MARK HOUSE



Azu)って感じで最低な人だったんです

MaRi)そうだったんだ

Azu)私は応援して欲しかっただけなんです。それだけなのに、それさえも叶えてくれなくて。

MaRi)そんな人がなんで今更現れたんだろう

Azu)たしかにそれは分かりません

MaRi)まぁ、気にしただけ無駄か。
MARKの一員としてこれからは活躍していくの。一緒に頑張ろ。

Azu)はい!あの、MaRiさんは本当に彼氏いないんですか?

MaRi)うん、もうずっといないよ。最後にいたのは一年半前かな

Azu)なんで別れたか聞いていいですか?

MaRi)私の場合は気持ちのすれ違いかな。むこうは結婚したかったらしいんだけど、私はまだしたくなくてプロポーズを断ったんだよね。それで、別れたの。

Azu)結婚したくないんですか?

MaRi)三十すぎるまではいいかなって

Azu)なるほど

MaRi)まぁ今では彼氏さえも邪魔に感じて作らないんだけどね、でもいないと寂しいのよね

Azu)私も当分は...

MaRi)あら、そういう子に限ってすぐ作るんだから

Azu)そんなことないですよ

MaRi)ふふっ。...ココアおいしいね

Azu)そうですね、冷たいココアも夏には最高です。


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