ある雪の降る日私は運命の恋をする
「そっか……それはなんか怖いな…。お前ストレスとか疲れとか溜まってたんじゃない?ほら、んーと。あの子……えっと……」

「朱鳥ちゃんのこと?」

「そう!その子!なんか、ずっと眠ってたんでしょ?
お前、あの子にずっと付きっきりだったからさ。きっと疲れてるんだよ。」

確かに、朱鳥ちゃんが眠っていた間、俺はずっと朱鳥ちゃんに付きっきりだった。

それに、朱鳥ちゃんにあった時……何かが胸の奥でキュッとなった。

あれは……なんだったんだろう?
< 11 / 505 >

この作品をシェア

pagetop