ある雪の降る日私は運命の恋をする
次の日。

ついに、待ちに待ったこの日がやってきた。

「朱鳥ー!おはよ!」

「おはよ、楓摩。私より、テンション高いじゃん(笑)」

「いや、だって楽しみすぎてさ~」

「楓摩可愛い~」

かっ、かわいい!?

そんなに、俺の行動幼稚だったか?

恥ずかしくて顔が熱くなってきて、赤くなってるのがわかる。

「楓摩、顔真っ赤(笑)」

「わっ、笑うな!!大人だって、楽しみな事くらいありますぅ~」

「あはは、ごめん、ごめん。楓摩の反応が面白いからちょっと遊んじゃった(笑)」

「もぉ。大人をからかったらダメ!てか、それより早く診察しないと行けないよ!」

「はーい。」

朱鳥にからかわれて少しだけ悔しいけど、俺も早く出かけたいから、診察を早く済ませる事にした。

「じゃあ、深呼吸して、吸ってー吐いてー」

音は正常。

熱も無く、これなら大丈夫だな。

「よし、大丈夫だね!じゃあ、俺はこれから用意してくるから、朱鳥も着替えて外出できる用意して、待っててね!」

「うん!」

俺はウキウキした気分で病室を出ていった。
< 116 / 505 >

この作品をシェア

pagetop