CLASS GAME
西条さん
沙希とのことがあって、すっかり鞠のことを忘れていた私は普通に教室へ戻った。
扉を開けると教室の真ん中辺りにいた鞠が駆け寄って来た。
「あ、結衣ちゃん!さっきはごめんねぇー、嫌な思いさせちゃった⁈」
さっきの雰囲気とは打って変わって友好的な態度で接してきた鞠に戸惑っていると西条さんがやって来て、何があったのか説明してくれた。
どうやら西条さんが鞠を教室から連れ出した時に、私に冷たい態度をとった鞠を注意していたらしい。
「鞠は悪気があってあんな態度をしたわけじゃないの。ただ、元から警戒心が強いから外部から来たあなたを警戒していただけなのよ、ごめんなさいね。」
西条さんが鞠の保護者のようにみえた。
「気にしないでいいよ、全然大丈夫だから!」
「ほんっとごめんねぇー!椿から聞いたの、結衣ちゃんいい子だって。椿がいうんだから私も安心♪」
鞠がにこにこしながら西条に抱きつく。
よほど仲がいいんだなぁ、そういえば西条さんグループのもう1人の子は休んでるって言ってたけど‥誰なんだろう。
扉を開けると教室の真ん中辺りにいた鞠が駆け寄って来た。
「あ、結衣ちゃん!さっきはごめんねぇー、嫌な思いさせちゃった⁈」
さっきの雰囲気とは打って変わって友好的な態度で接してきた鞠に戸惑っていると西条さんがやって来て、何があったのか説明してくれた。
どうやら西条さんが鞠を教室から連れ出した時に、私に冷たい態度をとった鞠を注意していたらしい。
「鞠は悪気があってあんな態度をしたわけじゃないの。ただ、元から警戒心が強いから外部から来たあなたを警戒していただけなのよ、ごめんなさいね。」
西条さんが鞠の保護者のようにみえた。
「気にしないでいいよ、全然大丈夫だから!」
「ほんっとごめんねぇー!椿から聞いたの、結衣ちゃんいい子だって。椿がいうんだから私も安心♪」
鞠がにこにこしながら西条に抱きつく。
よほど仲がいいんだなぁ、そういえば西条さんグループのもう1人の子は休んでるって言ってたけど‥誰なんだろう。