ある雪の降る日私は運命の恋をする
医局に向かって歩いていると、突然、俺のPHSが鳴った。

「はい。清水です。」

"楓摩、俺、陽向だ。"

「ん?どうした?」

"ちょっと、処置室来てくれないか?少し手伝ってほしくて。"

「ん。わかった。行く。」

陽向が焦ってるなんて、珍しい…

よっぽど緊急なんだな。

俺は、急いで処置室へ向かった。
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