ある雪の降る日私は運命の恋をする
「ただいま!!」

「おかえり、朱鳥」

久しぶりの家の空気。

今回は病院にいた期間が長かったから、とても懐かしく感じる。

家に帰って、1番に楓摩に抱きつく。

「フフッ、どうしたの?朱鳥?今日は甘えん坊だね」

そう言って、私を抱っこしてくれる楓摩。

私は、嬉しくて楓摩の服に額をスリスリとした。

「ハハッ、可愛いな」

今度はそう言って頭をナデナデしてくれる。

しばらく、そうしてから、私は満足したので、楓摩に下ろしてもらった。

「よしっ!!じゃあ俺、これから夕ご飯作るから、ちょっと待っててね。」

「うん!!」

私は、そふに座り、楓摩はエプロンを着けてキッチンに立った。

男の人がエプロンを着けているのって、あんまり見慣れなくて、逆にかっこよく見える。

30分程すると、美味しそうな匂いがしてきて、ご飯ができた。
< 281 / 505 >

この作品をシェア

pagetop