力が流れているせいか、いつ死ぬかもしれない状態じゃないかしら?はっきり言いな?」
「マリア。そこまで見抜いていたんですね。私は仮染めの心臓でいつ死ぬか分からないんです。今まで何度も死にかけました。策はないと言われました。」
「マリアは無いのか?」
「あるわよ。俺が核や流れを作るが、カナリアは自分の物にするダメに努力してもらいます。」
「出来るのか?」
「馬鹿にするのも程々してよね。カナリア?カナリア?ヤバイ。マリルナ、カナリアをベットに移動させて。」
「カナリアはどうしたんだ?急に動かなくなったけど。」
「核が壊れた。このままだと魔力が底ついて確実に死ぬぞ。」
「マリア。どうするんだ?」
「核を作って巡回させる。」
「マリア。できるか?」
「仮染めなら時間がかからないが本格的にやるから時間がかかるがやるさ。」
「頼むマリア。」
「ОK。まかせな。カナリアをベットに急いで移動させて。早く。」
「お、おう。・・・これでいいか?」
「ああ。それでいい。どいでくれ。」
カナリアはベットに移動をしたあとマリルナは移動した瞬間マリアはカナリアの胸に手を置き、力を流し始めた。
マリアは本来のドラゴンになりブツブツと言いながらやり始めて3時間は経っただろうが、マリアは本来の人になり座り込んだ。
「マリア。大丈夫か?」
「終わったよ。原因も分かったから、それもやったからスムーズに戦いもできるだろう。」
「原因は何だったんだ?」
「カナリアが目が覚めたら話すが言える事は彼女は俺とマリルナと・・・同等の呪いだという事だ。」
「原初の呪いか?」
「半分馬鹿なのかしら?原初の遺産が今の時代に来ただけ。話は着けてあるから戦いやすくなっていると思う。カナリアの目が覚めるの待つだけだよ。」
「本当か?」
「ああ。きちんと目が覚めるの待ってやってくれ。」
「目が覚めるまで待たせてくれ。」
「あほか!翌朝にまでは目覚めるわ。それまでは各部屋戻って休めよ。カナリアは今晩、俺が見るから、安心しなさい。」
ユクリア里、キラユイとユノン
クヴィール
カナリア・ミユ・カトレア
マリルナ・リウ・ソレイア
マリア・ナーシャ・ソレイユ
フラヴィオ・リア・ソレイン
ショコラ・ルック・ブルースカイ
ベルトラン・デュ・ジェルウェーズ
チーム(ベイオルフ)
ストルク
レイン
チーム(エスパーニャ)
シルピア
ラナ
トランシェ
お店・レストラン(夢カナリア)
レイチェル
お店ユミルン交換所
アニー
レイランの宿
エイミー
アマンダ
カルリン居酒屋
アーロン
冒険者キルト
アンドレア
ソフィール国の姫様
ナドリア
美の姫様として有名の謎の女性
マリーナ姫様
カリン・リア・カトレア
○クリアランスセル
人竜里の許された職業。
クリアランスセルは全部の技ができる。
格闘・竜の技・竜の巫女技を得意とする。
○ループクレアル
全ての職業の元祖と言われている
得意武器 刀 帰らせてもらうな
< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop