sunflower


「…はーい?」

同じクラスの子。

確か名前は…川口さん!



「あ、あああ、ああ"の、よ、よよがっだらダオルづかいますか??」


顔を真っ赤にしながらうちにタオルを差し出す。


「ほんま!!嬉しいわ!ちょーど欲しかったとこやねん!!」


うちはその子のピンクの花柄のタオルを受け取ると、ありがとうと言って使わしてもらった。



「…けど、これうちがわや使ったし、明日洗って返しますわ!」


「いえいえいえいえ!滅相もねぇ"ーー!!!あ"たしのですから私があらいますよ!」

「けどーーー…」



「いいんです、いいんです!!じゃあ、これで…。」



「…あ、ありがとう!!」



彼女は顔をさらに赤らめて教室から出た。



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