今日も明日も君を想う。
俺の彼女。 雄輔side
病院から帰ってきた家はとても落ち着いていた。
こんなに綺麗だったかな…なんて違和感を覚えた。
すると、ドアが空いてアヤが顔を出す。
「入っても…いいよね?」
控えめな性格が、可愛いんだ。
抱きつきたい衝動に襲われたけど、アヤの「おーい?」という声で我に返った。
「あっ、いいよ!
入って入って!」
そういうと綾は家の中に入ってきた。
案内した方がいいかな…って思っていると、すたすたとリビングへ入っていった。
…目を泳がせながら「こっちだよね」ってわざとらしげにいいながら…。
それに不信感を覚えるも、こんな家よくあるもんな!と自分に言い聞かせ、荷物の準備をする。