溢れるほどの好きを君に


帰り道。


私はいつもと同じ光景を見ていた。


「はい、荷物貸して。大丈夫?ばあちゃん今日は結構買い物したね」


なんて少し腰の曲がったおばあちゃんに話しかけてるのは長谷部くん。


「本当にいつもありがとうね。家まできてくれて。」


おばあちゃんもすごく嬉しそうにしてる。



放課後は毎日おばあちゃんの荷物を持って家まで送っていくのが長谷部くんの日課。



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