ヘタレ王子様の裏の顔




「あのね?三代美人と噂される2人に挟まれる私ってなんなんだろうなぁって」



「…え。何言ってるの?ミオちゃんだってそうじゃない」



…?どういう意味だろう。



私が…なに?



「マナ、この鈍感ミオに言ったって無駄よ」



雑誌を読んでいた美希ちゃんが顔を上げる。



その際にハラリと落ちた髪をさりげなく耳にかけるその姿は…



「「色っぽいよ、姉さん」」



見事に愛菜ちゃんとハモるほどです。



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