ある雪の降る日私は運命の恋をする
朱鳥side3
無事(?)検査も終わり、今は病室。
今日はいっぱい泣いちゃった……
それにしても……最後のキス…………/////
思い出しただけで顔が赤くなってしまう。
コンコンッ
ガラッ
「朱鳥ー、どうだー?なんも、なかった?」
そういって部屋に入ってた楓摩は、ベッドの隣の椅子に腰掛けた。
「うん!大丈夫だよー!」
「なら、よかった。あと、あの…その……さっきは…悪かった……////」
楓摩も気にしててくれたんだ。
少し嬉しくなる。
「大丈夫だよ!んーと…なんていうか……あ、ありがと…?」
「ハハッ!出た、朱鳥の疑問形(笑)」
「べっ、別にいいじゃん……」
自分は、意識してなかったので逆に恥ずかしくなる。
「それより、今日はごめんね……痛かった…よね?」
「そりゃあ、痛いに決まってんじゃん。」
「そう、だよね…」
そういって、悲しそうな顔をした。
「でも……大丈夫だったよ!…痛かったけど……楓摩がやってくれたから平気!…楓摩、じゃなかったら無理だったもん。」
そういうと、パァっと顔を輝かした楓摩。
その子供みたいな反応におもわず笑ってしまう。
「あっ!笑うなよー!」
「だって~!楓摩の表情の変わりようが面白いんだもん!」
「面白いって言うな!もお!」
頬をプクッと膨らませる楓摩は、とても可愛かった(笑)