今日も明日も君を想う。




「あのね、私、出ていこうと思うの。




きっと雄輔君も、わたしがいない方が女と遊べるだろうし…。




ご飯とかは心配しないで?





ちゃんとやってくれる人、もう見つけてるから。





その事でね、話があるの。」







すると、雄輔君は、必死な顔で、でも泣きそうな顔でこう言ったんだ。






"早く出ていけ"と言われると覚悟していた私には、意外な一言でした。







「認めない。絶対俺は認めない。




出ていくなんて許さない。




こんな事になるなら、付き合ってたら良かった…。



なぁ、付き合おう。



いや、結婚しよう。」






無茶な事を、本気の顔で言うから、ついに頭がイッたのかと思いました。
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