ある雪の降る日私は運命の恋をする
楓摩side3
「朱鳥ー、様子見に来たよー」
そう言って病室に入るも返事はない。
寝てるのかと思い、朱鳥の近くに行く。
だけど、なにか様子が変だ。
「朱鳥?」
朱鳥は、頭を抱えて目を瞑っている。
寝てるの?
心配になり、少し呼びかけて、起こしてみる。
…それでも朱鳥は目を覚まさない。
揺すっても肩を叩いても起きない。
もしかして……気を失ってる!?
「朱鳥っ?朱鳥っ?」
本当に気を失っているようだ。
…どうしたんだろう……
ものすごく心配だ。
一応、聴診と検温だけする。
聴診は朝と変わらない。
だけど……
ピピピピピッ♪
ピピピピピッ♪
「っ…………」
俺は体温計の表示を見て絶句した。
そこに表示されていたのは
42.8
いくらなんでも、体温が高すぎる。
このままだと、命に関わる。
今すぐ熱を下げないと。
ナースコールですぐに冷えピタと大量の保冷剤を頼む。
解熱剤は、陽向を呼べば、多分察してくれるだろう。
"はい。どうしました?"
「清水です。すみません。至急、冷えピタと保冷剤、出来るだけたくさん。あと、モニターと、佐伯先生、呼んでもらえますか?」
"はいっ。わかりました。"
連絡を終えて、俺は今出来るだけの処置をする。
これ以上体温を上げないように、とりあえず、布団を捲って、それから、風通しを良くするために、服を開けていく。
「朱鳥、ごめんね。ちょっと恥ずかしいかもしれないけど、服開けるね」
それから、病室に置いてあったタオルで朱鳥の額の汗を拭き、それから洗面所でタオルを濡らして、朱鳥の額に当てる。
そして、看護師さんが来るまで、朱鳥の手をギュッと握っていた。
「ごめんね。ごめんね。辛かったね……」
そう言って病室に入るも返事はない。
寝てるのかと思い、朱鳥の近くに行く。
だけど、なにか様子が変だ。
「朱鳥?」
朱鳥は、頭を抱えて目を瞑っている。
寝てるの?
心配になり、少し呼びかけて、起こしてみる。
…それでも朱鳥は目を覚まさない。
揺すっても肩を叩いても起きない。
もしかして……気を失ってる!?
「朱鳥っ?朱鳥っ?」
本当に気を失っているようだ。
…どうしたんだろう……
ものすごく心配だ。
一応、聴診と検温だけする。
聴診は朝と変わらない。
だけど……
ピピピピピッ♪
ピピピピピッ♪
「っ…………」
俺は体温計の表示を見て絶句した。
そこに表示されていたのは
42.8
いくらなんでも、体温が高すぎる。
このままだと、命に関わる。
今すぐ熱を下げないと。
ナースコールですぐに冷えピタと大量の保冷剤を頼む。
解熱剤は、陽向を呼べば、多分察してくれるだろう。
"はい。どうしました?"
「清水です。すみません。至急、冷えピタと保冷剤、出来るだけたくさん。あと、モニターと、佐伯先生、呼んでもらえますか?」
"はいっ。わかりました。"
連絡を終えて、俺は今出来るだけの処置をする。
これ以上体温を上げないように、とりあえず、布団を捲って、それから、風通しを良くするために、服を開けていく。
「朱鳥、ごめんね。ちょっと恥ずかしいかもしれないけど、服開けるね」
それから、病室に置いてあったタオルで朱鳥の額の汗を拭き、それから洗面所でタオルを濡らして、朱鳥の額に当てる。
そして、看護師さんが来るまで、朱鳥の手をギュッと握っていた。
「ごめんね。ごめんね。辛かったね……」