ある雪の降る日私は運命の恋をする
楓摩side3
頭が重い……
朱鳥や陽向が看病してくれたおかげで、少し熱が下がり、だいぶ楽になった。
でも、まだ完全に元気になった訳ではない。
ふと、手を握られていることに気付く。
「……あーすーか」
そっと、手を伸ばして朱鳥の頭を撫でる。
「…………んーん、まだ寝てるのぉ……」
そう言って寝言を言う朱鳥。
可愛いな。
それだけでも、俺はかなり癒された。
コンコンッ
ガラッ
「楓摩ー、起きたかー?体調はどうだ?」
「陽向、おはよ。お陰様で、だいぶ楽になったよ。ありがと。」
「ん、なら、よかった。てか、朱鳥ちゃん、どうしたの?爆睡しちゃってるけど(笑)」
「なんか、俺の看病してるうちに寝ちゃったみたい。風邪ひいちゃったら悪いから、ベッドに移してあげて。」
「そうだな。」
そういうと、陽向は、ヒョイっと朱鳥を持ち上げた。
「よし、これでおっけー。じゃ、楓摩診察するから、服捲れ。」
「ん。」
大人しく、服を捲る。
陽向に診察される事なんてないから、不思議な気分だ。
陽向も、こんな、真面目な顔するんだな。
「ん、いいよ。まだ、熱はあるみたいだけど、もう解熱剤はいらないかな。あとは、ちゃんと栄養採って、安静にしろよ。」
「うん、ありがと。」
「お前は、バカだから、いっつも力尽きるまで仕事するもんな。まあ、たまには、こういう休養も必要だな。早く元気になって、患者さん達の事、治してやれよ。」
そういって、陽向は、俺の事を励ましてくれた。
それから、陽向としばらく、話してから、俺はまた、寝ることにした。
最近は、忙しくて、陽向と話す暇さえ無かったから、こういうのも、たまにはいいかな。
そう思える日だった。
朱鳥や陽向が看病してくれたおかげで、少し熱が下がり、だいぶ楽になった。
でも、まだ完全に元気になった訳ではない。
ふと、手を握られていることに気付く。
「……あーすーか」
そっと、手を伸ばして朱鳥の頭を撫でる。
「…………んーん、まだ寝てるのぉ……」
そう言って寝言を言う朱鳥。
可愛いな。
それだけでも、俺はかなり癒された。
コンコンッ
ガラッ
「楓摩ー、起きたかー?体調はどうだ?」
「陽向、おはよ。お陰様で、だいぶ楽になったよ。ありがと。」
「ん、なら、よかった。てか、朱鳥ちゃん、どうしたの?爆睡しちゃってるけど(笑)」
「なんか、俺の看病してるうちに寝ちゃったみたい。風邪ひいちゃったら悪いから、ベッドに移してあげて。」
「そうだな。」
そういうと、陽向は、ヒョイっと朱鳥を持ち上げた。
「よし、これでおっけー。じゃ、楓摩診察するから、服捲れ。」
「ん。」
大人しく、服を捲る。
陽向に診察される事なんてないから、不思議な気分だ。
陽向も、こんな、真面目な顔するんだな。
「ん、いいよ。まだ、熱はあるみたいだけど、もう解熱剤はいらないかな。あとは、ちゃんと栄養採って、安静にしろよ。」
「うん、ありがと。」
「お前は、バカだから、いっつも力尽きるまで仕事するもんな。まあ、たまには、こういう休養も必要だな。早く元気になって、患者さん達の事、治してやれよ。」
そういって、陽向は、俺の事を励ましてくれた。
それから、陽向としばらく、話してから、俺はまた、寝ることにした。
最近は、忙しくて、陽向と話す暇さえ無かったから、こういうのも、たまにはいいかな。
そう思える日だった。