ある雪の降る日私は運命の恋をする
「朱鳥、はいこれ。一時帰宅祝いのプレゼント!」

「なーに?これ?開けてもいーい?」

「うん、開けてみて?」

綺麗にラッピングされた、大きな袋を開けていく。

「わぁ!!」

その中に入ってたのは、私が雑誌で見ていた洋服。

それに、お揃いのネックレスまで!

「これ、私に!?」

「うん、朱鳥こーゆーの好きだったかなーって思ってさ」

「うん!!私、これ前から欲しかったの!ありがと!」

喜びで、楓摩に抱きつく。

「でも、これ高かったんじゃない?」

「いいの、いいの!俺があげたかっただけだからさ!」

「ありがとう!大好き!」

「良かった!これからも、一緒にお出かけして服とか買っていこうな!」

「うん!」

楓摩には、本当なんでもわかっちゃうんだな。

私のこと、一番に理解してくれてとっても優しいんだな。

そう思えた。
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