ある雪の降る日私は運命の恋をする
救急に来てみると、大量のけが人が居た。

子供もいるらしく、俺は重症の子供から診るように言われた。

「患者は?」

「16歳の女の子です。バイタル安定、意識は不明です。」

「わかりました。」

救急の服に着替えながら、情報をもらう。

女子高校生か…

これから、楽しい時なのに可哀想だな…

そう思いながら、患者の所へ向かった。

すると、そこには、見覚えのある顔があった。

「先生っ、こっちです。お願いします。」

「は、はい。」

俺は、大きく動揺した。

運ばれてきた女の子は朱鳥ちゃんだった。
< 426 / 505 >

この作品をシェア

pagetop