ある雪の降る日私は運命の恋をする
すると、すぐに看護師が走ってきて点滴、冷えピタ、保冷剤と氷枕を持ってきてくれた。

「あーすーかー、わかるかー?これから点滴刺すよー?」

「ん~~」

やばいな……

俺は、点滴を刺すとすぐに他の処置に取り掛かった。

「あすかー!ちょっと頭上げるよー。頼むから、意識だけは保ってくれな!」

「ふ…ぅま……ん~~…………あ…つい……」

本人もだいぶキツそうだ。

「朱鳥、大丈夫か?もうすぐ、解熱剤も効いてくると思うからな、もう少しだけ頑張れ!」
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