Disposable Destruction
そこへ。

「!!!!!」

ジェイソンの、ニコライの射撃!

マクナイト、そしてアランを取り囲んでいたタスクフォースの兵士達が怯む。

「どうせこうするつもりだったんだろ?」

バニングの顔を見るジェイソン。

驚いた顔をするバニングに。

「彼は傭兵として利用価値がある。恩を売っておいて損はない。それに…傭兵ならば金を積めば、こちらについてくれるかもしれん」

ニコライが淡々と言ってのけた。

金さえ積めば、裏切りさえもまかり通る傭兵の世界。

一国の大統領とはいえ、彼はDisposableと行動を共にする事で、その事を熟知していた。

< 107 / 142 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop