Disposable Destruction
その時だった。

「伏せろ!」

ジェイソンが叫ぶ!

同時に突然Disposableに襲いかかる狙撃!

バニング達は、各々建物の陰や物陰に隠れて身を守る。

「応戦しろ!」

物陰から銃口だけを出して発砲するバニング。

ハルも遮蔽物を利用し、死角から敵を撃つ。

敵は少ないながらも、かなりの手練れのようだった。

無駄撃ちせず、的確な射撃でバニング達を狙ってくる。

決して焦って仕留めようとはせず、淡々と追い詰めていき、最期にはトドメを刺そうという、一種機械的な攻撃にさえ思えた。

歴戦の兵士か。

グリーンベレー上がりのバニングや、SAS出身のジェイソンは、自分と同じような匂いを感じ取っていた。

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