ある雪の降る日私は運命の恋をする

朱鳥side

「……俺と、付き合ってください。」

それは、突然だった。

頑張ると決めた、その後の事だった。

突然の告白、私は驚いた。

先生が、私を好きだなんて……

夢みたい。

先生はずっと、涙目になりながら付き合ったらどうする~とかを必死に言っていた。

けど、私はそんな事どうでもよかった。

好きな人と付き合える。もう、それだけで充分嬉しかった。

私はいてもたってもいられなくなって、先生の口を私の口で塞いだ。

その後は、必死に私も喋って
最後には2人で一緒に泣いた。でも、それも可笑しくなって、2人で吹いた。

「もちろんです。こちらこそよろしくお願いします。大好き!」

お互いにしばらく見つめあって、それからなんだか可笑しくなって笑ってしまった。

2人で笑いあって、とても幸せだった。
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