復讐feeling

綾「次は俺だ」


そう言って自分から前に出た


綾斗。

あんたは私のことを最後まで信じてくれていたよね


でもさ、わたしをあの時守ってくれれば綾斗だけはこんなことにはならずにすんだかもしれないんだよ

「そう、じゃあstart」


その瞬間すごいスピードを出す


だけど綾斗は殴ってこなかった


綾「悪かった愛華。あの時守ってやれなくて。好きなだけ殴っていい。殺していい。それ以上のことを俺はしてしまったんだ」


そうやって都合のいいことばかりいって


どうせ助かりたいだけなんでしょ?


わかってるんだよ私は


「ふざけんな!!そうやって今更謝って自分は助かりたいから仲間を売る!!しょうがないよな!!人のことを信じてるくせに助けてさえくれないようなクズだもんな!!」

私は綾斗をひたすら殴って正気を失いかけていた


でも綾斗は

「あぁ、俺はクズだ。黒龍を失うことが怖くて信じていた愛華のことを切り捨てた。」


なんでそんなしれっと言ってんだよ!!


黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!!!


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