ある雪の降る日私は運命の恋をする
外来の途中、急遽予約が空いた人がいたので、1人分の診察時間が空いた。

俺は、1度医局に物を取りに行きたかった為、医局に向かった。

その途中、中庭の前を通ると、とても楽しそうに愛依ちゃんと話している朱鳥の姿があった。

もう、すっかり仲直りしたみたいで、喧嘩なんて無かったようだ。

朱鳥の姿を微笑みながら見ていると、朱鳥は俺に気付いて手を振ってきた。

それで、気付いた愛依ちゃんも手を振ってくれて、俺も元気よく手を振り返した。

すると、2人はお互いの顔を見あって、笑い始めた。

まぁ、楽しそうならいいや

そう思い、俺はそのまま医局に向かうことにした。
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