ある雪の降る日私は運命の恋をする

「うん。ありがと！まだ、詳しく検査してみないとわかんないけど、多分大丈夫だよ。問題ない。じゃあ、最後に一つだけ。喘息って持ってる？」

喘息？

あー、あの咳とかのやつかな？

「いや、ない…かな？あんまり、わかんないから……」

「そっかー。えっとね、さっきの診察の時に少しだけ喘息が聞こえたんだ。もしかしたら、喘息になってるかも知れないから、明日詳しく検査させてね。」

「うん。わかった。」

「じゃあ、今日は安静にしてるんだよ？俺は仕事があるから行くけど、具合悪くなったら遠慮せずにナースコールで呼んでね！もう少しで朝ご飯くると思うから、ちゃんと食べるんだよー！」

「はーい！」

「じゃ、また後で来るね！」

そういって先生は笑顔で戻っていった。