ある雪の降る日私は運命の恋をする
次の日


いよいよ、次は朱鳥の回診だ。

なぜか緊張してきた。

「楓摩~来てやったぞー!」

なぜか朝からテンションの高い陽向もいる。

「なんか緊張する……」

「……え?……プッ!!おまっ……緊張してんの!?」

隣で陽向は爆笑している。

「うっせー」

陽向を軽くビンタしてから。

深呼吸をして、ドアをノックした。
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