ある雪の降る日私は運命の恋をする
学校3
それから碧流くんと話すこともなく、3時間目。
なんとなく、2時間目から熱が上がったような気がしていたけど、4時間目まで居たかったから黙っていた。
でも、少しボーッとしてきて、さすがに辛くなってきた。
ギュッと目を瞑って、誰にもバレないようにする。
だけど
「おい」
ゆっくり目を開けて横を向く。
「お前、大丈夫か?顔、真っ赤だぞ?熱あるんじゃねぇの?」
「大丈夫…だから……」
「大丈夫じゃねーだろ。明らかに辛そうだし。保健室、行ってくれば?先生、呼ぼうか?」
正直、辛かったし、碧流くんも心配してくれたから、そっとコクンと頷いた。
「先生ー、前苑さんが具合悪そうなので保健室、連れてっていいですかー?」
「ん?あぁ。大丈夫か?」
「はい……」
碧流くんに支えられて立ち上がった所で、誰かが声を出した。
「先生、私、保健委員なので連れていきますよ。」
声の方を向くと、そこには私に悪口を言ってきた女の子。
嫌な予感がする。
「碧流くんも、いいよ。私が連れてくから。」
「あ?でも、お前……」
「いいから。」
そう言われて、私は半ば強制的に女の子に連れていかれた。
碧流は唖然としたまま。
私は、抵抗するのもアレなので、黙っている事にした。
なんとなく、2時間目から熱が上がったような気がしていたけど、4時間目まで居たかったから黙っていた。
でも、少しボーッとしてきて、さすがに辛くなってきた。
ギュッと目を瞑って、誰にもバレないようにする。
だけど
「おい」
ゆっくり目を開けて横を向く。
「お前、大丈夫か?顔、真っ赤だぞ?熱あるんじゃねぇの?」
「大丈夫…だから……」
「大丈夫じゃねーだろ。明らかに辛そうだし。保健室、行ってくれば?先生、呼ぼうか?」
正直、辛かったし、碧流くんも心配してくれたから、そっとコクンと頷いた。
「先生ー、前苑さんが具合悪そうなので保健室、連れてっていいですかー?」
「ん?あぁ。大丈夫か?」
「はい……」
碧流くんに支えられて立ち上がった所で、誰かが声を出した。
「先生、私、保健委員なので連れていきますよ。」
声の方を向くと、そこには私に悪口を言ってきた女の子。
嫌な予感がする。
「碧流くんも、いいよ。私が連れてくから。」
「あ?でも、お前……」
「いいから。」
そう言われて、私は半ば強制的に女の子に連れていかれた。
碧流は唖然としたまま。
私は、抵抗するのもアレなので、黙っている事にした。