sunflower
太陽side
あれから1時間は軽くすぎた頃。
俺は疲れ果てていた。
なんせ、金髪美少女に話しかけられたと思ったら、中身大阪のおばさんそっくり!!!
背中叩かれたところまだ痛いし、
タクシー乗ってからも、さんざん話聞かされては俺の話になると寝やがるんだからな…。
隣には静かに寝る美少女。
黙ってりゃ、やっぱり可愛い…。
「ーーんぐッ、ガーーグーーーッガーーグーーー…」
そう思った途端に恐竜のようなイビキをあげる。
「………。」
やっぱ訂正。
全然可愛くない…。