ある雪の降る日私は運命の恋をする
「ねぇ、朱鳥」

「ん?どうしたの?」



街中のビルの高い所にあるレストランで食事を終え、俺はおもむろに口を開いた。

心臓の音がうるさい。

手に持っている指輪の箱をもう1度見て

大きく深呼吸をする。




















「朱鳥、俺と結婚してください。」
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